全てのはじまりはマサさんと初めて同部屋になったあの時だった。夕飯の後、彼女から電話だからとか言って出ていったマサさんが戻って来ないので見に行くと、ひどく落ち込んだ彼の姿があった。憧れの人のあんな様子をどうしても見ていられなくて口走ってしまったのだ。
「僕が彼女さんの代わりになりますよ。」
その日、マサさんは何度も彼女さん(だったであろう人)の名前を呼びながら俺を抱いた。
それ以来、マサさんのためになれるのが嬉しくて、それ以上に行為によって得られる快感が欲しくて求められる度に応えた。
そうして僕らの間にはすっかりソウイウ仲が定着してしまった。
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