テラーノベル
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🍥「イブちゃんが水持ってきてくれたけど飲める?」
🗝「あ…ありがとうございます」
ローレンはアルコールが抜けきらず身体が寒くなったり熱くなったりを繰り返していた。頭もふわふわしており夢の中にいるような感覚だった。
すると様子を見ていたnqrseがローレンの頬や首を手でぺたぺたと抑える。
🍥「この感じ熱もあるんじゃ…」
🎲「ローレン!!」
聞き慣れた声にローレンはパッと顔を上げる。
🗝「くっさん…?」
頬を赤くしたローレンを見て葛葉は膝をつき、息を整えながら顔を触る。
🍥「あ、あのイブちゃんが言ってた迎えの?」
葛葉はローレンに触れているnqrseを気にしない素振りで「はい」と答える。
💧「あ!葛葉!ごめん急に電話掛けて」
ローレンのベースと荷物を持ったイブラヒムがお店から飛び出し、葛葉にせっせと預ける。
🎲「荷物これだけ?」
💧「うん、ロレ一人で連れて行けそう?俺も一緒に行こうか?」
「大丈夫」と返事をする葛葉の声を聞きながらローレンはこれから葛葉の家に行くのかとふわふわとした頭で考えていた。
🗝「nqrseさんありがとうございます…」
気の抜けたお礼をしてローレンはゆらゆらと立ち上がり 目の前で「おいで」としゃがんでいる葛葉の背中に抱きついた。
💧「葛葉もロレも気をつけて帰ってね」
🎲「うん、また連絡する」
葛葉が歩き始めて5分、少し機嫌が悪い葛葉を眺めながら暖かい背中に身体を預ける。
🗝「くっさん重くない?」
🎲「重くないよ、体調は?」
🗝「気持ち悪いのが抜けて頭がふわふわする」
🎲「そう」
「久しぶりなのに素っ気ないな」と思いながらもローレンは葛葉の首に顔を埋める。家に到着しローレンはモタモタと玄関で靴を脱ぎ、葛葉を追いかけようと振り向くと視界にいきなり葛葉が現れぎゅっと抱きしめられる。
🗝「わっ!///」
🗝「?」
🎲「あの男誰?」
🗝「…nqrseさんのこと?」
🗝「イブの友達だよ」
🎲「久しぶりに恋人と会えたと思ったら他の男に介抱されてる俺の気持ち…考えろよ」
🗝「…、」
🎲(何他の男に触らせてんの)
葛葉は嫉妬と寂しさ、怒りを含む表情を見せないよう下を向く。
🗝「ごめん」
🗝「くっさん」
ローレンは目の合わない葛葉を見つめ、葛葉の袖を掴みながらそう訴える。
🎲「お風呂湧いてるから先入ってて」
葛葉はローレンの頭に軽く口付けをし「まだ許してないからな」という表情を見せ横に転がっているベースを持ち部屋に入っていった。
コメント
2件
「おいで」って単語、結構刺さるんです、(くらいました)、最後でした…