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英日帝 NL
閲覧においての注意は第一、二話を見てくだ
さい。
R-18があります。
第五話
イギリスさんと結婚して数ヶ月がたった。
結婚式も新婚旅行も弟達の相手も一通り終え、今は良家の奥様になる為の作法の勉強や執事達との交流に勤しんでいる。
それと、夫婦のあれこれも…
ある日、お付きのちょっとおませな侍女から
こんなことを聞かれた。
内容はオブラートに包まれていたが、
いわゆる夫婦の夜…の話だった。
私はその質問にはっきりと答えられず、
別の侍女にこのことを相談したら
聞いてきた侍女はこっぴどく叱られていた。
少し申し訳なく思ったが
この数ヶ月間イギリスさんとの間には
何も無かったし、触れてはいけない話題だったのだろう。
そう思うと、少し悩んでしまった。
思えば普通に考えれば私の立場はイギリスさんを支え、いずれ跡継ぎも産まなきゃいけない立場なのだ。
それなのに私はなんてできない嫁なのだろう。と思った。
悩み続けて数日、私は誰にも相談できていない。
まだ焦る時期ではないけど、このことが頭から離れない。
苦しかった。
その日の夕方、なんとなく夕日を眺めているとイギリスさんがやってきた。
「あ、イギリスさん、」
「相変わらず綺麗だな。やはり、君がいるからなのか?日帝。」
息するように褒めるような事を言ってくるイギリスさんに、少し照れてしまう。
「イギリスさん。この場所覚えてますか?」
「ああ。君と誓った場所だね。懐かしい。」
ここは庭園の景色がいいところ。イギリスさんにプロポーズされた場所だ。
懐かしむと同時に疑問が湧いてきた。
「ところで、どうしてここに?」
そういうと彼はゆっくりと近づいてきて、
「なんとなく、君がいると思ったから。」
私の頬を触れてきた。
反射的に避けてしまうと、
「やはり日帝はこういうことに慣れてないな。」
と言ってきた。
「すみません。私ってば、できない妻で。」
「そんなことはない。嫌なものから逃げるのも勇気がいることだ。」
「そうじゃなくて!!」
無意識に叫んでしまっていた。
慌てて口を押さえて
「嫌、ではないんです。むしろ嬉しいです。」
「というと?」
「私、今更ながら不安で、ちゃんと、あなたを支えられているか。あなたの妻として役に立っているか。そして、
跡継ぎを産められるのか。」
「!?」
「ダメですね。私ってば」
「日帝!!」
あれ、なんだか目から水が出てきた。
イギリスさんが私の手を握り、
「誰に言われた。執事か、いや、父さんか!?
すまなかった、日帝。君がここまで追い詰め
られていたなんて。」
イギリスさんってこんな顔するんだな。
私をちゃんと見てるんだな。
そう思うと安心して
つい彼を抱きしめてしまった。
「日帝…」
「いいんですよ、イギリスさん。あなたの気持ち、しっかり伝わりました!
私、もう大丈夫です!これからも頑張ります!」
「ふふ、そうか。」
チュッ
「へ、?」
「今夜、私の部屋にきて欲しい。嫌だったら何も言わずに来なくても構わない。」
そう言い残して彼は去っていった。
寝巻きを着て侍女達に挨拶し、今日の予定は後寝るだけとなった。
はずだった。
しかし今日は最後にして最大の予定、
イギリスさんの寝室に招かれた。
何をするかまでは言われていないが、大体予想は付く。
必ず行く必要はないが自然に身体が準備をしていた。
「日帝です。」
「どうぞ。」
「失礼します…」
イギリスさんの部屋を見た事はあるが、こうしてちゃんと入るのは初めてだ。
部屋の中は彼の匂いが充満しており、余計に身体が強張った。
「はは、そんなに身構えなくても構わない。
叱るつもりはないからな。」
「わかってます。今日はなぜ…」
「抱かせてくれないか。日帝。」
分かってるつもりでいたが、実際に言われるとやはり緊張してしまう。
でも…
「分かりました。」
「いいのか?引き返すなら今だぞ。
…承知した。」
イギリスさんが私を姫抱きしてベッドへ連れて行く。
「あの…歩けます…」
「疲れているだろう。少しは頼れ。」
そう言って彼が私をベッドに降ろした刹那、
勢いよく口が塞がれた。
イギリスさんに激しいディープキスをされた。
いきなりすぎて息切れを起こしてしまう。
「可愛いな、日帝。」
「なんなんですか、もぉ//」
「顔が真っ赤だぞ。」
「誰のせいだと…///」
「そうだな、私のせいだな。すまない。」
「へ…?」
「責任、取ってやる」
どれくらい時間が経ったのだろう。
あれから服を脱がされまたキスをしたり身体のいろんなところに痕付けられたり、
今なにしてるんだ…んっ//
「日帝はここが弱いんだな。」
「んぅぅそんなとこ触らないでくらさぃ///」
「呂律が回ってないぞ。」
まじか。まだ挿れてもないのにここまでとろとろになるとは。
もう解す必要がないくらい濡れているし。
「日帝。」
「んぅ、なんれすかぁ?」
「今から君の中に私の棒を挿れようと思う。」
「? わかりまひたぁ。」
こりゃ分かってないな。今の状態でも伝わる言葉を…
「…日帝、今からすることは、」
「分かってますよぉ//セ○○○でふよねぇ///」
「あ、ああ…」
「いいれふよ。」
「いい、のか?」
「わたし、いぎりすさんとのあかちゃんほしいですぅぅ♡♡♡」
その言葉を聞いた瞬間、私の中の何かが切れた。