頑張るよ!(◦`꒳´◦)ᵎᵎ
「」太宰
『』中也
僕と中也は実は付き合っている。
同棲もしており、12階建てのマンションに住んでいる。
中也はとても可愛らしく、この事をとても誇りに思っているらしかった。
やっと夜の任務が終わり、ヘトヘトに疲れた体で力を振り絞りながら扉を開け、中也の名前を読んだ。
すると中也は直ぐに此方に駆け付けてくれ、任務が遅かったことについていっていた。
僕は任務が忙しかったのだよ、と云うと、少し怪しがりながらも『、そうか』といっていた。
僕は最近中也を嫉妬させて、もっと自分自身を求めて欲しいと思っている。
なので、態と女遊びをしていた。
中也とはシた事は無かったので、丁度いいと思っていた。
僕は今日も朝に帰ってきた。
好きでも何でもない女と朝まで遊んでいたんだ。
僕はこんな自分が大っ嫌いだ。でも、目的を思い出た。
家の前に着き、扉を開けた。
「ただいま」
と、素っ気なく、とても嫌な気持ちしかし無い声でいった。
中也は、
『なんで最近帰りが遅いんだ?、』
と問いかけてきた。
やっぱり中也は僕の事をまだ求めていてくれている。中也には僕しかいないんだ、、もっと僕だけ見て、、僕以外はいらないだろう、??、
と心の中で思っていた。
思わず無視をしてしまった
とある日、中也が夜に任務があると知り、中也が行きそうな場所を考え、態とその場所へいった。
運良く、女を捕まえることもできた。
中也が此方を見ていたのがわかった。
今にも泣き出しそうな顔で、突っ立っていた。
なんだか、とても、可愛らしく感じた。
中也なら追いかけて来ると思い、ホテルへ向かった。
予想通り、中也は着いてきた。
ホテルに着く前にいやらしい手つきで女の腰に手を回した。すると女の子は恥ずかしそうにしていた。
とても、今直ぐにでもでも辞めたかった。吐きそうだ。
中也がその様子も見ており、呆然とその場で立ち尽くしていた。
その様子はとても小さな小動物のようで、癒された。
家に帰ってきた。
死にそうな程疲れていた。
中也が『話がある』と真剣な顔をしていた。
だが、その目は酷く腫れていて、鼻声で、昨日はとても泣いたんだろうと思い、本当にかわいいと思った。
中也と面と面向かって椅子に座らせられた。
少し照れくさかった。
「何?疲れてんるだけど」
と、態と怠そうに言ってみた。
矢張り、僕の中也は可愛い、残念そうな顔をしていて、ぞくっとした。
『昨日、女とホテルに行ったよな?』
といってきた。
僕はどう答えようか迷ったが、事実を知っているので本当の事を伝えた。
すると中也は、眼から涙を流し始めた。
とても愛らしい、と感じた。本当に僕は莫迦だ。
『…、俺には太宰しか居なかったけど、
太宰は俺なんて、何でもなかったんだな、』
といった。そして少し息遣いを整えてから、
『…、あは
ごめんな、もう、自由に生きろよ、』
といってきた。
嫌な予感しかしなかった。
すると中也は突然立ち上がり、ベランダの方へ向かっていった。
その嫌な予感は的中していた。
僕は中也を必死で止めようとした。
「ごめん、僕が悪かった、
僕は本当に莫迦だ、お願いだから、」
と一生懸命に伝えた。
それでも中也はお構い無しに、無言でベランダへ向かう。
『…じゃあな』
と悲しい響きをした、とても美しい声で、寂しい声でいっていた。
それと同時に中也はフェンスによじ登り、
飛び降りた。
僕は必死になって中也の手を掴もうとしたが、
手遅れだ。
僕は今までのこと、全てを酷く後悔した。
莫迦な考えをしたせいで、中也がこんなことに…。
全部、僕のせいだ、
ゴキャ
と醜く、嫌な音がし、中也の綺麗な赤色の血が地面に広がる。
その、落ちた時の音と、この光景が頭の中から離れない。
僕は中也が居ないのなら生きていても仕方ないと思い、中也を追いかけるように飛び降りた。
見てくれてありがとう!!
まだ少し続くと思うよ!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!