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桃ちゃん可愛い過ぎるとかやばいんですけどーーー!!!!!!!!
桃ちゃん可愛いぃぃぃぃぃぃぃ♡ フォロー失礼しますッ
泣いちゃう桃くん可愛いなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 橙くんもっとやってくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ() 私はもう桃受け依存性になっちゃったよ() やっぱてんちゃんノベル書くの上手すぎぃぃぃぃ!!!!
橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
橙桃→同棲設定
桃side
橙「桃ちゃん…俺病気にかかってもうた…」
編集作業を終わらせてリビングのソファでスマホを眺めてたとき、自分も終わったのか部屋からでてきた彼。突然真剣な表情で告げられた言葉に動揺が隠せない。
桃「は…?病院行ってきたの?」
橙「うん、紫ーくんと一緒に受診してきた。」
いやいや何で紫ーくんなんだよ、俺がいるじゃんと内心で少し嫉妬したが今はそれどころではない。
桃「え、それって活動とかにも関わってくるの?」
橙「うーん…時と場合によるかな」
桃「まじかよ、」
ガチめに心配で命に関わったらどうしようとか色々考えてしまい、不安になりながら彼にどんな病気なのか聞いてみる。
桃「なんていう病気なの…?」
怖い。どうしよう。癌とか凄い重度な病気だったら。震えが止まらない。
橙「桃ちゃん大好き病」
桃「………は?」
え、何言ってんのコイツ。
橙「ちょ、結構大事な話しとるんよ?」
桃「知らねーよ。心配して損した。」
橙「割と重症なんやって。ほら見て!!ちゃんと診断書もあるで!」
そう言って見せてきたのはしっかり作られた診断書。きっと紫ーくんが作ったのだろう。
『診断書 受診者 橙様
今回の検査により、貴方は【桃くん大好き病】であると診断されました。
この病気にかかると桃くんのことが大好きになってしまい、桃くんを見るだけで心臓が爆発しでしまいます。重症化すると少しのことで尊タヒしてしまいます。治る確率はほぼ0に等しく、治すためには桃くんのことを嫌いにならないといけません。まぁ無理だろうね乙(^^)』
絶対最後らへん、いや全部楽しんで作ったな。あの人。なあ?結構ヤバい病気なんやでとか騒いでるオレンジ野郎は無視しとこう。てかなんだよ俺大好き病って。2人して暇なの?あっちの紫の人なんて社長でしょ?
橙「あのな、先生に言われたんやけど」
桃「紫ーくんだろ」
橙「そうとも言う。」
桃「急にし○ちゃん出すな。」
橙「話戻すな〜」
いつの間にか俺の目の前で正座をした橙。正座の姿勢綺麗だなぁ。俺猫背だから羨ましい。
橙「ちゃんと聞いてや。」
桃「はいはい」
橙「この病気、悪化すると私生活にも支障をきたせてしまうんやって。」
桃「へぇ」
橙「そんな軽く言わんでや?!桃ちゃんやって嫌やろ?俺が桃ちゃん見るたび倒れたりしたら。挙句の果てにはタヒんでしまうかもしれへんで!」
桃「それは嫌だな。俺の好きな橙がタヒんじゃうんだもん。」
橙「…ほんま、もう、自分そういうとこずるいでぇ?////」
桃「んで、話は以上?」
橙「いや、ここからが本題」
まじかよ。何がしたいんだよコイツ。
橙「これ以上桃ちゃんのこと好きになったら危ないからさ…
俺桃ちゃんのこと嫌いになろうかと思って」
桃「無理じゃん。お前俺のこと大好きでしょ?」
橙「え、自覚あったん。かわいい。好き。」
桃「ほら、その時点でだめじゃん。」
橙「確かに………」
バカかよコイツ。天然じゃなくてただのバカだぞ。
橙「ん〜!でもだめや!俺はどうしても嫌いにならなくちゃあかん!!桃ちゃん、何か俺が桃ちゃんのこと嫌いになりそうなことしてや!」
桃「は?やだよ。」
橙「お願い!!桃ちゃんの為でもあるんよ!」
だって俺のこと嫌いになるかもしれないんでしょ?自分のことを嫌いにさせようとする奴なんていねーだろ。せっかく両想いになれて同棲までしてんだよ?
橙「だめ…?」
桃「はぁ………分かったよ」
俺って相当あまいと思う。
桃「橙嫌い。」
橙「でもそれって、好きって言うのが恥ずかしくて逆の言葉が出てきちゃうんやろ?ツンデレさんやな〜かわええなぁ〜♡」
桃「お前やる気ある?」
さっきからこの調子。
あいつが編集するときに抱いてる俺のあにまるくっしょんを思いっきり殴っても、いつも抱かれてるくっしょんに嫉妬しちゃったん?♡とか、あいつが前から育ててた観葉植物の葉っぱを1枚引きちぎっても、それ育ててるとき構ってあげられへんかったもんな〜♡とか何故かプラスの方にしか持っていかない。まじ1回コイツの脳みそ覗いてみたい。
てか、コイツ無意識の間にめっちゃ俺が恥ずかしくなることばかり言ってくるんだけどほんとにムカつく。そう考えていると俺の勝負魂に火がついてしまい、逆にコイツが恥ずかしくなることばかり言ってやろうと企んだ。言葉だけであって結局倒れたりしないだろ。
桃「ねぇ橙。俺橙のこと大好きだよ。」
橙「へ?」
桃「いつも好きって言ってくれるとこ、家事も一生懸命してくれるとこ、りすなーさんやメンバーのことを大事にしているとこ、俺の前では騒ぐこともあるけど基本落ち着いているとこ、年下のくせに大人なところ見せてくれるとこ、出かけるときにすぐに手を繋いでくれるとこ、車道側を歩いてくれるとこ。まだまだ好きなとこ沢山あるよ。いまだに隣が俺でいいのかも分からないくらい俺にとってはもったいない人で、大切な人。いつもありがとう」
流石にこっちも恥ずかしくて最後らへんはまともに橙の顔を見ることが出来なかった。さぁ、どんな反応するのかな。
俺が顔をあげるとそこには茹でダコのように真っ赤に染まった橙が。
橙「も、桃ちゃっ…」
桃「は?おいっっ………!!!」
桃「橙!!!!!!」
はぁ…………後悔しかない。
マジで倒れたんだけど。頭床にぶつけそうだったからすかさず守ろうとしたらまさかの膝枕状態だよ。まぁ悪い気もしないからいいけど。
桃「まつ毛長…」
普段恥ずかしくてあまり見れない彼の顔をまじまじと見つめる。ほんとに顔整ってんなぁ。かっこいい…
てか、ずるいのはどっちだよ。俺のこと散々恥ずかしがらせといて自分は恥ずかしくなったら倒れるのかよ。じゃあ俺だって今度から倒れようかな。
橙「んぅ……パチッ」
桃「あ、起きた。」
橙「天国?」
桃「現実。」
橙「いや絶対嘘。現実にこんな天使みたいな子おらへんもん。」
桃「お前病気はどうすんの?治んの?」
橙「だめや。もう手遅れだったみたい。」
桃「ご愁傷様です。」
まぁ、今日はコイツが俺のこと本当に好きってこと知れたから気分がいい。晩御飯はこいつのリクエストにしようかな。
桃「今日の晩御飯何がいい?」
橙「桃ちゃんのハンバーグが食べたいな♡」
桃「分かった。手伝えよ。」
橙「もちろん。」
夕食後
桃「…ていうかさ、」
橙「ん?」
桃「俺もあれだけ橙のこと好きなら【橙大好き病】なのかもなw」
橙「………。」
いや何か反応しろよ。恥ずかしいじゃんか。
橙「俺、桃ちゃんのこと嫌い。」
桃「えっっっ…?」
隣で皿を洗っていた彼は急に手を止めてそう言った。笑顔が消え、大型犬が男の人になったような感じ。
さっきまで好き好き言ってきたじゃんよ。さてはコイツ、俺の病気治そうとしてきてる…?
橙「本当に思っていること言ってくれないし」
桃「そ、れは…」
橙「他のやつらには優しく接しとるのに俺の前だけツンツンしてるし」
桃「やめてよ、橙…」
どうにも俺は橙とは逆でマイナスな方に考えてしまう。本当にそう思ってるのではないか。頭の隅のほうで俺のことが嫌いになっているのではと、自分で考えて寂しくなる。
桃「やめっ橙…ポロポロッ」
橙「まぁ…そんなところ全部含めて大好きやねんけど」
ギュッと抱きしめられる。暖かい。
橙「全部知っとるで?俺といるとドキドキしちゃうから素直になれなくて、素っ気ない態度とっちゃうんやろ?それに、今の言葉聞いても俺のこと嫌いになれないやろ?」
桃「グスッ…バカっバカぁ!!!嫌いになるわけ無いだろ!!」
橙「フフッ…じゃあ、これで桃ちゃんも俺とお揃いの病気にかかっちゃったな♡」
桃「もうやだ…早く治したい…」
お互い一生治せない病気にかかってしまった。