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師匠@活動終了
星乃一歌side
それは、一瞬の出来事だった。私たちは、いつも通りセカイで、練習をしていた。
「一歌、少し遅れてる。ギターはしっかり合わせて。あと、少し音程が違う。調整して」
私は、いつも通り志歩から冷たい口調でアドバイスを言われていた。
「う、うん!分かった。次は修正してやってみるね!」
そこまではいつも通りだった。だけど、その日は違った。
ーよし、これなら!
演奏しながら私はそう思った。先ほどからしっかり調整して、ミスなく行けていたように感じたんだ。だけど、違った。
「違う!!直してって言ったでしょ!?全然変わってないし、音程だって調整しようとしてるけど逆にブレブレ!それならさっきの方が全然良い!」
「し、志歩ちゃん、。少し、落ち着いて、!」
咲希は志歩を止めようとしていた。だけど、志歩は止まらない。
「なんで一歌はそうなの!?いっつもいっつも!直そうとしてるけど、全く良くならないどころか、逆に悪くなってる!今までは一歌に合わせてきた。だけど、もう無理。合わせられないよ。」
「え、?」
志歩は、私に冷たく言った。
「一歌。あなたがいたら、私たちは上を目指せない。だから、レオニを抜けて」
その言葉は私に深く突き刺さった。
「え、な、なんで、?今までそんなこと言わなかったじゃん?今までは、ミスしても”ちゃんとして”ってそれだけだったのに、なんで急に?」
パチン
志歩が私の頬を叩いたんだ。
「はっきり言うよ。一歌は、邪魔なの!失敗しかしない!本番だって成功しない!そんなのがいたら、絶対に私たちはどこかでつまずく!」
ー私は、みんなの邪魔、?
「だから、今すぐ、レオニから抜けて、!」
そして志歩は、私を無理矢理教室の外へ追い出した。私は、その場で立ち尽くした。
ー私は、邪魔、だったんだ。迷惑、だったんだな。あぁ、なんのために音楽をやってきたの、かな。
そうして私は、レオニを抜けた。そして、幼馴染だった私たちの関係に、深くヒビが入ったんだ。
コメント
1件
うわ……これ、めっちゃ胸が痛いエピソードだったよ……😢 一歌が志歩に“邪魔”って言われて、しかも平手打ちまでされるなんて、重すぎる……。 今まで我慢してた志歩の本音が爆発した感じなのかな。でも、一歌は一生懸命やってたのに、あそこまで言われる必要あったのかなって思っちゃう。 幼馴染っていう関係が、音を境に壊れていくの、ほんと切ない……続きが気になるよ。