きち:今回でずっと2人で…なんては最終回ですね!
きち:2話とも1000♡ありがとうございます!
きち:注意事項
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注意事項
nmmnNL
うり×えと
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きち:上記が許せる方のみお進みください
えとside
主治医:最期の時が近づいてきてますね
えと:そうですか…
私は病気だった
それも結構厄介な
薬はまだ開発されておらずかかった者で生きている者は居ない
主治医:一応抑制薬出しときますね
えと:ありがとうございます
私の最期はどうやら近いようだ
廊下の窓から病院の庭を見下ろす
えと:…ぇ
うり?
何でここに来てるの?
病気だってこと…ばれた?
頭の中が渦を巻く
ずっとばれないように隠してきたのに…
早く決断しないと
うりside
うり:ん~…
やっぱ治んない病気か~…
えとさんの親族ですって嘘ついたのはやばかったかもだけど.でも病気だって知れただけまだ大丈夫…なのか?
薬も開発されてないんだったらどうしようもねぇじゃん…
うり:どうしよ…
何も案が浮かばずどうにもならない気持ちで空を見上げる
うり:!
あそこに居るのは…えとさんじゃん!?
こっちの方見てるしもしかして色々探ってるのバレた!?
ガチで猶予ないじゃん…
でも.えとさんがもう治らないなら
死を迎えてしまうというのなら
俺はその時までえとさんを楽しませる
えとさんと一緒にいるんだ
えとside
えと:ただいま~…?
うり:あ.おかえり
うりがへらっとした笑顔で手をひらひらと振る
うり:買い物袋俺が片付けとくから座ってていいよ
えと:え…~そんなの悪いよ
うり:大丈夫大丈夫!
うりがソファから立って買い物袋を覗く
うり:プリン買ってきたんだ
えと:そう.食べたいって言ってたでしょ?
うり:ありがとうニコッ
笑わないで
眩しすぎるから
うり:そうだ.テレビでさ美味しそうなパンケーキの店情報見たんだ
うり:今度一緒に行こ?
今度…ね
えと:そうだね
うり:約束だかんな~
えと:うん
うり:どした?元気ない?
えと:あの…さ
うり:うん
真っ直ぐな目でこっちを見つめてくるうり
開けた口から言葉が紡ぎ出せなくて口内がカラカラになる
うりを悲しませない為に別れるって決めたのに
なのに…
えと:ポロ
うり:へ!?えとさん!!?
えと:何でも無いよ.大丈夫だから..大丈夫ッ…だからっ…
鼻の奥がじんとする
痛い
うり:?まじで大丈夫?
うり:1回休む?寝たら楽になるかな?
その優しさが痛い
えと:うり.っ
うり:うん
えと:言わなきゃっ…いけないことがあって…ッ
うり:うん
えと:別れっ…たくて..うりと
うり:そっか
うり:俺の事..嫌いになった?
えと:っ…~
うり:ん~…何か自分で言うの変だけど
うり:俺の事好きじゃないなら泣かないよね…
うり:俺の事好きじゃないなら何も言わずに他に男作ればいいよね
うり:事情があるんなら話して欲しい
うり:俺は
やめて
その一言を言わないで
うり:えとが好きだから
その日は結局
うりの肩に顔を埋めて
一晩中泣いて終わった
うりside
うり:~…
もう朝か…
あ~…昨日のえとさんの笑顔が頭に染み付いて離れない
隣で眠るえとさんはすやすやと心地よさそうに規則正しく息をしていて
それだけで大丈夫だと思えた
えと:おはよ.
うり:あ~…起きてた?
えと:今起きたばっかだよw
うり:そっか
えと:ありがと
うり:へ?
えと:いや.うりのおかげでまだ生きたいって思えたから
えと:私が死ぬまで私のそばに居てくれる?
うり:!
うり:もちろん…!
夏
暑くて暑くて
なんかなぁ…お墓参りの時期だからかなぁ
毎日ここに来てる気がするw
昨日の花枯れかけてきちゃってんね
新しい花に変えないと
今日はね
パンケーキの店に行ったんだ
ふわふわで生クリームたっぷり頼んだら本当に甘くて
おすそ分けしたいぐらい甘かったよ
元気にしてる?
天国にもパンケーキ屋さんはある?
まだまだ話したい事はある
てか顔みて話したいんだけどさw
結局パンケーキ屋一緒に行けんかったからさぁ
約束叶えにこっちに来てよ
まだしてない事たくさんあるよ
うり:会いたいよ…
蝉の鳴き声だけが俺の声に応えた
きち:これは純愛ですよ
きち:性行為してなけりゃ純愛だからね
きち:うりのあからそうだけど全てにおいて不穏系なのごめんなさい
きち:この話が良かった人は♡.コメ.フォロよろしくお願いします!
きち:ばいばい!
コメント
2件
きちさんお久しぶりですね!