テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
続きですーー
チャイムがなってからかれこれ5分。
モブ男A【あの人まだ戻ってこねぇな】
モブ女B【まだ状況整理出来てないんでしょ】
モブ男A【チャイムなる前から脱走してるんだから十分に時間はあっただろ】
モブ男B【叶と両想いで嬉しさに浸ってるんだよ、なぁ叶?爆笑】
『あははーー、そうならいいけど、/』
モブ女B【叶くん照れてるーー笑笑】
さっきからずっとこんな感じだ。
先生と気まずい以前に先生が来るまで待つこの時間にいじられる。
これが何よりも恥ずかしく、逃げたくなる。
葛葉先生もこんな気持ちだったのかな。
ガラガラ
!?
全員がそちらに振り向いた
「…えーー、遅れてサーセン、。授業やりまーーす、、」
先生はすたすたと早歩きをして黒板の前に立つ。
「はいそれでは教科書928pを…」
モブ男A【先生、ちょっと待って 】
モブ男A【このまま突っ走るつもり?爆笑 】
「ぁぇ、なにが、。 」
モブ女B【何がって分かってるでしょ先生ーー笑】
「…のーこめんと。はい、授業戻るぞ!!!! 」
モブ女A【えーー先生が遅れたのに?笑笑】
教室が笑いに包まれる。
…先生、まだ耳赤いな。
結構引きずってたのかな。照れてたし可愛かった。
…今めちゃくちゃにみんなに僕の先生だって言いふらしたい。
まだ付き合っても気持ちの確認もできてないけど、正直押せば付き合える所まできている。
今この会話に混ざって気持ち伝えようかな。
…そうしよう!
僕ならいける。頑張れ僕。♩
『…先生』
びくぅっ!!
「ひゃいっ!!!!」
『んふっ、びっくりしすぎですよ先生笑笑 』
そう言いながら席を立って先生の目の前に向かって足を運ぶ。
モブ男A【おっ叶!ついにお前…!!】
モブ女A【中々にあつい展開じゃない?♩♩】
「なっなんだかなえ、!なにか要件があるのならまずは話を…」
『先生っ』
『先程はごめんなさい。先生が授業に遅れてくることなんてほとんど無いのに5分も遅れるくらいに支障をきたすようなことをして』
「ぁあぃや別に、、」
『でもあの反応をしたと言うことは、期待してもいいんですよね?というかもう既にしちゃいました。♩♩』
「ぁぇ、??」
教室に悲鳴が鳴り響いた。
「ぁぅ、ぇぇ、////ちょっ、////」
モブ男B【ひゅーひゅー!!!!】
モブ女A【きゃーーこっちまで照れる、!!/】
モブ男C【先生どーすんの!!!!】
「ぇ、えと、よろしく、?////」
『…ふっ、』
先生は僕の手を取りながら返事を返してくれた。
教室から割れんばかりの拍手と歓声が響き渡る。
モブ男女【おめでとう!】【お幸せにー!】【お熱いねー!】
たまーに冷やかしなどもあるが、みんな祝ってくれていることに嬉しさを感じる。
それと同時に僕はとあることに気付いた。
『みんなありがとう!でもごめんね、お友達とかには付き合ったこと言っていいけど決して他の先生たちにはバレないように、ね?』
僕はそう言い指を口に しーっ とする仕草を見せながらもお願いをした。
みんな心暖かく了承してくれた。みんなやっぱり優しいな。
めんどくささがあったが今ではそんなことはない。みんな大切で最高な仲間だ。
「…ありがとな、お前ら、/////」
先生も感謝の意を示す。
モブ女A【お幸せに!てか、いつまで手握ってんの?爆笑】
モブ男B【ここでイチャつくなー!】
また笑い声が教室に響く。
幸せだな、僕たちって。
勿論この日の授業はまともになんか出来なくて、残り時間をお互いの印象や好きになった時など色々な恋愛トークを繰り広げる会になった。
おしまい かすみたいな話しかかけんくてごめんなさい!がんばります^_^
NEXT 曲パロ