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夏菜
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玖衣那 喰
202
#しょしんしゃ🔰
りと。@自発来たらフォロバ💯
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音奏そらる
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此方の物語は前章と姉妹作品的な構成となっております。
似ているようで似ていない物語。
是非お読みになってください。
注意 此方は前章と全く関係がありません。
なので気をつけてお読みになるように。
キャラが分からない場合はprofileと書かれ
ている所に行ってください。
此方はパクリ、参考を禁止にはしてないですがする際は必ず私に許可をもらい、読者の皆様に此方の作品は〜様のパクリ又は参考です。と書く 必要な方はちゃんと許可を貰ってますとも書く。この様なことを必ず行ってください。
灰色の髪が風に揺れる。
少年――**灰色瀬麗梛(せりな)**は、小さく欠伸をした。
「……今日も平和だねぇ。」
その姿はどう見ても弱そうだった。
細い体。
頼りない笑顔。
魔法も基本魔法しか使えないと思われている。
だが、それは全て演技。
本当の彼は、とある大国を治める若き総統。
そして――神に最も愛された存在だった。
世界中の魔法を扱える唯一の人間。
それが瀬麗梛だった。
しかし、それを知る者は、自国の幹部たちと神しかいない。
「総統様、そろそろお時間です。」
青い髪の青年――**怜**が静かに声を掛ける。
「うん。」
「……本当にあの国へ行かれるんですか。」
「もちろん。」
「俺は反対です。」
瀬麗梛は困ったように笑った。
「大丈夫だよ。」
「大丈夫じゃありません。」
怜は眉を寄せる。
「総統様は優しすぎます。」
「ふふ。」
その横から赤髪の青年が勢いよく飛び出してくる。
「総統様ーー!!」
來執だった。
「僕も反対!」
「えぇ?」
「絶対嫌!」
「向こうの人たち、総統様の凄さなんて分からないじゃないですか!」
「うーん。」
瀬麗梛は苦笑した。
「それでも見てみたいんだ。」
「外の世界を。」
その言葉に二人は黙る。
すると今度は紫髪の青年が肩を組んできた。
「総統様ぁ〜。」
瀬凪だった。
「もし泣かされたら俺が国ごと消します。」
「消さないで。」
「冗談ですよ。」
そう言いながらも目だけは笑っていない。
その場の空気を変えるように、小さな光が舞った。
「瀬麗梛様。」
白い光の中から現れたのは、一番偉い神――**隋星**だった。
見た目は幼い少年。
しかし世界で最も古い神。
「本当に行くんですね。」
「うん。」
「……嫌です。」
「え?」
「僕も一緒に行きます。」
「神様は駄目。」
「えぇ……。」
隋星は露骨にしょんぼりする。
「絶対危険です。」
「僕なら大丈夫。」
「それが一番信用できません。」
四人は同時にため息を吐いた。
瀬麗梛は昔からそうだった。
誰かのためなら自分を犠牲にする。
だから心配でたまらない。
「じゃあ行ってくるね。」
「……。」
誰も返事をしない。
「行ってらっしゃい。」
最初に口を開いたのは怜だった。
「必ず帰ってきてください。」
「うん。」
「約束ですよ。」
「約束。」
そう言って瀬麗梛は異国へ旅立った。
数日後。
瀬麗梛はある大国へ到着した。
ここでは幹部を募集しているらしい。
もちろん、本当の実力は隠す。
「名前は?」
「瀬麗梛です。」
「使える魔法は?」
「基本魔法くらいです。」
「……弱そうだな。」
瀬麗梛は苦笑する。
(うん、その反応でいい。)
試験ではわざと失敗し、
攻撃も外し、
魔力量も隠した。
結果――
「最低ランク幹部として採用する。」
「ありがとうございます。」
誰も知らない。
彼が本当は世界最強だということを。
その頃。
瀬麗梛の国では。
「総統様は無事でしょうか。」
怜が窓の外を見る。
「会いたい。」
來執が机に突っ伏す。
「一週間でも限界なんだけど。」
瀬凪がため息をつく。
隋星は静かに笑った。
「大丈夫ですよ。」
「瀬麗梛様は神様に愛されていますから。」
だがその笑顔の奥には、不安が隠れていた。
この時、誰も知らなかった。
一年後。
瀬麗梛を追い出した国が、彼に助けを求めることになるとは――。
**第一章 終**
次章に続く。
コメント
3件
お疲れ様、玖衣那 喰さん。「はる。」だわ。 この第8話、読んだよ〜。 瀬麗梛の“弱者の仮面”がもう本当に最高だった。 頼りない笑顔の裏で世界最強で総統ってギャップが刺さりまくり。基本魔法しか使えないフリして試験わざと外すとか、脳筋じゃない強さってこれよこれ🔥 あと怜・來執・瀬凪・隋星の「行くなオーラ」が強すぎて笑った。特に「泣かされたら国ごと消します」とかジョークで済ませない目が本気すぎて好き。 最後の一年後に助けを求めてくるフラグで次章への期待爆上がり。 続きめっちゃ楽しみにしてるわ!