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完結する前に新しく物語立ち上げてしまう癖がある…:( ´꒳`;)
実はヤるシーン書くの苦手なんだ、((((殴
だから今回はちゅー程度で、!!((
「」中也
『』太宰
俺と太宰は密かに付き合っている。
周りからはそうは思われていないように見える。
そして、同棲しているのだ。
しかも、12階という高さだ!!
今のは自慢話だから余りきにしないでくれ()
がちゃ
扉の開く音と同時に、
『ちゅーやー!!』
と俺を呼ぶ太宰の声が聞こえる。
「おお、今日は随分と遅かったな。」
と云うと、
任務がいそがしかった、といっていた。
少し怪しがりながらも信用した。
最近、太宰の帰りがより遅くなっている。
深夜0時以降に帰ってくる事が多くなったし、次の日の朝に帰ってくることだってある。
丁度、今日は朝に帰ってきた。
「ただいま」
その声は少し掠れていて、素っ気なくて、酷く悲しい声だった。
俺がどうして遅れたんだと問いかけても無視をしてくる。
ある日、任務が夜遅くにあった。
とある組織のボスを倒さないといけなかった。
幸い、期限は今週中だ。
暗い道や人気の多い道、全て確認した。だが居なかった。
もう続きは明日にしようと思い、帰っていた。
するとなんだか、見覚えのある人が見知らぬ女と楽しそうに話しながら歩いていた。
お気づきの通り、その男は太宰だ。
時が止まったかのように時間がとても長く感じ、何も考えることが出来なかった。
だが、直ぐに太宰と女が何処に行くのか見張らなけてばいけないと思い、追いかけた。
太宰が女の腰に手をかけ、女は照れくさそうにしていた。
今直ぐにでも重力で捻り潰してやろうかと思ったが、心の中でぐっ、と押さえ込んだ。
太宰と女はホテルに入っていった。
勿論、ラブホだ。
俺は呆然としながらも、家に帰った。
家に着き、直ぐに寝具に飛びこみ、泣きじゃくった。
初めから分かっていたことだ。
唯、俺が認めたくなかっただけだ。
本当は嫌になる程知っていたんだ。
と自分を追い込んだ。
太宰が帰ってきた。
俺は太宰に話があると言い、面接のように真剣な表情をした。
「何?疲れてるんだけど。」
と太宰はとても怠そうにいった。
『昨日、女とホテルに行ったよな?』
俺は勇気を振り絞って問いかけた。
太宰は少し戸惑いながらも、
「あぁ、行ったよ」
と答えた。
俺はどうも可笑しく、涙が流れてきた。
昨日沢山泣いたのに
「…、俺には太宰しかい無かったけど、太宰は俺なんて、何でもなかったんだな、」
「…あは、
ごめんな、もう、自由に生きろよ、」
そう俺は言い残し、ベランダへ無言で向かう。
太宰は俺を必死で追いかけ、止めようとする。
ごめん 僕が悪かった という声が聞こえてくる。
「…じゃあな」
俺はフェンスによじ登り、飛び降りた。
太宰が俺の手を掴もうとしていたが、無理だった。
太宰の絶望の顔、真っ青に染まってしまい、汗と涙が溢れていて、とても後悔しているような顔だった。
そんな太宰の顔が俺の最後に見た景色だった。
“ゴキャ”
という音と共に、血が飛び散った。
綺麗な赤だった。
今回多かったね!!
読んでくれてありがとう!!
次、太宰さんの方も書こうとおもうよ!!