初めに!
・歌い手様の名前をお借りして小説を書かせてもらっています
・青桃、赤桃のBL小説となります
・Dom/Sub要素あり
・赤くんの行動が人によっては不快に思う可能性があります
・こちら俺が別サイトで書いた作品をコピペしたものになります
見たことある人がいるか分かりませんが書いた人と俺は同一人物なのでご安心ください
赤.視点
青「ないこたーん!」
桃「ちょっとまろ!あんまり引っ付かないでよ…」
青「ないこたんまろのこと嫌い?」
桃「…それずるい///」
桃「まろのこと好きだから…安心してよ///」
青「ないこたんかわいいー!」
桃「あぁもう!///」
目の前でないふがイチャイチャしている
りうらはそれを見ながらジュースを1口飲んだ
最悪だ
アポなしでないくんの家になんて行かなければよかった
最初からアポを取っていたらないふのイチャイチャなんて見なくて済んだのに
いや、例えアポを取っていたとしてもまろのことだから家にいるんだろうからイチャイチャしてるか
赤(だってあの2人は…)
『パートナー』同士なんだから
この世界はなんて残酷なんだろう
DomとSubという2つの性があるせいでりうらはこんなにも苦しんでいる
りうらが好きになってしまった桃色がとても似合う男性にはもうパートナーがいる
その真実を変えられないことに腹立たしい気持ちもあれば取られてしまったのは自分自身のせいだと自分に対して恨んでしまうこともよくあった
ないくんはSubでまろはDom
パートナーにならない方がおかしい、だってあの2人はりうらが出会う前からの知り合いなんだから
だけどりうらだってDomなんだよ?
りうらだってないくんを支配したい…俺のものにしたい…まろよりも絶対に幸せにしてあげられる
だからりうらを見てよ
そんなことを思ったところでないくんが俺のことを見てくれることなんてない
目の前には高身長エリートで誰よりも優しいパートナーがいるんだから
見てくれるわけないし見る暇もないだろう
あぁ…悔しい…
ないくんのパートナーであるまろのことが憎い、悔しい
でもそれ以上にりうらは…
赤(嫉妬してしまう自分が…1番憎い)
この気持ちは我慢しなくちゃいけない
それは分かっていたはずなのに…
だけど俺のこんな汚れた気持ちを我慢し続けることは出来なかった
ある日突然、糸が切れたかのようにその気持ちは爆発した
ないふのイチャイチャを見た1ヶ月後
りうらはもう一度ないくんの家を訪れていた
しかしパートナーであるまろは仕事でおらずいたのは無防備なないくんだけ
相変わらずアポなしで突撃した俺を見てないくんは呆れながらも家に迎え入れてくれた
桃「来るなら連絡してよね…全く」
キッチンでりうらに飲み物を入れながらブツブツと文句を言うないくんに軽く謝りながらリビングを見渡す
ソファに置かれた桃色と青色のクッション
食器棚から見える2人分ある食器たち
そしてダイニングテーブルには青色のコップに入った飲みかけのコーヒーが置いてあった
きっと洗面所に行けば2人分の歯ブラシが置いてあるだろう
それを見るとりうらの中に眠っている何かが酷く暴れそうだった
黒い黒い感情たちがりうらの中で暴れている
桃「はい、りうらどうぞ」
ないくんは手渡しで俺にコップを差し出してくる
だけど俺はそれを受け取らずただないくんを見つめていた
そんな俺の様子に違和感を覚えたのか少し困った表情をしてないくんはコップを机の上に置くと俺の隣に座った
桃「りうらどうしたの?」
桃「もしかして…何か相談したいことでもあった?」
相変わらずないくんは優しい
俺が悩んでいることを察して相談に乗ろうとしてくれる
だけどその優しさも仲間だからだろう
そう思うと余計に苦しくなって仕方ない
複雑に絡み合った黒色の気持ちが俺の中で激しく暴れまわりとうとう我慢の限界が来てしまった
赤「…ねえないくん」
赤「ないくんってSubだよね?」
桃「えっ…」
桃「と、突然どうしたの?」
赤「りうら、Domなんだよね」
赤「ないくんってさ…Playやったことある?」
赤「りうらとやってみない…?」
桃「ない…よ、俺はSubじゃないし」
桃「だから、その…えっと… Playは出来ない」
赤「なんで嘘つくの?まろとはパートナーなんでしょ」
赤「そうなんでしょ!」
自分でも驚くほど大きい声が出た
突然大声を出したことで驚いたのかないくんはビクリと肩を震わせたがすぐに俺の顔を真っ直ぐ見つめ返した
ないくんはすごい、こうやってすぐに冷静になれるから
桃「ごめん…りうらの言う通り俺は…Subだよ」
桃「でも信じて、俺はまろとはパートナーじゃないんだよ」
真っ直ぐな瞳が俺の心の奥底を貫いている
『まろとはパートナーじゃない』その言葉が俺の頭の中で反響していた
本当なのか嘘なのか…俺は何を信じればいいんだろう
もう分からないよ
赤「…もう無理だよ、ないくんを好き続けるの疲れちゃった」
赤「まろがパートナーかどうかもうどうでもいいよ」
赤「ないくんの隣はりうらだけでいいから、もう誰も見ないでよ」
なんてわがままなんだろう
自分で言っておきながら笑えてくる
桃「りうら泣いてるよ…」
赤「っえ…?」
いつの間にかポロポロと涙が目から流れていた
その涙をないくんは持っていたピンク色のハンカチで優しく拭ってくれる
桃「俺のせいでたくさん悩んでくれたんだね」
赤「ないくんは悪くないッよ…」
桃「ううん、そんなことない」
優しいよ…優しくて優しくてそれが今の俺にはすごくつらい
ねえないくん、こんな俺で本当にごめんなさい
もう我慢とか出来ないんだ
赤(ないくんになら…嫌われてもいいや)
桃「りうら…?」
桃「あのさ、俺もりうらに言わなきゃ…」
赤「ないくん、Shush」
桃「ッ!?」
俺から出された突然のCommandにないくんは目を白黒させた
もう止められない、ごめんねないくん
赤「俺謝ってばっかだね」
桃「………」
ないくんの目がうるうるとしてきた
全身が震え始め怯えた瞳で俺のことを見つめている
赤「Kneel」
桃「りうッら…!」
赤「ないくん」
桃「っ、はい…」
ソファから降りて床にペタリと女の子座りをするないくんを見下ろす
正直言ってすごく好みだ、可愛すぎる
顔が俯いているせいで表情は見えないが鼻をすする音が聞こえてくる
赤「ないくん、Strip」
桃「待ってッ、それやだ!やりたくない!」
ないくんがバッと顔を上げて俺に訴えてくる
その瞳からは綺麗な涙が流れ落ちていて表情は怯えきった子犬のようだった
そっか、ないくんはこのCommandが苦手なんだ
赤「ないくん…」
桃「お願い…他のCommandならちゃんとやるから…」
桃「それはお仕置だけにして…」
赤「Strip」
桃「うっうぁッ…やッだ…!」
赤「ないくん」
桃「ヒッ…」
ガタガタと震えながらもないくんは着ている服のボタンを外していく
上の服が脱がされ可愛いないくんの上裸が見えた瞬間口元が緩んでしまった
桃「グスッヒッグ…ポロポロ」
赤「ないくん下も脱がなきゃ」
赤「ほら、早くしてよ」
桃「りうらッ…!」
桃「ごめんなさいごめんなさい!もうやりたくないッ!」
赤「そんなの知らない」
赤「ほら、早くやれよ」
桃「グスッりうッ、らぁ…」
ないくんが自分のベルトに触れた瞬間後ろの方から突然ドアを開ける音が聞こえた
青「ないこ!Stop!」
赤「あっ…」
スーツを着て汗だくのまろがないくんを抱きしめる
その姿を見てやっと我に返った
何をやってるんだろう…俺は…りうらはないくんに酷いことを…
桃「まろッ!まろ!ポロポロ」
青「Good、ちゃんと言うこと聞けてえらこやで」
桃「うぁ”ッ、ごわ”かった…!」
青「よしよし…もう大丈夫やからな」
まろがりうらの方をキッと睨みつける
青「りうら、後で話そう」
青「なんでこんなことしたのかも全部話してもらうで」
赤「分かった…」
大声を出してまろの胸の中で泣き続けるないくんをりうらはただ見つめることしか出来なかった
青「…理由はわかったわ」
あの後泣き疲れて眠ってしまったないくんをまろは寝室まで運びリビングでりうらの話をただ静かに聞いてくれた
てっきりもっと怒ると思っていたから以外だった
まろはすごく冷静でりうらの話を最後まで聞いてくれた
青「でも突然Commandをあびせるのは間違ってるやろ」
青「あれでもしSub dropになってたらどうしたん?」
青「まあ半分なりかけてたけど…」
赤「…りうらはないくんともう一緒にいない方がいいのかも」
赤「ないくんのこと大切なのに勝手にまろに嫉妬して傷つけて…」
青「それは間違ってる」
青「りうらはないことちゃんと向き合え」
赤「でもまろとないくんはパートナーなんでしょ!」
赤「もう無理だよ…疲れた…」
相変わらず自分勝手なことを言ってしまう自分自身が許せない
こんな考えをしてるからないくんを傷つけちゃうんだ
青「俺とないこはパートナーじゃない」
赤「…それないくんも言ってたけど意味わからないんだけど」
赤「じゃあなんで同棲なんかしてるのさ」
青「それはないこを守るためや」
青「…ないこはお前のこと愛してるんやで」
赤「…え?」
ないくんがりうらのことを…?
まろが言った言葉が理解出来ず硬直してしまう
青「ないこはお前のこと愛してる」
青「だけど自分の思いを伝えるのが怖くて出来んかった」
青「だけど定期的にPlayをしないと具合悪くなるやろ?」
青「だから俺が代わりにPlayしてたんや」
赤「そう…だったんだ…」
赤「でももう遅いよ…きっとないくんりうらのこと嫌いになっちゃった」
青「あほか、そんなもん話してみないと分からんやろ」
青「ほら早く行ってこい」
ソファに座っていたりうらを無理やり立たせるとまろは思いっきり背中を押した
前に数歩よろけたあとまろの顔を見ると悲しそうに笑っている
赤「本当にいいの?」
赤「まろだってないくんのこと…」
青「全部言うな、行けって」
しばらくその場で考える
グルグルとした感情を引きずるようにしてりうらはないくんがいる寝室に向かっていた
青「俺だってないこのこと…」
そんな声が後ろから聞こえたような気がしたがりうらは振り返らずにただ前を見つめていた
桃.視点
ソファに座り赤色と青色のクッションを抱きながらスマホをいじっていると廊下からガヤガヤと音が聞こえてきた
おそらくパートナーの2人がいつも通り言い合っているのだろうと半分呆れながらもドアの方を見る
赤「だから!りうらが今日ないくんとPlayするの!」
青「はぁ!?今日は俺の日やろ!」
リビングのドアが開いた瞬間そんな会話が聞こえてくる
俺は思わず大きなため息をついて2人を見た
桃「…そんなしょうもないことで喧嘩しないでよ」
赤「ないくん全然分かってない!」
青「どこがしょうもないねん!」
桃「だって…さ」
桃「3人で…その、Playすればいいじゃん…///」
赤「…ないくん可愛すぎない?」
青「ほんまそれな」
桃「それで?どうするの…?」
赤「ふふ、欲しいんだ俺たちのこと」
青「たっぷり甘やかしてやるからな♡」
赤、青「「ないくん/ないこ」」
今日も幸せ
だって愛してる2人から愛を貰えるから
赤、青「「Come」」
桃「うん♡」
初めまして、この度は俺の作品を目に通してくださりありがとうございます!
作者のアルリアと言います
普段は別サイトにて小説を投稿しているのですがこの度テラーでも投稿頻度は少なくなると思いますが小説を投稿していこうと思っています
まだまだ不慣れなことは多いと思いますがよろしくお願いします
良ければいいね、コメントくれると嬉しいです
お友達たくさん欲しいのでなってくれる人募集してますw
あとですね、一人称とかプロフ見てくれた人は分かる通り俺は男です腐男子ってやつですね
なので苦手!って人無理して話さなくても大丈夫です
でも仲良くしてくれると本当に嬉しいです泣
初投稿が他サイトで書いた作品のコピペで申し訳ありません
次回投稿する時はコピペじゃないやつ投稿できるように頑張りますので!
リクエストもお受けします!
桃受けなら基本なんでも書く人間です
子供組受け苦手な人なので書けませんごめんなさい
それではまた次回の作品でお会いしましょう
コメント
2件
天才すぎる