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fwak
「死のうとしてんやろ?」
これにあきなはなんて返すのか
正直に行ってくれなくてもいい
ただ、反応を知りたい
「え…?」
あきなの凍りついたような顔
「何いってんの?ふわっち!」
瞬く間にそれがいつもの笑顔に戻っていた
『え、あ…』
「死ぬって…俺がそんなこと考えてるわけないじゃん!何?悪い夢でもみた?」
『…いや、なんもない』
「やっぱ寝不足?今日は早く帰って寝な?」
『おん……』
だよな、手の内をみせてくれるわけなんかない
…どうすれば
『…あきなは俺の大切な人だよ』
「えぇ~?急にどうした?なんかのドッキリ?」
『付き合いはじめてからも、その前からもあきなはずっと、俺の太陽やったから』
嘘じゃない
これだけはあきなにつたえたい
お前が俺には必要なんだよ
「…うれしいな」
「なんていうんだろ……ありがとう? 」
照れたように笑うあきな
その顔が不意にも可愛いと思ってしまった
これ以上は踏み込めんか…
『…また明日、な?』
「うん!また…!」
いつもみたいに別れ、一人の道を歩く…
明日は朝からあきなをつける
あいつが死のうとした瞬間俺は止める
そしたらさすがに言い逃れもできない
『明日は何時に起きることになるんやろーな…』