リクエストありがとうございます.ᐟvutgです.ᐟ
vuくんの口調が行方不明です.ᐟすみません.ᐟ.ᐟ
vu視点
今日の体育は持久走だった。
ちぐが苦手なのは知ってたけど、予想以上にフラフラでゴールしてきて、俺は思わず笑ってしまった。
vu お疲れ、ちぐ。ちゃんと走りきったじゃん
tg 俺、ばぁちとゴールしたかったのに……
拗ねた声。前髪の隙間から見える瞳は、悔しそうで、少し寂しげだった。
ゴールテープはちぐがゴールする直前に片付けられていた。
tg テープ、もうなかった……
vu そっか。じゃあさ――代わりに、”これ”で切る?
俺はそう言って、ちぐの前にしゃがみ、そっとおでこに手を添えた。
少し汗ばんで、でも熱が残るその肌に、優しく触れる。
vu ここにあるってことにして。俺の”気持ち”、ちぐに届いたよっていう意味で
ちぐが目をまんまるにする。
tg え、ばぁち…?
vu俺、お前のこと、好きだよ。ずっと、目で追ってた。
その真っ直ぐなとこも、あったかい声も、たまにすねるとこも――全部
一瞬の沈黙。
ちぐの顔が、みるみるうちに赤くなる。
tg ば、ばぁち……俺、そんなの、っ反則⸝⸝⸝⸝
小さく震える声。だけど、その目は嬉しそうで、俺の手をそっと握り返してきた。
tg じゃあ、俺もばぁちのゴールになれるように、もっと頑張るから……見てて?
俺は黙ってうなずいた。
ちぐが俺の告白を”受け取って”くれた。
それが何よりの証だった。
そして――
ゴールテープがなかったからって、意味がなかったわけじゃない。
たしかに今、俺たちは一つの”ゴール”を切った。
でもそれは同時に、これから二人で進んでいく”スタートライン”でもある。
君となら、走っていける気がする。
たとえ道がどこまで続いていたって。
終わり.ᐟ.ᐟ
リクエストありがとうございました😖🙏🏻💞
他にリクエストがある方はコメント欄にお願いします.ᐟ
コメント
4件
ばうちぐ好きだなーリクエスト答えていただきありがとうございます! 次も待ってます!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
んゎ 、! 尊い ~ .ᐟ.ᐟ vutgも い ~ ね !