one cushion
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※ご本人様とは一切関係ありません
???「あのさ、ボールペン貸して欲しいんだけど…」
ぼーっと座っていた僕の耳に、そんな声が聞こえてきた。
誰だろう。同じ中学の子がいる人はいいな。
???「おーい!聞こえてるー?」
💛「は、はいっ⁉︎」
どうやらその人は僕に話しかけていたらしい。
???「俺さ、初日から筆箱忘れちゃったんだよね。ごめん、貸してくんない?」
💛「は、はい…」
すごいコミュ力だ。この人。僕なら見ず知らずの人に声なんかかけられないや。
緊張が解けず、俯いたままペンを手渡す。
💛「どうぞ…」
???「ごめんねー!ありがと!」
「名前、🎹さん、、、でいいんだよね。」
💛「は、はいそうですけど…」
💙「俺は🎸💙!よろしくね!」
💛「よ、よろしくお願いします…」
すごいなこの人。めっちゃグイグイくる。そう思いながら顔を上げた。
💛「⁉︎」
💙「ん?俺の顔になんかついてる?」
ってさっきの陽キャイケメン!!
陽キャの友達が居るだろ。
なんで僕なんかに声を掛けたんだ。
💛「いえ、なんでも…」
💙「??そっか、俺隣だからね!タメ語でいいよ!!」
💛「?!」
と な り!?
入学早々こんなイケメンと隣って…
なんだよもう…
陽キャの溜まり場確定じゃん…
HRの時間。
彼…🎸君はどんどん発言していて、一日目にしてクラスの中心確定、という雰囲気だった。
💙「じゃあ、クラスのスローガンはこれで決定ねー!」
皆が拍手する中、僕はぼんやりは🎸君を見つめていた。
変な感じ。
なんだか…視界に彼が居るとサッとそっちに目が行く、というか…
彼、目立つからかな。
A子「ねぇ💙〜!」
💙「お、何?」
彼は陽キャ仲間には呼び捨てで呼ばれている。
僕は今まで友達のことを下の名前で呼んだこと、無いなぁ。
僕も🎹さん、としか呼ばれないや。
今までなんとも思わなかったけれど、今はなんだか羨ましい。
進行遅くて草
コメント
2件
きゃ好きです