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うん...好き、めっちゃ好きです!!
フォローと連載ブクマ失礼しますm(*_ _)m
続きたのしみ!
(ฅдฅ*)コン… ฅ(•д•*ฅ)チャー♪
みんみん蝉でーす!
起きてスマホをつけたらテラーの通知エグくてビビりました。『エグイで〜♪』って歌ってましたw
本編で蝉が創り出した存在しない病名が出てきますので、なにこれ?って思って調べても出てこないと思います!!
それでは本編へ
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
バイクの走る音で目が覚める。ぼんやりと覚醒していく頭をフル回転させる。
時計をちらっと見ると、いつもの起きる時間に起きていたようだ。良かった。6時間以上寝たら怒られちゃうとこだった…。
体を起こそうとしたら、何かに引っ張られて起きれない。後ろを見ると、さとちゃんが俺をがっちりホールドしている。そして、お尻にも違和感を感じる。よく見たら、まだ挿入っていた。抜いてなかったの!?挿れたまんま寝たってこと?あ、ははは……(汗)
これでは、さとちゃんが起きたらおはよの挨拶代わりにヤられる。
まぁ、でも普通に起こそう。
❤「さ”と”ち”ゃ”……ん”ん”ん”っ?」
へ?声が驚くほどガサガサなんだが?もしかしたら強姦されたときよりも酷いのでは?てか、昨日第何グランドやったんだよ!?第二や第三じゃあ、こんな声にはならんだろ!?
💗「ムニャムニャ、りいぬ…んへへ…」
しかも、当の本人はなんか寝言言ってるし…。
❤「さ”と”ち”ゃ”…お”き”え”………」
喉がマジで痛い…。後ろにさとちゃんがいるので下になっている左手でさとちゃんを揺らす。うう…繋がってる方にも振動来るしっ…!!
💗「ん……りいぬ…?おはよ…」
❤「お”は”よ”…さ”っ”さ”と”お”き”ろ”…」
💗「えっ?声やべぇじゃん!?お茶取って来るわ!」
❤「そ”の”ま”え”、に”は”い”っ”て”…る”か”ら”、ぬ”け”…」
💗「えっ!?ホントだ!?ごめん!!」
ズルっとさとちゃんは慌てて陰部を抜く。そして、ベットから飛び降りると、駆け足で部屋を出て行った。あ、服着てないじゃん。まぁ、家だからいっか…。
すると、すぐに戻ってきた。流石陸上部のエース。
💗「ごめん、用意しとけば良かった」
❤「あ”り”が”と”…」
俺はペットボトルを受け取って飲む。
喉が生き返る…。
💗「今日はどうする?」
❤「病院行く…」
💗「例の?」
❤「うん」
今日は病院の日だから、行かなきゃならない。ご飯食べたら行くか。検査だけだし、薬貰って終かな?
💗「俺も付いてってもいい?」
❤「ん、いいよ」
さとちゃんと病院。なんだかデートみたいで嬉しい。
家を出て櫻花総合病院に向かう事、バスに揺られ20分程で病院が見えてきた。
受付けで看護師さんとやり取りをしていた莉犬は俺が待つ待ち合い室に紙を持ってやってきた。
❤「う〜〜…緊張する…悪くなってたら薬増やされるし…」
💗「今どんぐらいなの?」
❤「うんとね、4種類くらい」
💗「多…」
❤「それで、めっちゃ苦い」
💗「うわぁ…」
そんなに薬飲んでたのかよ…。え……?毎日?………エグ
そんな他愛のない話をしていると看護師さんから呼ばれる。莉犬と一緒に呼んだ看護師さんに着いて行って、病室に入る。
医「莉犬くん、最近はどう?眠くなったりしてない?」
❤「あ〜〜…眠くは無いです。あと、毎日6時間以上は寝てません!」
医「いや…6時間ちっきりよ?」
お医者さん、呆れ顔で何か大事な事を言ってる気がするんだが…。
そして、莉犬のてへぺろ可愛いんだが。
医「まぁ、それは置いておいて。そちらの方はお兄さん?」
❤「いや彼氏です」
医「そう、彼氏さんね………って彼氏っ!?」
めっちゃ驚いてるんだけど。そりゃあ、男子のカップルなんてBLですもんね…。リアルBL…。
医「リアルBLじゃないっ…!!じゃ、じゃ無くて!そう、彼氏さんなのね…」
お医者さん、今リアルBLって言ってましたよね?あれ?
医「炬−カガリ−ちゃん、莉犬くんを検査室に連れて行って」
炬「はい、こちらです」
さっきの看護師さんが莉犬を検査室に連れて行った。お医者さんと2人きりになる。
医「彼氏さんは莉犬くんから病気の事は聞いたかしら?」
💗「はい。あ、でもあと少しで死んじゃうぐらいですね」
告白した時に莉犬が言っていた言葉にあったな。『もう少し死んじゃうんだよ?』って。
医「あの子はね、『後天性呼吸器官低下過眠症』って言う病気なのよ」
💗「後天性呼吸器官低下過眠症…?」
どんな病気なんだ?過眠症…?分からん。父さんや母さんなら分かるかも知れないけど。
医「簡単に言えば過眠症ね」
💗「普通の過眠症と何が違うんですか?」
医「普通の過眠症なら、寝すぎるという感じなのだけど、莉犬くんの場合は少し特殊でね。寝ていると呼吸が出来なくなってくるのよ。それに加え、呼吸が出来ないのにそのまま寝続けて、そのままぽっくり…という感じの病気ね」
マジか…。寝ると呼吸が出来なくなるのかよ…。
💗「それで…なんで後天性なんですか?」
医「普通は先天性が多いんだけど…莉犬くんは突然発病したのよ。普通じゃあり得ない」
突然変異みたいな感じか…。莉犬はそんな重病にかかってたなんて…。なんで気づけなかったんだろう。
医「今はだいぶ呼吸器官の機能が低下してきていて、長くても1年半ね。手術する手も有るのだけど……」
💗「手術した場合はどうなるんですか?」
医「先天性の人たちと違って後天性だから、手術すると、麻酔を打つから寝てしまう。そして…亡くなる事もあるし、助かっても記憶喪失になる可能性が高い」
手術は麻酔を打つし、そうしたら莉犬はもっと危なくなる…、どうしたら……。父さんと母さんだったらどうするのだろうか?
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
終わりでーす!!
よく分からん架空の病気作って設定も作って面倒くさくなってるw
それでは次作でお会いしましょう!!