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ハイデリック・F(フラン)家の朝は騒々しい

長男のマキシムはフィアンセのアイジュ・マキアートの愛情を嫌悪し妹のリリアンヌ・マキアートに密かに恋していた。

ハイデリック家の男子にはフィアンセが居る

だからと言って恋は自由でマキシムはリリアンヌに焼いたクッキーを渡す。

それを良く見ないアイジュはリリアンヌからクッキーを奪うとあろうことかリリアンヌの前でマキシムにキスをした。

ただマキシムは意地悪な心が嫉妬を望みキスを色濃くした

リリアンヌを憐れみ下の末っ子、俳優ジョディスはリリアンヌに菓子を掴ませ学校に行く様に言った

マキシムはジョディスに軽く目配せすると

決まってジョディスは虫を潰した目で兄のマキシムを見てジョディスのフィアンセのマイリア・ジャスティンとジョディスの好きなジャド・マッカーサを交互に見て仲良しなマイリアとジャドを微笑ましく想いながらコーヒーをすすった。

時数分経ちて、次男ハイデリック・F(フラン)・コンラッドが起きてきた。

コンラッドはフィアンセのジャスト・ピエーロニアに軽く口にキスし好きな子であるアーモンド・ソフィニア(下の名がソフィニア)の手にキスをする

そして母、ハイデリック・R(ラビッツ)・ジョセフィーヌの頬にキスをおとし、父、ハイデリック・F(フラン)・マニッシュに軽く挨拶した

コンラッド「父上様のマニッシュは今朝もコーヒーに論文なんですね。新しい論文は満足しましたか?…マニッシュの父上様、その様子じゃまた、適当な言葉遊びな論文を?」

コラ、

母(ラビッツ)ジョセフィーヌがたしなめる

ジョセフィーヌ「マニッシュは天才なのよ、この世にマニッシュの論文より価値のあるモノはないわ」

コンラッドは苦笑いしながら

コンラッド「今以上を目指します母上様のジョセフィーヌ」

ジョセフィーヌはコンラッドを見ると満足した様にマニッシュから向けられたマグカップにコーヒーを追加した

マキシム「アイジュ、リリアンヌ、先学校行けよ」

二人と兄弟のフィアンセに恋人に指示を出す

コンラッド「流石、作家は人使いが上手い」

マキシム「コンラッドも早く食べろよ」

ジョディス「今日は朝はコンラッドの好きなクッキーにタルトのキッシュにサラダにポタージュだ。胸焼けするわたしは学校に行くからな遅れるなよ」

マキシム「どっちが兄なんだかな?コンラッド、確かにコンラッドの濃いモノ好きに合わせたメニューは腹持ち良いなアイジュや…リリアンヌも体重気にしてたな…ジャストも、ソフィニアもな」

コンラッド「ソフィニアは甘党だからな胃袋の相性はジャストには敵わないさ、後、アイジュの前で今みたくリリアンヌを噛み締めて言うなよマキシムの兄上、またリリアンヌが学校でイジメに遭うぞ?」

マキシムはクッキーを1枚頬張りながら

コンラッド「ジャストの前でもソフィニアの話するなよお前顔、分かりやす過ぎ、じゃ、俺先に行くは」

マキシムにジョディスが出た後ジョセフィーヌは皿を片付け洗いに行く、

父上様マニッシュと二人きり

コンラッド「マニッシュ」

マニッシュは顔を少しあげコーヒーをすする

コンラッドは

【二人きりですね】

意味はマニッシュには分かった

フィアンセ、ジャスト・ピエーロニアとアーモンド・ソフィニアの話を毎日して来た

ジャストにも悪いし、将来はソフィニアと結婚したいといつも言い聞かせてはツラそうに学校に行く

今日はソフィニアとコンラッドの馴れ合いの記念日、さぞ朝からいちゃつけない今を憎んだだろう

コンラッド「俺は、ジャストと結婚しない。将来はハイデリック家を継がないしソフィニアと結婚したいソフィニアは良い妻になる。胃は合わなくとも心は分かち合えてる。マニッシュ、いや、父上様、俺はソフィニアと結婚します」

マニッシュはコンラッドの愛は遊び半分だと知って居る。昔から才は兄マキシムや弟ジョディスよりあるダメ出しをするなら、

マニッシュは論文をテーブルに置き

マニッシュ「コンラッドは何事もそつ無くこなすソフィニアが良い子なのも分かる。ただコンラッド、お前は人にも家にも金や己にすら飽き性が傷だ。きっとソフィニアも他と結婚する方が幸福になれる。コンラッド、子は自分の思い通りいかない、いつか、コンラッドはソフィニアや子を家も地位も失う。結婚を認めてと口弁垂れる前に飽き性を克服しなさい…わたしもツラいのだよ」

泣くコンラッドに我が息子にたまらず抱きしめ髪にキスを落とした

マニッシュ「そんな顔をするな、ただ克服出来たら良いんだ。…意地悪言って悪かったコンラッド」

そして学校遅刻するなと念押して妻でありラビッツ・ジョセフィーヌの元に行き後ろから抱きしめ囁く、

マニッシュ「コンラッドを見てると昔を想い出す。ジョセフィーヌ、今幸せか?」

ジョセフィーヌは皿を拭きながら一つ涙を流すと

【はい、マニッシュ、幸せです。選んでくれてありがとう】

その言葉にかつての恋人を想い出す

ジョセフィーヌは不幸にはしない

コンラッドもフィアンセのありがたみなら分かる筈、急がず前へ進めマキシム、コンラッド、ジョディス各々我慢の恋をしてる。

自分の産まれを憎むかも知れない

ただ、それが上に立つ者の対価なんだ。

いつかわたしの様にコンラッドだけじゃない

マキシムもジョディスもフィアンセと結婚し恋人と別れる。

産まれを呪うな

代々ハイデリック家の恋愛とは涙で出来ている。

己の運命を憎むなコンラッド達よ

そして、その愛を忘れるな、

いつか、フィアンセのありがたみ愛を知る

1番は選べないのさ

ジョセフィーヌと手を握りあう

軽くキスをした

どんなに後悔してもマニッシュはフィアンセを選んだ。息子を若いなと見ながら妻に論文提出してくるといい出かける

コンラッドはモクモクとキッシュを食べて居た

コンラッドが味が濃いものが好きなのは

涙で味が分からないからなのだ

コンラッドは将来フィアンセと結婚する

好きな子は選べない

コンラッドは今日も味のないキッシュを

食べきり学校へ向かったのだった

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