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ak視点
時刻は10時半
まわりには酔っぱらってる人やデートのカップルなどそういう人が溜まりはじめていた
帰った方がいいのだろうか
帰ったとしても俺はちゃんと目を見ていつも通り話せるだろうか
そんなことを考えながら歩いていると、突然腕を掴まれた
『!?』
[ねー君、男の子?俺らとお茶しない?]
俺の腕を掴んでたのは背の高くて少しポッチャリしている男性、そして、そのとなりには背は高いが、痩せ細っている男性がいた
『…急いでるんで』
[そんなこと言わないでさー、君さっきからずっとここら辺うろうろしてるよね?]
『無理なのは無理です』
<釣れねーなー…>
俺が去ろうとしたとき、強く引っ張られた
『おわッ!だから!急いでる…ッ』
ドゴッ!!
『い”ッ!?』
[何その顔…そそるわぁ…]
おもいっきり腹に蹴りを入れられた
たっていられなくて俺がうずくまってると、二人はにこにこしながらこっちにきて、俺を立たせようとする
『離、ッ!してください!』
<抵抗すんな、また痛い目みてぇのか?>
『…ッ!』
怖い、やだ、誰か助けて…
「おい」
突然聞き覚えのある声が聞こえてきた
[あ”?なんだおめぇ]
「さすがに見過ごせなくてね、その子の手、早く離せよ」
[お前には関係ないだろ?]
「関係あるけどさ、そういえば君たちこの間もトラブル起こして警察沙汰になってるよね?このこと警察に言ったらどうなるかなー?」
<ちッ!…帰るぞ!>
[え、でも…]
<いいから!>
そういって二人は走り去ってしまった
『…ぁ』
あいつらが去ったのを確認してから、ふわっちはゆっくりこっちに歩いてきた
そうしてうずくまってる俺の前でしゃがみこみ、手を伸ばしてきた
「帰ろっか」
『…うん』
俺はその手を握り返した
fw視点
正直俺は今めっちゃ怒ってる
あきなが蹴られていたのはほんとはみていた
だからやり返してやろうかと拳を握りしめていたが、あきながそれを嫌がるだろうと思い、なんとか抑えた
あきながなんで夜遅くまであんなとこにいたのかは分からない
でも、聞く必要はあまりない
理由がないから
俺が早く帰ってこいって言う理由も、どこにいってたのかと聞く理由も俺にはない
けれど、分からない、ですませたくない
あきなのことをもっと知りたい
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