俺は世界樹の精霊ってやつらしい
ついさっきまで知らなかった知識だ
5分前
本を拾った
「…………なんだこれ」
知らない知識が沢山入っているソレ
でも何故か字が読めていて、内容も理解出来ている
───嫌だな
そんな感情が頭の中に渦巻く
何にもない生活に刺激が入ったからだろう
あまり良くない気分のまま この本をどうしようかと悩んでいた時
ガサッ
葉をかき分けて小枝をふむ音が響く
音的に4,5人と言ったところだろう
───ピタッ
こちらに気付いたのだろう
隠れる気も攻撃する気もなくゆっくりとそちらに目を向ける
「(…いやメンツ濃いかよ)」
なんか黄色い豚と緑のお化けとガストとイカと………………、
「……にんげん?」
「イヤどっからどう見ても俺ら人間やろ」
ツッコまれた
……………………、……。
「………ぽまえらはだれ?何しにきたの」
「へントーしだいでは ころす」
確かな殺意を乗せて言葉を放つ
「私たちは敵ではありませんよ」
「……信じらんない」
「第一私たちは迷ってここに来てしまったのです」
「……💦…………えっーと……でも幸運でした!こんな綺麗な世界樹と巡り会えたんですもん」
──────ん??
と いう事があったのが5分前、
ちなみに俺から見て左から
きょーさん、コンちゃん、レうさん、緑君、近海さんだ
「ねぇねぇ」
「…んー?」
「どしたの コンちゃん」
「らっだぁはさ、ずぅーっと此処に居るんでしょ?」
「……ん!」
「じゃあさぁ、俺らもここに住んでいい?」
「……へ?」
俺はそこまで感情表現が上手くない
けど、この時ばっかりは驚いた
さっきまで騒いでいた後ろの4人が静まり地面に座っている俺を囲みだしたのだ
「えッ…ちょ」
「なになになに……こわいよッ…?」
スルッ……
「ピクッ…」
「……可愛いねぇー、?」
「…へッ………??」
「…ムスッ」
「ギュ〜!」
「わわッ…レうさん?? ホントに皆どーしたの……?」
「……らっだぁは俺らが居なくなったら」
「寂しくないの……?」
「ッ……寂しいとか、俺には分かんないよ」
「………けど…考えただけで 心臓痛いッ感じにはなるかな、?」
「!!」
「ソレを寂しいっテイウンだよ」
これを…………??
「感情ってめんどくさい…!」
「ぷっ」
「あはははwww」
一斉に笑いだした……!
…仲良し………………
「それじゃ、その感情が整理出来たら返事頂戴? 俺ら、それまで待ってるから」
「マァ、明日モ来るンだけどネ」
「ッ!✨」
「ほんと!」
「ふふっw逆に行ってもいいですか?」
「ッ!! ブンブン」
「もちろん……!」
「ほんじゃ おいとま致しますわ」
「次は菓子持って来たるから 楽しみにしとけよ?」
「うん!」
あぶねぇ〜〜
た、食べられるかとおもったー、!
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