ゾムエミいわひらを見ながら書いてます。
まだ導入なんですけど、もう神回の予感…!!!
めっちゃウキウキしながら書いていきます。
えーーーーー多分今回が最終話です★
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【shp side】
shp「っ………」
目を開けると、そこは白い空間……
ではなく、白い天井。
首だけ動かしてまわりを見ると、医務室だという事が分かる。
その時、手に重みがのっている事に気づく。
shp「…?」
身体を起こして見ると、そこにはチーノが俺の手を握って寝ていた。
shp「チーノ……」
俺が声を出したことに気づいたのか、チーノは目を擦りながら起きた。
ci「んぅ……しょっぴぃ…?」
ぽわぽわとした雰囲気を出しながら身体を起こし、こちらを見る。
その瞬間、チーノは目を見開いた。
ci「しょ、しょ…しょっぴぃ!?起きたん!?」
チーノは俺の頬に手を置いて、目に涙をためながら高速詠唱を始める。
ci「ほ、ほんまに!?ほんまにショッピ!?大丈夫?痛いとことかない?しんどいとかない?え、あ、どうしたらええんやろ、しんぺいさん呼ぶべきかな、あ、でもショッピ一人にするのも嫌やし。え、じゃあどうしよ、あ、ごめんな?うるさいよな、しんどいよな、寝とってもええんやで?」
途中から高速詠唱と言うより、ただ焦っているだけに見えるが…
とりあえずチーノの言う通り、もう一度横になり、しんぺい神さんが来るのを待つ。
sn「起きたんだ、良かった」
しんぺい神さんはそう言って俺の頭を撫でる。
それがとても気持ち良くて、思わず目を細めてしまう。
チーノはいつの間にかいなくなっており、医務室には俺としんぺい神さんの二人きりだ。
sn「身体の傷はほとんど消えたし、ショッピくんさえしんどくなければ部屋に戻ってもいいんだけど…どうする?」
しんぺい神さんは俺に問いかける。
まぁ答えは決まっとるんやけど。
shp「…部屋に戻ります」
sn「そっか、無理せずにね」
しんぺい神さんはそう言って俺を見送ってくれた。
久しぶりのW軍はやっぱり騒がしくて、でもどこか安心できる。
とりあえず部屋に戻る前に食堂へ寄ってみた。
食堂ではロボロさんとシャオロンさん、そして鬱さん、コネシマさんの四人が仲良くしゃべっていた。
しかし、俺の存在に気づいたシャオロンさんが俺の名前を呼ぶ。
sho「ショッピくん!!こっちにおいでぇや」
言われた通り、シャオロンさんの方へ行く。
sho「起きたんや、良かった…しんどいとかない?」
shp「はい、おかげさまで元気です」
そう返すとシャオロンさんはにこっと笑った。
kn「ショッピくん起きた事やし、今日の晩は皆でパーティーやな!!!」
ut「お?今日はシッマも飲むか?」
kn「いや、酒は飲まんで!?」
そんな2人を横目にロボロさんは俺に向かって話す。
rbr「とりあえずトントン達にも顔出したり?」
「ショッピくんの顔見たら少しは安心すると思うわ」
shp「了解です、行ってきますね」
そう声だけかけて、食堂を出る。
トントンさん達にどんな顔をして会えばいいんだろうか。
きっと、ロボロさんもだが、俺が自ら出ていこうとしたのは知っているだろう。
何故か聞かれるんじゃないかって…もし、言ったら、トントンさんたちはどう思うだろうか。
そんな不安を抱きながら、トントンさんたちのいる部屋に行く。
zm「あれ、ショッピくん?」
っと…トントンさんの部屋に行く前にゾムさんが…
zm「退院したんだってな!」
shp「はい、おかげさまで」
zm「また一緒にご飯行こな!!」
そんな会話をして、俺はまたトントンさんの部屋へと向かう。
トントンッッ
トントンさんの部屋を見つけて、ノックをする。
tn「どうぞ」
トントンさんの声を聞いて、部屋に入る。
トントンさんの部屋ではグルッペンさん…総統様が必死に書類とにらめっこをしている。
その横でエーミールさんはのんきに紅茶を飲んでいる。
tn「ショッピくん、退院したんやってな、おめでとう」
shp「ありがとうございます」
tn「無理せずゆっくり休んどきな」
トントンさん、そして紅茶を飲んでいたエーミールさんは俺に優しく笑いかけてくれた。
トントンさんの部屋を出て、俺はある部屋に向かう。
自分の部屋に向かうと言いながら、色んな部屋にいっている俺は悪い奴だなと思いながら廊下を歩く。
しかし、そんな事気にしない。
shp「……チーノ、」
チーノの部屋の前でそう呟く。
俺の声が聞こえたのか、ガチャリと音を立て、扉が開く。
ci「ショッピ……」
チーノはそう呟くと、「おいで」と部屋の中へ俺を導く。
チーノの部屋は相変わらずチーノのにおいが充満していて、落ち着く空間だった。
ci「…ショッピ、ごめんな」
チーノは自分のベッドに座ると、暗い声でそう言った。
shp「ぇ…?」
ci「ごめんな、ショッピには…ずっとしんどい思いさせてしまってたんよな、ほんとにごめん、」
チーノは俯きながら言う。
ci「だから、出ていこうとしたんよな、ごめん、もう…ショッピは自由だよ、」
そんな事、俺は言われたくない。
この先、ずっと一緒にいよう、一緒に過ごそう、って言われたい。
でも、そんな事は言えず、俺は1人でポロポロと涙を流す事しか出来なかった。
ci「え、え!!??し、ショッピ!?どうしたの…大丈夫?」
チーノの優しい声かけに涙はもっと溢れ出す。
ci「ご、ごめんって…」
チーノはあせあせとしながらも俺に優しくしてくれる。
shp「……………か」
ci「…ん?」
shp「一緒に、過ごす事は出来ない……のですか」ポロポロポロポロ
チーノは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに優しい顔に戻った。
ci「出来るけど…ここは軍やで?危ない事もたくさんあるし…何より」
「ショッピを傷つける事の方が多いと思う。」
チーノはそう言い、俺を見る。
ci「それでも、いいの?」
さて、これからはどんな事が起こるんだろうか……
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はい、オチ弱です★
これで完結です。
最終話長いわりにオチ弱で誠に申し訳ありません………
まぁ、皆さん、とりあえずゾムエミの「鰯と柊」を見ましょう!!!()
コメント
4件
ハッピー▪エンドゥーーーーー!
今回の作品も面白かったです! 終わり方も色々想像出来ていいと思います、、!
完結おめでとうございます&お疲れ様でした! めちゃめちゃ良い作品でした!