チャットノベルで書いたあれの続き。
書き溜めだぜい
スフェ side
スフェ「…なんでお前がいんだよ」
スフェ「十和」
十和「……背丈も体つきも綺麗になったね。」
十和「中学時代とは打って変わって…」
スフェ「そういうことを聞いてるんじゃねぇ」
スフェ「なんでここにいる?」
スフェ「どうして俺の家を……」
考えることが多すぎて頭が追いつかない
…こんなはずじゃなかったんだが
十和「…白髪の人が言ってくれたの。」
十和「名前は言ってくれなかったけど」
絶対ラヴじゃん…(失望)
スフェ「あいつマジ何やってくれてんだよ……(小声)」
十和「スフェがネットでよくいる人っぽくて」
スフェ「……見てたの?」
十和「うん。スフェ、やっぱああいうのは昔と変わらないなって」
スフェ「……」
十和「お父さんとお母さんは?どうしたの?」
スフェ「…知らね。」
十和「…その様子じゃいないんだね」
スフェ「そりゃ俺がまとめて殺しからね」
十和「物騒なとこも変わんないね……」
十和「でもスフェやっぱり女らしいね」
スフェ「…は、」
十和「肌も髪も綺麗だし」
十和「…私安心した。」
スフェ「…」
どこに安心してんだ
────しばらく沈黙が続く。
久しぶりの顔だ、お互いの趣味やなんやらも分かるわけない。
口を開くのはやっぱりそっち。
十和「…痣、大丈夫?」
言ってしまえば、中学の卒業式につけられた傷。
…死ぬまで消えないし。
スフェ「別に…」
スフェ「十和には関係ないでしょ?」
十和「……」
十和「私が転校した時、真っ先に話しかけてくれたのはスフェなのに。」
スフェ「…ど、どんだけ昔の話を…」
十和「スフェが生きてるって凄いんだから」
スフェ「……」
十和「私、スフェが死んじゃうんじゃないかってずっと心配してた。」
十和「親とか、精神的な面とか 」
スフェ「…」
死ねばよかったって思った時もある
生きててよかったって思う時もある
一生人生ジェットコースター。
十和「…」
スフェ「っ、お、ぉい…?」
背の低い十和のほうから抱き締められて
俺がしゃがめば均等になる
十和「…しゃがまなくていいよ」
スフェ「…え、あ、……」
十和「スフェはそのままで十分偉くて、私の憧れだから」
スフェ「… 」
スフェ「ありがと」
十和「あ!素直にありがとって言った…!!」
目をキラキラさせながら近寄る。
スフェ「…べ、別にいいでしょ、…」
十和「うんっ!よかった…」
スフェ「…このままじゃなんだし入れば」
十和「ほんとに!?やったぁ!!!」
─────過去は塗り替えせない。
だけど、その先を明るくすることはできる。
──俺もいつかあいつを明るくできますように。
コメント
5件
伏線!? え、ちょ、どこに載ってるんですかこの話の伏線はぁぁぁ!! さては僕の記憶力死んでますねこりゃ……
うおおおおわわわわわ!!!! 伏線回収っていうのだろうか…なんか凄い(?) 幸せになってくれ…()