凛、その他「」 冴『』
凛「ずっと保健室で暇だな」
冴『取り敢えず作戦を練るぞ』
凛「作戦って言っても何を考えるんだよ」
冴『士道から離れる方法?』
凛「何気に家近いし学校でも兄ちゃんは同じクラスじゃん、結構彼奴身近に居るぞ」
冴『だからどうやって切り離すかを考えんだよ』
凛「そんな簡単に切り離せるか?」
冴『サッカーでも似たような事言うのか?』
凛「なっ、」
冴『言わないだろ?そういうことだ』
いやどういうことだよ。
兄ちゃん顔に出てないだけでなんか必死だよな。
最近本当に可笑しい気がする。
俺の事ばっかりで大丈夫か?
俺は一人で大丈夫って証明しないと。
凛「結局なんも思いつかなかったな」
冴『すぐに出ると思ってたけど案外思いつかないもんだな』
凛「もう帰ろ〜」
冴『待て、消しゴムどっかいった。』
凛「じゃあ先門で待ってていい?」
冴『いや、危ないから一人にはなるなよ』
凛「別にまだチャイム鳴ったばっかりだから人来ることないだろうし、俺も別にそんなに弱い訳じゃないから大丈夫」
冴『でも、』
凛「それに兄ちゃんならすぐ来てくれるでしょ?」
冴『、分かった。見つからなくても誰か来たらすぐ行くから』
凛「うん」
俺だってサッカーで鍛えてるし何かあっても抵抗出来るだろ。
門で何も考えずにただ立っているだけ。
足音が聞こえて振り返る。
凛「兄ちゃん、はや、かッ?!」
???『ちょっと寝ててね〜♡』
抗う間もなく俺は眠ってしまった。
何が抵抗出来るだよ、全然駄目じゃねぇか。
行けるって思ってても何も出来ない、これが現実なんだな。
そんな自分が哀れだ。
それになんで彼奴が此処に居たんだよ。
自分で大丈夫って言ったのに、兄ちゃんに助けて欲しいなんて、我儘だよな。
こんな時までずっと兄ちゃんで頭がいっぱいだ。
今分かったかもしれない。
俺はずっと、、
兄ちゃんが好きだったんだ。
(???は誰でしょうか、簡単かな?今エビカニクスが頭から離れない笑)
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コメント
5件
ん〜、、しどちゃんっぽい! いやはや、へなちゃんの作品神様的存在(?)すぎて大好き~!!!!💕 続き 待ってるね!