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醤油🦖🎆
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戦士達の甘やかな休息
「ーーだから!何回言ったらわかるんだよハヤト!俺の秘密基地の私物スペースに、勝手にプロテインのシェイカーを置くなって言ってるだろ!」
ミルキィ戦隊・み!るくの秘密基地ーーの最先端のコントロールルーム。
そこに響き渡る怒号の主は変身カラー・イエローのジントだった。
戦隊のリーダーでありながら、基本は後方支援。手には愛用のマイクを抱え、メンバーのボケに対する貴重なツッコミ役として、今日も
こめかみに青筋をたてている。
「え〜?だってジントのスペースなんか落ち着くんだもん。あ、そうだジント、これあげるから機嫌直して?はい、あーん」
飄々と言い放ったのは、ピンクの変身カラーを纏いながらも戦隊の最高を誇る圧倒的エース、
メインヒーローのハヤトだ。長い手足を伸ばしてソファに寝そべり、買ってきたばかりの
いちごケーキをフォークですくい、ジントの口元へ突き出す。
「あーん、じゃなくて……っんぐ」
「ん、可愛い。ちゃんと食べた」
「もぐ、……おま、人が喋って、ごくん
……喋っているときに突っ込むな!」
真っ赤になって怒るジントの口元に、ちょこんと生クリームが残る。それを見逃すような
メンバーたちが、この基地に揃っているはずがなかった。
「あ、ジント、口元にクリームついてんで。俺が取ったるわ。」
不意に背後から声をかけたのは、ブルーの変身カラーを持つダイチだ。ジントをからかうことがありつつも相棒としても認めているダイチはジントの背中にぴったりと胸を押し当て、肩越しに顔を覗き込んできた。指先がジントの唇の端をなぞり、そのまま自分の口元へ運んでペロリと舐める。
「ん、甘。でも、ジントのほうが甘そうやなぁ」
「だ、ダイチ……っ!お前、距離が近い!離れろ!」
「嫌や。可愛いリーダーをこうやって捕まえとくのが、俺の今のマイブームやし。ほら、心拍数ちょっと上がってきたで?照れとんの?」
と嬉しそうに目を細める。
「ちょっと、ダイちゃんずるい!俺も、ジンちゃんにベタベタしたい!」
ドタドタと足音を立てて走ってきたのは、レッドの変身カラーを持つシュンタだ。
最年少レッドとして前線で体を張って戦っている。
いつもと変わらない無邪気さでダイチの手からジントをひっぺがすようにして、ぎゅっと抱きついた。
「わっ、シュンタ……っお前らなぁ、俺は一応これでも、みんなのリーダーなんだぞ!」
「知ってるよ!でも、ジンちゃんは頑張り屋さんやから、俺がこうやって充電してあげんの。
ほら、ジンちゃん、今日もすっごいいい匂いする…大好き!」
「だい、すきって、お前は本当に距離感が……っ」
首筋に大型ワンコのように顔を埋められ、ジントの顔はますます沸騰していく。
本人は、「頼れるリーダー」でありたいのに、メンバーの前に出ると「全力で保護すべきお姫様」扱いされてしまう不条理。
「はいはい、そこまで。みんな、ジントが困っているでしょ」
救世主のような声と共に、ホワイトの変身カラーを纏うクールビューティー・ジュウタロウがすっと現れた。
手には淹れたてのハーブティー。さらっと思い独占欲をぶつけるジュウタロウは、シュンタの腕からジントをスマートに引き抜くと、そのまま自分の膝の上へとストレートに座らせたのだ。
「うぉっ!?ちょっと、ジュウタロウ!?」
「いつもお疲れ様。ほら、僕の胸に頭を預けてゆっくりお茶飲んで」
「いや、椅子!椅子ならそこに余るほどあるだろ!?」
「僕の上が1番特等席だから、いいの」
細長い腕が、ジントの細い腰をがっちりロックして離さない。
「あ、ジュウタロウずるいぞ!俺のジントなのに!」
「ハヤちゃんのじゃないから。ね、ジント?」
「誰のものでもねぇわ!」
アジトの真ん中で、1人のイエローを巡る、いつもの「取り合い」が本格化する。ハヤトがジュウタロウの腕からジントを奪い返そうと引っ張り、
ダイチが「じゃあ、俺は足をもらうわ」と太ももをマッサージし始め、シュンタが「俺は、こっちの手ぇ繋ぐ!」と指を絡めてくる。
「お前ら、いい加減にしろーーっ!」
秘密基地に、リーダーのけたたましくも愛らしいツッコミが響き渡る。
世界を守るため、そして愛しい存在を誰にも渡さないために戦う5人の戦士達。
彼らにとって、これこそが命をかけた戦いの合間に訪れる、なによりも愛おしい日常だった。
作者のつぶやき
わたしが書く💛さんはみんなに愛されてて
過保護な感じが多いです笑
💛さんは完全ヒロイン枠です笑
今回はまだ日常シーンを書きましたが
そのうち戦闘シーンもはいりストーリー的に重くなるかも?
とりあえず、どんな設定か少しでもわかってもらえればなぁと書いてみました!
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