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※ トレーナーは女として書いています。
異次元の逃亡者 サイレンススズカの夢
「トレーナーさん、、分かっているとは思うけれど、私は先頭の走りを誰にも見せたくない。自由に走りたいの。」スズカが言った。
私は悩んだ。自由に走らせてあげた方がいい。けれど、夢のような走りは一度でも失敗してしまうと夢はなくなる。だがスズカのやり方で走らせる事にした。
「スズカ、今までその走り方は危ないと思っていた。だが、今度からは夢の走りを見ている人に届けよう。」
「分かりました。」
こうしてスズカとの伝説が始まった。
「スズカ、次のレースは『バレンタインS』にしよう。」
「レースに向け頑張ります。」
スズカが練習していた時、突然エアグルーヴが声をかけてきた。
「スズカのトレーナー、スズカの走り方を変えたのか。いい走りだ。」
私は、「スズカはこの走りが1番だな。」と言った。
「そうだな。」エアグルーヴはこの一言をいい練習をしに行った。
話をしているうちに、スズカは練習を終えたみたいだ。
スズカが「トレーナーさん、今度の連休一緒にお出かけしませんか?」と言った。
ーーーーーーーーお出かけ当日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
集合時間に間に合い、無事スズカとレースをみていた。 11Rの根岸Sが接戦ですごいと話していた時、、
と声が聞こえた方を見ると実家へ戻っていたスペシャルウィークが来ていた。
「スペちゃん、実家はどうだった?」スズカが言った。
す「楽しかったよ!スズカさんとトレーナーさんはどうしてここへ、、?」とスペシャルウィークが言ったので、私が連休だから一緒にお出かけしていた事を伝えた。すると、、
「トレーナーさんずるいですっ!私もスズカさんとお出かけしたかったです‼︎」と怒り気味に言った。
スズカが「スペちゃん、今度お出かけ一緒に行きましょ?」といい、スペシャルウィークはご機嫌だった。 こうしてお出かけ(?)は無事終わった。
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スズカのレースまであと数日、レースの枠が決まり、見てみると、、
「トレーナーさん、どうやら運が悪かったみたいですね、、」とスズカが言ったが、
「でもまた勝ちます。」
私はスズカ、思いっきり走ってきてね。と心の中で呟いた。
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レース本番
スズカは気合いが入っている。なぜなら、今回はエアグルーヴ、スペシャルウィークが観に来ているか
らだ。 *大外8番だがスズカは1番人気。レースが始まりスズカは誰もが夢に見た*大逃げをし、見事に4馬身差の圧勝。観客席からは大声をあげ、騒いでいた。 ウイニングライブの前、スズカは私に「次ーも絶対勝ちます。大逃げで。」と言い、ライブへ向かった。 ウイニングライブで観客はスズカに向け、「大逃げすごかったぞ!」や、「もっと夢を見せてくれ!」などと応援をし、スズカを輝かせた。
「異次元の逃亡者」サイレンススズカの伝説の幕開けだ。
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