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一通り、何となくどう行動すればいいのかわかりました。
────15分前
ひとまず、ここら辺を探索しますk──、
「ズドンッッ」
は、はい?いや今、空から落ちてきましたよね?てか、なんですかこの箱。宝箱…ではなさそうですね。開けてみますか?勝手に開けていいんでしょうか…。でも、タイミングよく空から落ちてきましたもんね。きっと、なんか入っているんでしょう………多分。
「う…ほんとに大丈夫なんでしょうか……。でも、開けるしかありませんよね……。」
そう思いつつも、今開けないと、進みませんよね。開けるしかないんです。開けるんです、日本……!
「ギィィィ」
……本?随分新しい……まさか、転生した理由が書かれていたり……?!
────ここに転生した者へ。
この世界から抜け出すには、七つの宝を集め、「奇跡の大木」にたどり着くこと。
この本と一緒に地図があるはずだ。それを頼りに宝を集めたまえ。宝を集めたからって、元の世界に戻るも、戻らないも君次第。無事を祈るぞ……。
……さすがに書かれているわけないか…。だけど……元の世界に戻る方法!これが分かれば…、元の世界に戻れるんですよね?!つまり…この七つの宝を集めればいい。そうと決まったら、この地図を頼りに探しに行きますよ〜!!
────現在
しかし、まぁ……そう簡単に集められるわけないですよね……。今、私が目指しているのは、1番近い「炎の祭誕所」という場所です。南に歩いていけば着くんですけど…1番近いからと言ってすぐ着くわけでもなく、かれこれ1時間ぐらい歩いています。しかし…「炎の祭誕所」への道のりの約13分の1しか進んでいないという恐怖。他の場所はどのくらいの時間がかかるんですか……。このままいくと、13時間かかりますね。
ちょっと休憩……。さすがに死ぬ。あれから1時間半。出発から2時間半歩き続けるのはサラリーマンにはきついですって……。まぁ、でも……結構進んだんじゃないんでしょうか…。「炎の祭誕所」までの道は、森ですから。思ってるよりきついですよ。今、休憩しているのは道の途中にあった湖?みたいなところです。ここの水美味しいんでしょうか…。飲みたいけど、ちょっと抵抗が……。あれ?
────!──?!
…なにか聞こえる……。なんでしょうか。見に行ってみます……?
「だからッ!おめえの道案内が間違ってるせいで迷子になってんだよ!!」
「はぁ?我のせいにするなアル。お前が勝手に我に着いてきたんダロ?」
い、言い合い?随分背が高い人と、私よりちょっと高いぐらいの人がいますね…。
「ガサッ」
……あ。しまった。
「「…あ”?…お前だれ/アル……」」
お、終わりました……。助けてください!身体が固まって動けません……、!
「おい、聞こえてるアルか?誰かって聞いてるアル。」
「あ、え…ぁ……」
「ちょっと待って。お前が持ってるの……地図?」
ち、地図?この人、地図に目をつけました?な、なんで……あ。そう言えば迷子になってるとか……言ってた気がしますね…。
「…ち、地図です!」
地図が欲しいんですよね?…あれ、黙ってる……。もしかして、別にいらなかった……?
「助かった!ちょうど迷子になってるんだ。コイツのせいで……。」
「お前耳ついてるアルか?お前が勝手に着いてきたんだろって言ってるアルよな?」
け、喧嘩……。喧嘩は苦手です。だって、弱いんですもん……。
「お、お二人はどちらに向かっているんですか?」
「……炎の祭誕所。」
……え。目的地と一緒……。じゃあ、この人たちは、地元の人か、冒険者?そうとなれば話は早いですね……!
「私もそちらに向かっているんです!良かったら一緒に向かいませんか?!ここら辺初めて来て分からないところだらけd──。」
「いいアル。で…お前の名前は?」
…さ、遮られた。さすが…なんか強そうだし。この人には逆らったらダメだな……。
「に、日本です…。」
「日本か…俺、韓国。」
「……我は中国アル。」
背が高い方が中国さん。もう1人が韓国さん。……この人たち漫画に出てきませんでしたよね…?
なんか、おかしくないですか……?
※この物語に出てくる、地域名などは、私が適当に考えたものですので実際のものと関係ありません!!
コメント
2件
フォロー失礼します!!めっっっちゃ好きです!!!
第2話、読み終わりました!まず「日本」って名乗ったところで「ん?」ってなって、そのあと韓国さんと中国さんが登場して「あ、そういうことか!」って気づきました。国名を個人名にしてキャラ立ちさせるの、すごく面白い仕掛けだなって。しかも二人とも迷子で喧嘩中ってギャップがいいですね。一緒に旅することになりそうな空気で、今後の3人の掛け合いが楽しみです。設定の遊び心、好きですよ!