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或る日 、 乱歩裙が廊下でプラプラ歩いている処を見かけて 、 久しぶりに乱歩裙に話をかけた
太 「 ねぇ 、 ら ッ 、 乱歩裙 、」
乱 「 ん ? 」
太 「 あ ッ 、 あの 、 」
太 「 与謝野彡と 、 にこにこ話してて 、 」
早く云わないと 、 乱歩裙が困ってる 、
乱 「 うん 、 ? 」
太 「 嫉妬 、 しちゃった 、 御免 、 」
乱 「 え 、 」
乱 「 “ かわいい ” (( 照 」
かわ 、 かわいい 、 ?
太 「 ぇ 、 ? 」
僕は “ かわいい ” と云う言葉で腰を抜かしてしまった
何故か 、 乱歩裙から云われると物凄く頬が赤くなったり 、 おどおどしてしまう
乱歩彡 side :
最近ずっと僕を避けていた治が急に僕に駆け寄ってこう云った
太 「 嫉妬 、 しちゃった 、 御免 、 」
嫉妬 、 ?!?!
と頭がいっぱいになって 、
咄嗟に思った事を云ってしまった
乱 「 “ かわいい ” (( 照 」
僕が云うと治はおどおどしつつも頬を赤く染めていた
不意にも其れを又かわいいと思ってしまった
太宰彡 side :
僕は乱歩裙から “ かわいい ” と云われて腰を抜かした
数秒の後 、 頬が凄く赤くなっていると気付き
抜かした腰を戻して其の場から逃げ出してしまった
其の瞬間に ” あ ッ 、 “ と声を漏らしていた乱歩裙の事を構わず海辺に走っていった
走っている途中に与謝野彡に出会ってしまった
与 「 太宰じゃないかい 」
与 「 そんなに焦ってどうかしたのかい ? 」
与謝野彡は焦っている僕に問いをかけてきた
僕は焦っている所為なのか 、
適当に答えを返してしまった
太 「 逃げてる !! 」
そう言い捨て僕は海辺の近くへ走りに走っていった
やっと海辺に着いた
綺麗に光っていた
鬱陶しい程に輝いている満月が
紺色に染まった海へと綺麗に映り込んでいた
太 「 何時か乱歩裙と一緒に肩を並べて 、 」
そんな思ったことがぽつり 、 と声に出た
? 「 今から見よう 」
僕は誰かに話しかけられたと思い肩を震わせてしまった
其れに気付いたのか 、 僕の隣に来て顔を見せた
乱歩裙だった
乱歩裙は又 、 最初に話した時にしてくれた微笑みを僕にかけてくれた
僕に微笑みをかけてくれた事がすっごく嬉しくて 、 乱歩裙に僕の気持ちを伝え様としたその時 、 乱歩裙が口を開けて 、 僕に云ってくれた
乱 「 ______ 」
♡ → 10 ( ( 多くて申し訳ない 🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️