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「「「「なっ…!!?」」」」
このことには近くにいたシャンクスら赤髪海賊団一行もびっくり。
なぜなら今エマが使ったものこそ紛れもない
____________覇王色の覇気
威力こそ弱く、誰一人として倒れなかったがヒグマは背筋が凍るような感覚に至った。
「………ケッやめだ。こいつらに関わると、ろくな事ない
じゃあな、腰ヌケ共。酒がねェんじゃ話にならねェ、別の町へ行くぜ」
気迫に怖気付いたのか、はたまたホントに興味が無くなったのかは定かではないがヒグマは捨て台詞を残してBARを後にした。
『こわかった……』
「エマ、大丈夫!?本当に良かった……
船長さんも大丈夫ですか!?ケガは?」
「あーーー大丈夫、問題ない。エマは大丈夫か?助けてやれなくてすまなかった……」
『びっくりしたけど大丈夫』
「それにしても…ぷっ」
「っだーーーっ何てざまだお頭!!」
「エマより情けねェじゃねェか!!あっはっは」
「はでにやられたなァ!!」
へたりとエマは体の力が抜け座り込むと、マキノはエマとシャンクスに近づき心配する。
そしてシャンクスが笑い始めるとこのBARにも再び活気が戻ってきた。
周りの雰囲気によりエマの気持ちも明るくなっていく。
ただルフィは納得してないようだった。
『へへへっ』
「はっはっはっはっは!!」
「なんで笑ってんだよ!!!」
「ん?」
「あんなのかっこ悪いじゃないか!!!なんで戦わないんだよ
いくらあいつらが大勢で強そうでも!!あんなことされてエマが危険になって笑ってるなんて男じゃないぞ!!!海賊じゃないっ!!!」
「……………
そりゃエマに手を出されそうになった時はおれだって殴ってやろうとは思ったが……
おれ自身はただ酒をかけられただけだ。怒るほどのことじゃないだろう?」
シャンクスがこういってもルフィは納得してないようで、くるりと体をひっくり返してエマの手を取り、店を出ていこうとする。
シャンクスは「おい、まてよルフィ……」ととめるがルフィは「知るかっ!!」と怒って行ってしまう。
ルフィの手をガシッと掴んでシャンクスは止めたが次の瞬間、このBARは驚きに包まれる。
____________ルフィの腕が伸びた
「ん?」
「「「「な…!!?」」」」
「手が伸びた…!!!こりゃあ……!!」
「まさかお前」
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