凛、その他「」 冴『』
冴『取り敢えず明日から常に一緒にいよう。』
凛「なんで?」
言ってしまったら凛は怯えてしまうか?
伝えたら凛は俺に迷惑をかけないようにと、一人で行動するかもしれない。
なら敢えて最低限何も言わずにいた方が凛には一番いいのか?
冴『不安だから、暫くは一緒に居て欲しい』
凛「分かった、問題は…解決したんだよね?」
冴『ッ…一応、ボロクソ言って帰らせた。でも彼奴ならまた襲われても可笑しくない。』
凛「だな、」
冴『今日はもう寝ろ、そんで今日の事忘れちまえよ』
凛「そんな簡単に忘れられる訳ないだろ」
冴『まぁ、俺はもう自分の部屋戻る』
凛「ぁ、にいちゃ、」
冴『なんだ?』
凛「たまには昔みたいに、い、一緒に寝ない? 」
冴『…たまには良いかもな』
凛「…!やった!」
可愛いなんだよこの生き物は、拉致りたい。
冴『流石に狭いな』
凛「兄ちゃん足まで布団被ってる?」
冴『ん、ちゃんと入ってる』
凛「俺足出てんだけど、」
冴『マウントか?』
凛「いや事実だよ」
冴『身長30センチぐらい縮めるぞ』
凛「出来ないでしょ…」
寝た、早い気もしたけど今日やばかったし疲れてたのか。
冴『凛、まだか?』
凛「後靴下履くだけ〜!」
兄ちゃん、なんで今日はこんなに早いんだ?
いつもはギリギリまで家にいる癖に。
冴『行くぞ』
凛「あ、うん」
凛「こんな早く門通るなんで初めて」
冴『俺もだ、まさか門が開いてるなんて思わなかったけどな』
凛「こっからどうするの?」
冴『何か案が出るまで一緒に保健室だな』
凛「授業受けねぇのに学校来る意味あんの?」
冴『サッカーしてぇかなって』
凛「兄ちゃんはいいの?」
冴『俺は凛の方が大事だから』
凛「、ふーん…」
なんか分かんねぇけど凄く嬉しい。
他の奴にこういうこと言われても、なんとも思わなかったのに。
本当に最近どうしたんだよ俺。
士道「おーい♡」
凛「は、?」
冴『なんで居るんだよ…』
士道「酷いなぁ♡歩いてたら前に二人が見えたから走ってきたんだよ?♡」
凛『まだ六時半だぞ、登校時間七時半なのに可笑しいだろ』
士道「二人はいるのに?」
冴『お前先行けよ』
士道「えぇ♡冴ちゃん一緒に行こうよ♡」
冴『無理、どっか行け』
士道「残念♡まぁいいや、またね〜♡」
凛「兄ちゃん早く行こう」
冴『だな、保健室でも最低限離れるなよ。』
凛「うん、」
(思ってたよりちょっとだけ長くなった。今回はですね、 Just a friend です✌)
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コメント
4件
♡押してったらぐちゃぐちゃになっちゃった、笑 ごめんね、読むの遅くなって。ちょっと 色々あって… 冴さんめっちゃ優しい🥺 しどちゃんもなんで その時間にいたんだろ? やっぱり凛ちゃん? 続きも待ってるね!