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君と出会って

5 - 一人の人間

♥

5

2025年07月18日

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いよち~、見てる、?

↑リア友




「僕だって一人の人間なんだよ」


本当はそういう事が言いたい。



でも、僕が言うと…


周りに気を使わせてしまう。


水「~~ッッポロポロ」


こんな生活…


僕はもう、疲れたよ…ッ


もう、生きるのもやめよう。


僕はそもそも残りが限られてるんだから。


そう思って屋上に来た。




自殺しようと思った。


だって、もう限界だから、


でも邪魔が入った。


僕より年上っぽくて…


高校生くらいの男の人。


こんなところに来てどうしたんだろ…


青「おい、誰かいるのか…?」


あ、どうやら見つかっちゃったみたい…


青「おい、何やってんの?」


そんなこと聞かれても…


自殺するなんて言うわけにもいかないし、


水「あ、あわわ…ポロ」


あ、あれ…?


口に出してしまうと涙が止まらなくなる。


青「お前、大丈夫か…」


水「う゛ぅッ…ポロポロ」


知らない人に泣いてる姿を見られるなんて


僕はどんだけ惨めなんだろう。


青「あ、俺でよかったらやけど…話し聞くで」


僕もこんなに優しい人に生まれたかったな


今は逆にその優しさが身にしみて


自分の無力さを実感させられる。


水「あ゛ぁッ…ポロポロ」


僕は悲しみよりももっと深い感情に陥った。





青「ゆっくり話してみ…」


その人のその優しい言葉に僕はペースを乗っ取られていた。


言わないつもりだった言葉が口から出てくる。




水「死にたい゛…ポロポロ」

人の前でこんなこと言うのはおかしいってわかってる。


でも、少しでもいいから僕自身を見てほしかった。




青「そうか…そうやんな…。」


僕のどんな言葉でもその人は優しく受け止めてくれる。






僕はこの時、初めて1人の人間として認められたような気がした。

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