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【第一話]時空乃巫女
人は、悲しみ、憎しみ、怒りを心の中に秘めている。
私達の過去、未来、現代、そして その先の未来までつながっている。過去を経験し、それが未来につながる
のである。
私達が歩む世界は、過去、二次元、三次元、四次元に区分される。
私達の世界を守る時空国という。だがその時空国は地球に住む我々からは見ることができないのである。
彼らは我々の世界との調和を取り、一つになり暮らすことであった。
かつてこの地と時空の平和を願う巫女がいた。アルテミス・クラインである。
彼女は時空国第一王アルテミス・サリア、王妃、・レリスに時空と地球の人びとと調和をとるため地上を
支配しろと命じられた。なぜなら当時の時空国の力は自然の川にすべて時空の力を吸い上げられていたので
彼らの力は失いかけていたのである。その原因を作り上げたのがクラインの両親、アクア妃、ジュリエンヌ王
であったのではないかとサリアは気付き、2人を塔に封印したのである。
そしてその責任を娘のクラインに取らせることに判断したのである。
心優しい彼女は戸惑ったがそうするしか方法がなかったのである。
アルテミス・クラインは両親を人質にとられていたためしかたなく従った。
しかし、彼女には灯が心にあった。彼女は訴えた。
「サリアおじ様、レリス叔母様なぜ私はこのようなことをしないといけないのですか?私のご両親の
アクアお母さま、ジュリエンヌお父様は地上で人と触れ合い調和をとり時空国を平和に導いていました。
なぜ私のご両親を塔に封印してまで叔父様達が時空国を支配するのですか?」
「クライン。私達はそんなつもりで君のご両親を封印したわけではない!よくきけ。クライン。
お前のご両親は地上の人びとと触れた分。おかしくなった。我々は地上に降りたらいけない。
なぜだか教えてやろう。神だからだ。]
「我々は人間の願いを叶える。神である。なのに君のご両親はそれを飛び越えた。それは罪になる。
クライン、君には両親のしたことの責任をとってもらう。そのために地上に降りて人々の力を奪い、
地上を支配してもらう。いいな」
「はい。叔父様。あの一つ尋ねてもよろしいでしょうか?」
「なんだ!もうしてみよう」
「私の両親はいつ封印を解き、塔からだしてくれるのですか?」
「君が我らの命に答えたらだしてやろう」
クラインは頷き、王宮の間を去った。そして彼女は城を飛び出し、地球に舞い降り、
人々を時空の力で支配した。彼女はそこで美しい舞をしながら時空の魔法を唱えた。
「古の花の聖霊よ。この地を我が巫女の物にしたたまえ。フラワー」
花の力が地上に解き放たれた。その力は地上を包み込んだ。まるで花の世界になったように。
そしてその力は全て巫女の体に入っていった。
人びとは胸を押さえ、苦しみ、倒れた。その瞬間、時空国の人びとも力を取り戻した。
クラインは手を広げ、羽を広げ、空へ上がり叫んだ。
天使のように…
「これで世界とこの地を救えたわ。力も取り戻したわ」
クラインは嬉しそうにした。その時、男の声がした。
「やめろ!」
「誰?」
振り替えると青年が立っていた。彼は背が高く、緑と赤色の衣装をきていた。
まるで紅葉のような衣装である。青年は答えた。
「俺は勇気旭だ。君はあの絵本にでてくる巫女か。この地に何をした。俺のメンバーも倒れている。」
「何って世界と私を救ったの」
「これが救っただと!見ろ。皆、君が舞して苦しめたことになるんだぞ。そんなことはしてはいけない。
この世は神と人の力で動いている。君がしていることは犯罪なんだよ。お願いだ。力を止めてくれ。」
クラインは訴えた。
「私の国は危ないの。私の両親は叔父様、叔母さまに時空国の高い塔に閉じ込められているの?罪を犯したのよ」
「何の罪を犯したのですか?」
「この世界の人間を愛し、この世界の人や自然に触れ、この地上と時空国の調和を取ろうとしたの。
でもそれは間違いだったの。それを長くしてたから時空国は力を失いかけてる。叔父様はそれに気が付いて、
私にご両親の責任を取らせようとしてそれで私はその命を受けここにきた」
「そうだったの。ご両親を救うにはこの方法は駄目だ」
「でもこれしか方法がない。」
「ある。私を使え。私には奥津温泉の川の力と時空の力を備わっている。」
「それはわかるわ。あなたのことは時空国の水晶で力を確認したから。けどあなたを私達の時空のために
使うとあなたはこの世界から消えてしまい、記憶も失う。確かにあなたが犠牲になり、私と共にいけば
この世界は救われるけど。あなたは死ぬのよ。もう帰れないのよ。それでもいいの」
彼女は泣きながら訴えた。旭は抱きしめた。
ぎゅっ
「旭…」
「大丈夫だ。私は死んでもいい。戻れなくてもいい。それまでずっと君の傍にいる。
だからこの世界の支配をやめてくれ君の両親は俺が犠牲になれば助かる。だから大丈夫だ」
彼女は涙を流した。旭は彼女に告げた。
「君を愛することを誓う。あの紅葉のように」
風が吹いた。風と共に星が宇宙から放たれた。紅葉の葉が舞った。
旭はクラインに口づけをした。二人の契約が成立し、旭に羽が生えた。
「行きましょう。私達の世界に。」
「ああ。この僕の手を離さないでくれ」
彼女は頷いた。
二人は翼を広げ、抱き合いながら空へと消えた。二人が空へと消えた瞬間、光が舞い降りた。
太陽のような光であった。
そして、セイヌス・ゼウスが現れた。彼女は光りの神の巫女であった。
彼女は杖を突き。空から地上に告げた。
「もう大丈夫です。さあ目覚めなさい。我が救いの子供たちよ。ライト・エンジェル・ラートン」
彼女の光りは地上にふりそそがれた。その光は浄化の光りのようだった。
その時、奇跡が起きた。ゼウスが放った光が地上に落とされた。自然も人も力を取り戻した。
川はきらきらと輝かせて。太陽が照り、再び、地球に住む人々たちは穏やかな生活を送るようになった。
旭の仲間も意識が戻り、再び、踊りの練習を始めた。一方、時空国ではある異変が起きた。
「体が解けていく。クライン何をした」
「あなた。」
レリスとサリアは手を取った。
「なぜ私達の体が崩壊してるんだ」
ゼウスがやってきた。
「お前誰だ。」
「私はセイヌス。ゼウスです。同様していますね」
サリアは問い質しました。
「お前。このわしらに何をした」
「何も。ただあなた達は死にます。新しい城が生まれるのです。そして新しい王も王妃も。そのために
神の私があなたを地獄に連れていくのです」
「私は罪を犯してない」
「いいえ侵しました。では教えてあげましょう。ジュリエンヌ夫妻がしたことは罪でないという
ことがわかりました。あの青年がそれを伝えたのです。自らの命と体をこの時空国に捧げたので。
だからこの時空国の神が、あなた達がしたことを、罪と判断したのです」
「くっ」
「さあ、お別れです。さようなら」
彼女が杖を突いた瞬間、上から光が降ってきた。その光は、サリア夫妻に落とされた。
サリア夫妻は叫んだ。
「あーあなた苦しい」
「私もだ。大丈夫だ。ごめんな。巻き込んで。レリス。一緒に地獄に行こう」
「ええ。あなた。地獄に行っても傍にいます。」
「ああ」
二人は光りの中で抱き合いながら黒い灰となり消えた。一方、時空国の塔に封印されたクラインのご両親は
目覚めた。そして封印が解かれた。
「あれ。私。どうしたのかしら?あなた。大丈夫?」
「ああ。アクア。私は大丈夫だ」
一方、時空国に戻ったクラインは母の目覚めたのを感じた。
「旭。母が目覚めたわ」
「行こう」
「うん」
二人は手をつなぎ、塔に向かった。塔にたどり着くとご両親が目覚めていた。
「お母さま」
「クライン」
母と父は娘を抱きしめた。
ジュリエンヌは後ろの青年に気付いた。
「君は誰ですか?」
「旭と申します」
「君がこの国と地上を救ったのか」
「はい。」
「ありがとう。君が犠牲になりこの国に来なかったらレリス夫妻も死なず、地上を支配してたかもしれない。
礼をいう」
「いいえ。私は正しいことをしただけです。」
「最後に一つだけお願いしてもいいでしょうか?」
「はい。何でしょうか」
「王になり、新しい城を築き、時空国と君のいた地上と調和を何年も続くようにしてくれないか?」
「はい」
「ありがとう」
旭は頷いた。旭は時空国と取引を成立させた。そして一週間後、旭は時空兎国を壊し、新たな時空国をたて、
時空国の王になった。そして光の剣を王の間で突き、地上との調和をとる術を唱えた。
「これより。地上と調和をとるため術を唱える。いくぞ!風に包まれて時も忘れて強くなる。
さざめく風に揺らめいて、色どいてともゆく光を放ちたまえ。ライト」
旭が放った光は地上に解き放たれ、地上と時空国の調和が何年も続くようになった。だがこれが25年後の
世界とつながるとは誰一人思わなかった。
時は流れ、時空王、旭は時空国のジュリエンヌの娘、クライン―婚礼し、一人娘のアリスが誕生した。
アリスが成人したころ王は言いました。
「アリスよ。そろそろ地上に降りてみないかと?」
彼女はいいました。
「はい。私はずーと地上の人と話したいと思っていたのです。」
父は頷いた。そして父は娘に告げました。
「アリスよ。君にお願いしたいことがある」
「何でしょうか?」
父は言いました。
「この闇の術を地上に解き放ってほしい」
「なぜ闇を落とさないといけないのですか?」
アリスは父に尋ねました。父は言った。
「あの世界はまたゆがみが生じている。再び、破壊し、新たな地球にし、新しい光をゼウスに与えていただき、
人々を幸せにするのだ」
「そんなことをすれば人々は苦しみ、悲しむわ。他にいい方法があるはずではないでしょうか」
「そんなものはないのだ。私は今まであらゆる方法をしてきた。ゼウスに光を解き放ってもらうのを
365日させたり、時の波動を送ったり、祭りを開き、人を笑顔にしたりしてきた。
だがそれも長く続かなかった。闇の力が落とされたりしたからな。やるべきことをしたが、
ゆがみは収まらない。すまない。これしか方法がないんだ」
王は涙を流した。
「そんなことがあったのですね。何も知らず、お父様の考えを止めてごめんね。
ゆがみをとめる望みお受けいたします。」
「ありがとう。頼む、我が故郷を救ってくれ」
アリスは頷き、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。
「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。さあ闇の力の源となる珠よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。
闇を解き放ちたまえ。ダークオルフェード!」
バン
闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の
体に入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。
アリスは手を広げ笑った。
「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」
一方、ある青年がいた。その青年は蓮花というチームのメンバーだった。彼の名は涼宮夕日である。
夕日は仲間が闇に侵され倒れているのをみていた。彼は仲間に駆け寄った。
「おい。しっかりしろ。伸多郎。」
「夕日、俺はもう助からない」
「大丈夫だ。そうだこれを付けろ。光のペンダントだ。少しは体の呪詛を浄化できるはずだ」
「ありがとう」
夕日は頷き、伸多郎に光のペンダントを付けた。その瞬間、彼の体は浄化されて言った。
「これでひとまず。どうにかなる。俺はあの闇をとめてくる。ここにいろ。きっと何とかするから」
伸多郎は頷き、眠った。夕日は北北西の方向へ向かった。演舞に着る衣装をまとって。
そして彼は北北西の町にたどり着いた。空を見上げると巫女が笑いながら待っていた。
夕日は叫んだ。
「お前か。俺の仲間やこの世界の人を闇に染めたのは」
彼女は地上に舞い降りて言いました。
「そうよ」
「なぜそんなことをした。」
「我が国を救うためよ。」
「そんなことはしてはいけない。誰の命でしている?」
夕日は尋ねました。彼女は言った。
「私の父よ。父はかつて人でした。ですが私の母、クラインのご両親が亡き、アルテミス叔父様の命で
塔に閉じ込められていたのです。お母さまは両親を助けるため、この世界を救うため私の父を連れてきたのです。
父は王になり、この世界と時空国を救ったわ。けどそれも長く続かなかったの。」
「ゆがみはいまも続いてる。ゼウスの力でも試したわ。時空国の力でもでも時空のゆがみは収まらなかった。
原因はわからない。だから父は一度この世界をリセットし、新たにゼウスの光りと、時空の力でこの世界を
救おうと考えたの。私はそれを成し遂げるためにきた。この世界と時空のために」
「それは間違っている」
「なぜ?」
彼女は夕日に尋ねました。夕日は彼女に告げました。
「この世は仏性で備わっている。人の心にも。巫女、動物にも仏性がある。自然にも。この仏性は、
エネルギーの源であり、宇宙と地球の間に存在する。私達には見えないが。それを時空という。
だから我々は地上からでることができない。その時空は君らのことをさしているんだ。俺もその一人である。
ここを支配する代わりに自分を連れて行ってください」
彼女はその言葉に惚れた。彼女は尋ねた。
「そうすればあなたは記憶もすべてなくし、ただの時空王になるのよ。それでいいの」
「ああ。この世界と君が救えるなら構わない」
彼女はその言葉を受け止めた。そして彼を抱きし、告げた。
「あなたの言葉を信じ、あなたを連れて行きましょう」
彼は頷いた。二人は抱き合い、空へと消えた。その瞬間、時空国は光った。そして地球にも光が放たれた。
ピカー
その瞬間、痴女の人からは闇が消え、幸せな生活が戻った。一方旭は記憶を取り戻した。
「あれ俺どうしたんだろう。ここどこだろう。」
彼の傍にいたクラインは涙を流し、彼の手を握り、告げた。
「あなた記憶が戻ったのね」
「クライン。俺は」
「この世界に着て、記憶を失って何年もたってたの。よかった。戻って。私が自分の家族を助けるために
あなたを連れてきたからこうなったの。巻き込んでごめんね。元の旭に戻ってよかった」
「心配かけてすまない。私達どうなったんだろう」
「娘がこの世界を救ってくれたの。私達は一族の時空の呪いから解放されたの」
「そうか…それで私達は助かったの」
「ええ。アルテミス一族は滅びるわ。永遠の眠りにつく。そして新たな時代がくるのよ。」
「そうか…私達の役目は、終えた。あとは娘にたくそう」
「ええ。ともに地上で幸せに暮らしましょう。」
父は頷き、母と共に地上へと消えた。一方、クラインの両親も娘と共に地上に降り、
静かに人として暮らした。、新たな時空国が生まれた。
アリスは王妃になりに、ゼウスからセイヌスという。名をいただき、セイヌス・アリスとなった。
一方地上を救うため、時空にきた夕日は、時空と地上を守るため、ゼウスから力をいただき、
時空の神から信託され、時空の力を得た。彼は神からの力の影響で記憶を失った。
だが彼の心には希望灯があったため、心の中で信じていた。
「これは私が選んだ道だがいつか誰かが力と引き換えに記憶が戻るであろう」と。
夕日は力を手にした後、新時空国の王に就任した。その後、2人は婚礼をあげ、2人の巫女と王子が生まれた。
セイラン、セイニア、レイビスである。時空国は再び平和を取り戻した。
時は流れ、再び、悪夢が襲った。時空間宇宙と地上の間にゆがみがでたのだ。
「申し上げます。王様。時空間の宇宙と地上の間にゆがみが出ました。原因はアルテミス。サリア王です。」
時空国の側近兵は、アルラは告げました。
「サリアは死んだはずだと地上に降りた旭からきいているが」
「また蘇ったそうです。旭の情報によれば。彼はものすごくつよい闇を持っていたと」
「奴の姿は」
「人の姿をしていません。ただの呪詛です」
「呪になり、よみがえったのか」
「はい」
夕日王は悩んだその時、音がした。
バン
「なんだ。」
王は兵士と窓からみると呪詛の姿をしたサリアが呪を地上に放っていた。
「あれはどうにかならないのか?光の結界とゼウスの光りはどうだ」
「どちらも試したが効果ありません」
「セイランを呼べ」
「はい」
兵士は王の前にセイランを連れてきた。
「お父様。ご用件は何でしょう」
「あのアルテミス。サファリ呪を対処するために地上から人間の少女を連れてこい、そしてあの惨劇を止め、
この世界を救うのだ」
「はい。お父様。しかしお父様、少し義藻に思うことがあります。」
「なんだ。申してみよ」
「はい。私はお父様の言うてることはわかりますが。お父様はこれから私達が過去に連れていく
少女に何を求めてるのですか?お父様はその少女に何をしてほしいのですか?」
父は言った。
「セイラン。私が人間の少女に求めているのは、その少女がいままで歩んできた経験を変えてほしいのだ。
学生時代にしてきたことなどをもう一度過去の世界で体験しこの時空国、セイヌス国とあの地球内に
解き放たれているアルテミス呪を破壊してほしいのだ。そうすることでこの国と我が故郷も救えるのだ。
いままで私は何人の地上の女性を使い試してみたが彼女らには私が求めることは出来なかった。
なぜなら生まれつき、過去を変える時空の力をもってないからだ。この世界はな。宇宙と地球の間に
存在するものなのだ。それを時空という。時空の力は地球内に住む人はほとんど持っている。
彼らに力を与えているのは我々セイヌス国だ。もちろん地上内の動物、自然の山、川にも与えている。
だがその力を排除する物もいる。それはどうしてかわかるか?セイラン」
「いいえ。なぜ排除するのですか?」
「自分には必要ないとその人、自身が思い込んで、闇に陥ってるからだ。不の感情を。その闇は
その人自身が生まれる前にあの地上内で手に入れたものだ。その不の感情を持っている人間の名は桜綾美夜子
という人だ。その人は今でも闇を放っている。それは彼女自身が生まれる前の人物があの地球内に現れ、
良い情報、悪い情報を手に入れ、全て吸収し、宇宙内で消え、悪魔になった。そして別の人間として生まれた。
それが美夜子という人間だ。我々はその人間を悪の転生者と呼んでいるが、君にこれから探してほしい人は
美夜子という女性の孫にあたる人物だ。彼女は闇を持って生まれた子ではないとはわかっている。」
「彼女は時空の光りの力を持っている。その力は、我々も持っているがまだどんな力かも解明されていない
からわからぬがいつかわかる。ただアリスの情報によれば人の心に触れ、気持ちを読み取り、何かを
演奏する際、光が現れる能力の可能性もあるそうだ。」
「なるほどお父様。私、その能力を持ってる少女を必ず探してきます」
「頼んだぞ。愛しの娘よ。」
「はい。お父様」
父は頷いた。
セイランは時空国の危機をくいとめるため地上から時空の力を持つ少女を探すため妹と弟を連れ、
地上に舞い降りた。そしてついに少女をみつけた。
「見つけたわ。あの少女はこの世界に溶け込んでいるわ。能力はゼロ。けど感受性が高く、純粋な少女だわ。」
セイニアは姉に言った。
「ねえ。お姉様。彼女に話しかけましょう。きっと私達の要望に応えてくれるかしら。」
「それはわからない。けどもしかしたら拒む可能性もあるわ」
「そうね。では何か策はあるのでしょうか?」
「いま考えているところよ」
セイランはどうやったら少女を飛ばすか考えました。しかし、セイランは人間と違い、知識なども
ありませんでした。なぜなら彼女は、人間と違い、時空一族の血、人間血をひいてるからです。
けど彼女は時空一族の能力の方が強いため、決断ができないのです。
「駄目だわ。全然作画浮かばない。どうしよう。助けて、お父様、お母さま」
その時、光が舞い降りてきました。
ピカー
光りと共に舞い降りてきたのは母、アリスでした。
「お母さま。」
セイラン達は満面な笑顔で母を出迎えました。
母は娘たちに尋ねました。
「セイラン。悩んで顔にしわが出ていますよ。」
「お母さま。お許しくださいませ。私は少女を見つけましたが。どうやって彼女を過去の世界に飛ばす方法が
見つからないのです」
セイランは悔しい涙をポトポトと流しました。
母は娘に近付いて彼女に触れ、言いました。
「大丈夫よ。セイラン。これを使いなさい」
母はセイランに杖を差し出しました。
「これは」
母は答えました。
「この杖は時空の杖です。我が王、夕日の光りの力と時空国の力が混じりあった杖です。
いいですか。セイランこの杖を使い、唱えるのです。こう唱えてください。我が名は時空の巫女、セイラン。
今こそこの籠の光りの力を解き放ちたまえ。天光ライトと。できますか?」
「はい。」
母は頷き、セイニアに言いました。
「セイニア。あなたはこの場で時空に飛ばす少女のデーターをセイランに見せてあげなさい」
「はい。お姉様。今少女のデーターを見せますね。」
「ええ」
セイニアは時空の舞をしながら呪文を唱えた。
まるでバレリーナのように踊り始めた。
「いにしえの光りよ。汝の物となる姿を映し出したまえ。ラスリア・ライト」
セイニアが放った光は神の結晶のような光であった。
セイニアが放った力は地上に解き放ち少女を包んだ。
一方、少女はその光に気が付き、空を見上げ呟いた。
「何だろう。あの光、紫外線浴びそう。地上が大変な事になっている。けどまあ帽子かぶっているから大丈夫か。」
と呟きながら会社を出た。その頃の地上は、嵐がおこり、各地で地震がおきて大変な状態でした。
時空からは地球内にアルテミス呪が欠片となり落ちて行ったのです。
その欠片は地上の人びとの体内に入り込んでいってる状態であり、人々はその呪詛に苦しんで倒れていました。
セイニアは空で彼女の様子を見て、母と姉に告げました。
「お母さま。お姉様。彼女の情報を特定しました」
姉と母は尋ねました。
「彼女どんな人なのでしょうか?」
セイニアは告げました。
彼女の名は、桜綾香菜梅。血液型はa型、星座は牡羊座で趣味はピアノ、読書、物書きで、小説を書いて、
G出版社から評価用いただいています。大学を九月に卒業後、図書館に勤務しています。
中学の友達との付き合いもあり、楽しい人生を送っている感じです。性格は、真面目で優しい性格ですが
泣き虫が多少ある少女ですが何かの力を持っている。それはお姉さんがいう時空の力ではないかと存じます。
「なるほど。感受性が高い少女でもあるわね。お母さま。そう思わない?」
「そうですね。セイニア任務はここまでです。少女の特定をしてくれてありがとう。」
「いえ。」
「セイニア。あとは姉に任せ、あなたは城に戻り、姉の連絡を待ちなさい。」
「はい。では失礼します。お姉さま成功を祈っています」
セイランは頷いた。
セイニアは時空国に帰還した。地上の空に残った母とセイラン。
母はセイランに言った。
「セイラン。私も先に戻りますがその前にあなたのお手伝いをします。レイビス来なさい。」
「はい。母上」
弟のレイビスは母の元に近付いた。レイビスは母に尋ねました。
「お呼びでしょうか?母上」
「ええ。これからセイランは地上に降り、我が時空国とこの地上を救うため地上に舞い降り、少女を過去に飛ばす
任務を行います。あなたはそのサポートのために姉の手伝いをしなさい。その手伝いはセイランが地上に
降りれるように光の階段を作りなさい。私の前でそしてそのあとは私と時空国で待機です。よいですか?」
「はい」
母は頷き、レイビスに告げた。
「ではレイビス。始めてください」
「はっ」
レイビスは術を唱えた。
「古の道よ。汝の命に答え。今こそその扉の道を解き放て.ライトステッオウス!」
ピカー
光りの階段が現れた。
「ご苦労。セイラン。準備がと整いましたので行きなさい。」
「はい。では。レイビス、お母さま。行ってまいります。
母とレイビスは頷いた。
セイランは弟が出した時空階段を上り、地上に降りた。
「行きましたわね。さあ私達も戻りましょう。そして姉の帰りを待つのです。」
「はい」
母は頷いた。
アリスとレイビスはセイランを見送り、時空国に帰還した。
果たして香菜梅の人生は。
運命の物語が幕をあける。
「時空の香奈梅」
みなさんは過去の扉の世界に行ったことがありますか。私もありません。けど世界はいつも私たちが想像
することもなく、私たちが知らない世界で広がっている事に。
これは大人になった少女の冒険の話です。全ての物語はここから始まるのです。