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最高です!ut先生が2人を慰めてるのほんとに良い!
utめちゃめちゃ優男やんか...!!utの言葉一つひとつが心にブッ刺さって今洪水してます...ここあさん言葉のセンス良すぎませんっ!?ほんと尊敬...( >ω< )ciが最後tnのことtnさんって呼んでたのとかutに敬語になってたのはなんでだろう...🤔
兄さんッ!!!!! tnさんが珍しく弱ってるのをemさんが慰めてる所がめっちゃ好きでちた。 ut兄さんがさいご気にしてるのが可愛すぎた。このおっさん達の集まりは最高なんだな👍
注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・軍パロです。
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rb『A国の軍隊がW国に向かってきている!!直ちに、一般兵は戦いの用意を!!国民は安全な建物に入るか、逃げる準備を!!!!』
そう、rbの声が国に響き渡る。
状況は今言っていた通り、隣国のA国が、W国に攻めに来ているという。
幹部の皆も一斉に戦いの用意をし始めた。
ただ1人を除いて。
───────────
rb『一般兵の皆!!爆弾には気をつけろ!!そして隊長の指示に従え!!こくみ……ッ!!う"ぐッ!?!?』
突然、rbの声が途切れる。
バタリと、倒れたことを知らせる音と、何かが吹き込むようなプシューという音が残った。
そして国民と一般兵は不安でパニックになった。
「rb様はどうした!?」
「何があったのだ!!」
ザワザワと騒ぎ出す。
その間に、敵がくる…なんてこともなく。
ただただ、不安な時間が過ぎていった。
それは、国民と一般兵だけであった。
幹部棟では、もう始まっていた。
1人消えるタイムリミットが。
ジジッ。
ci『あ、あー。聞こえますかね。ciです。』
rbと変わって、次はciの声が響き渡った。
ci『どうやら、幹部棟に毒がまかれたようです。敵は来ないようです。国民の皆様に、危害はないと思われます。一般兵の皆様は、直ちに医療器具を持って軍事基地に集まってください。幹部棟には来ないように。』
『倒れた幹部は、僕が全員一応安全な所に運びました。一般兵は彼らを完全に安全な所に運び、毒や怪我の手当を頼みます。』
一般兵はそれを聞き、すぐさま医療器具を取りに行った。
国民はほっと息をつき、ゾロゾロと動き出した。
ただ。疑問を持っていた。
なぜ、ciだけ毒が効いていないのか。
それは、すぐに答えを出した。
『おい。早くしろ。』
誰かの声がスピーカーから流れた。
小さい音声なので、聞こえるようには話していないようだ。
ci『はい。今切ります。ああ、そうだ。皆様!!最後に、僕から頼みがあります。』
『幹部の皆を、この国を。大切にしてください。』
そして。
『僕は_______________。』
────────────
うっすらと意識が戻る。
鼻がツンとして、身体が痺れているような感覚が段々と戻っていく。
すると、目の前にひょこっと一般兵が現れた。
腕の紋章を見る限り、恐らくknの隊員だろう。
mb「tn様、意識が戻ったんですね!!」
tn「う"…ッ。な、何が…。」
mb「A国がまいた毒を吸ってしまったんですよ。ですが、A国はそれだけで戻りましたから、我々は無事です。」
tn「そうか…。う"ッ。」
tnはなんとか身体を起こし、周りを見渡す。
幹部の皆がずらりと並んでいた。
でもどうやら、命に何かがあるような毒でもないらしい。
皆、普通に寝ているだけのようだった。
現に、tn自身も、普通だ。
そこで、気がつく。
1人、tnが連れてきた後輩の姿だけ無いことに。
tn「…なあ。ciはもう起きてるん?」
mb「…ci、様。」
一般兵の顔色が悪くなる。
まさか。
tnは身体を起こし、一般兵の肩を掴んだ。
tn「ciは何処や。まさか、何かあったんちゃうやろうな。」
mb「…ッ。っ、はッ。ふッ…。」
tn「…。悪い。圧をかけてるんちゃうねん。本当のことを、言ってくれ。」
恐る恐る口を開く。
mb「ci、様は。亡くなりました…。」
その一言が、tnの胸を突き刺した。
どうやら、皆も物音で目を覚ましていたらしく、目を見開いて一般兵を見ていた。
tnは崩れて、床に膝を着いた。
shpが立ち上がり、一般兵に尋ねた。
shp「亡くなったって、どういうことすか!!なんで、ワイ達は生きてて、アイツだけ!!」
mb「分かりません…!!おそらく、毒が回りきってしまったのかと。」
ut「ciは何処や。死んでてもええ。会わせろ。」
mb「…ci様は見つかってません。証拠隠滅か何かを目的とし、連れ去ったか、埋めたかと。」
一般兵は目に涙を溢れさせていた。
それが、崩れてボロボロと流れていく。
辛いのは、tn達だけではない。
zm「皆、幹部棟に行こう。」
「もしかしたら、まだおるかも。」
mb「でもッ…」
zm「お前に何がわかんねん!!」
ドンッと、テーブルを殴り、zmがギロリと睨む。
そして、tnの手を取り、幹部棟へ向かっていった。
もう1日経っている。毒はもう無いだろう。
幹部棟につくと、そこは廃墟のようにがらりとしていた。
zmとtnだけ行ったようだが、後ろには幹部全員が居た。
一つ一つの部屋を確かめる。
ダクト内も、地下室も。
許されない。
なんで自分達は助かって、彼だけ助からない。
それが、許せなくて仕方なかった。
その日は、ずっと探し回ったがやはり見つからなかった。
なぜ、彼の死体を隠す必要がある。
gr「A国に、宣戦布告をしようと思っている。」
rb「俺も賛成。殺られて終わりなんて、癪や。」
zm「ああ、俺も。なんなら、今から行きたい。」
shp「…。」
shpが俯いていた。
utが肩に手を置いて、優しく声をかけた。
ut「shp。大丈夫?辛いよなあ。休もうか。」
shp「…ッ。ぅ"ッ、。」
ut「うんうん。悲しいなあ。僕もやで。」
shpの背中を擦りながら、小屋に戻る。
そんなutだったが、彼の背中も悲しさで溢れているようだった。
knが駆け寄っていった。
もう少し、気持ちが安定しないと、戦えない。
そんなメンタルが、今はない。
grはそう判断し、宣戦布告は出さなかった。
───────────
tn「寝たか。」
kn「おう。ぐっすりやで。」
夜中、小屋を訪れる。
訪れるというか、戻る。
今、幹部はここで過ごしている。
皆が皆のベットでずらりと並んで寝ている。
その中で、utとshpは、床にお互いのシーツを敷き、2人で寝ていた。
utはshpの背中を。knはutの背中を。
ぽんぽんと叩き、慰めていた。
utとshpは、ciと軍団でもあったので、皆と比べて傷が深く、状況を飲み込めないのだ。
tn「…。」
tnは自分のベットに腰をかけた。
無気力で、力のない手をぼーっと見つめる。
自分に助けれたんじゃないのか。
後悔が滲み出る。
ぽつりと、手のひらに涙が零れる。
ああ。彼に会いたい。
ただ、願っても無駄な願いを、心に込めた。
ぽんっ。
em「tnさん。」
emの手が背中に触れた。
暖かく、優しい手だった。
em「貴方が、何気に1番傷付いてるんじゃないですか?」
その一言は、図星だった。
軍団よりも、tnは長くciと関わってきた。
まだW国に来る前から。
そんなciに、何度も救われてきた。
だからこそ、救えなかったのが、悲しくて仕方なかった。
emの手が動く。tnの背中をぐるぐると回る。
慰めてくれていた。
emは悲しそうに微笑んだ。
無理に作った笑顔だった。
ciと違って、分かりやすい作り笑顔。
em「ciくん、きっとお空から見てくれてますよ。それなら、笑顔で居てあげた方が、彼のためじゃないかな。」
tnはちらりとemを見た。
emは小さく震えていた。
tnは、その手を握り返した。
俺たちは、やっぱり仲間だな。
───────────
rb「…おかしい。」
傷ついている皆とは逆に、rbは怒りを押えていた。
別にciの死に悲しさを受けなかったというのは違くて、勿論悲しんだ。
だが、そんなかなしさに浸っているのは時間の無駄で、誰よりも仇を取りたかった。
そのため、情報を集めていた。
そして、疑問を持つ。
皆の情報がバラバラなのだ。
「ciは毒で亡くなった。」
「ciは敵に殴られて亡くなった。」
「ciは行方不明になった。」
「ciは自害をした。」
全てが噛み合わない。
まるで、全員が適当に死因を作っているかのようだった。
rbは集めた情報を書類に書き込む。
やはり、全部違う。
全然違うのから、微妙に違うの。
何かがおかしい。
rbは書類とペンをぶつかり合わせた。
可能性はこれだ。
「ciは亡くなってなく、敵に連れ去られた。」
「ciはスパイで、亡くなったようにみせかけた。」
「ciは消息不明で、亡くなったと思われている。」
rbはペンをくるくると回した。
やはり、ciは亡くなってないのではないか。
そう、次第に考え始めた。
ut「rb、お前は忙しそうやな。」
rb「おう。悲しむ暇はない。」
「shpは?」
ut「shpなら、寝とるよ。疲れちゃったんや。」
rb「そうか。なあ、ut。」
書類をutに見せる。
utは真剣にその書類を見つめた。
rb「おかしいと思わへん?」
ut「…確かに。」
utは書類を見終わり、パソコンの画面に目を移す。
ut「確か、この前A国に潜入した時に、監視カメラをハッキングしたんよ。その映像、見れるかも。」
utはカチカチとマウスを動かした。
手馴れたように、A国の監視カメラ映像に入り込む。
そして、パソコンからモニターに画面を移し、rbと共に眺めた。
画面の端に、何かが写った。
ちらりちらりと何かが動いている。
それは、”水色”だった。
ふわふわとしていて、ぴょこりと色んな方向に飛び跳ねている。
髪だ。見慣れた癖毛。
水色の癖毛がカメラの端に映り込んでいる。
utはごくりと喉を鳴らした。
カメラなので音声は聞こえないが、その動きようから、まるで暴力を受けているように見えた。
rb「俺、皆を集めるわ!!utはそのまま見といて!!」
ut「うん。」
rbが勢い良く、部屋を飛び出した。
utは画面を見守る。
そして、そこには写った。
ut「…ci。」
橙色の綺麗な瞳が。
────────────
mb「出来たッ…!!最高の兵器が出来たあ!!!!」
ぐたりと倒れる彼の腕に刺さった注射器を引き抜く。
そして、男は笑った。
mb「はっはっは!!!!やはり私の想像通りだった!!!!詐欺師と呼ばれる彼は、毒耐性がある!!そんな彼を兵器にしてしまえば、我らは最大国家になるに違いない!!!!」
男は、彼を手錠で繋ぎ、口に鉄の棒を繋げた。
先程まで耐えていた橙色の瞳は、瞼に閉ざされていた。
mb「くっくっく…!!総統様!!やりましたよ!!」
「…総統様??」
インカムを繋ぐが、反応がない。
何かあったのだろうかと考えていると、上から爆発音が鳴った。
…ああ。なるほど。
男は彼をちらりと見た。
ようやくきたのか。
────────────
shp「ci!!!!」
破壊した建物の地下に走り込む。
牢屋が並んでいて、薄暗い地下。
utの情報ではここにいるはず。
後ろから来た、tnとut、そしてzmにsho。
shpとutで、ciを探し、zmとshoとtnで敵を倒す。
その間、他の皆は地上で戦っていた。
そして、その姿を見つけた。
ut「いた!!shp!!ここや!!」
牢屋を足でこじ開ける。
そして、倒れている彼に駆け寄った。
拘束を解き、優しく抱き締める。
shp「ci、こんな所におっ…」
ドスッ。
shp「う"ぇッ…!?」
ut「…は?」
───────────
ciは、shpの腹を殴った。
その勢いで、shpはふらりと気を失った。
ut「…な、何があってん!!ま、まさか洗脳でもされたんか!!」
mb「ふふっ。その通りだ!!」
ut「…なっ、!!」
ゴツッ。
ut「あ"ぐッ…!?」
mb「さあ、兵器よ。奴らを殺れ。」
ci「…。」
ふらりと立ち上がり、彼はよろよろと歩き始めた。
歩く先には、tnがいた。
tnは倒れたut達を見て、ぴくりと固まった。
zm「…洗脳かよ。」
sho「どうする?ci、怪我も多いで。変に攻撃出来んよ?」
tn「…。」
ふらりふらりと近寄る彼を見つめる。
そして、tnは彼に近寄った。
ゴスッ。
彼の拳が、tnの腹にねじ込まれる。
tnは少し痛そうな顔をして、彼の頭を撫でた。
tn「…。すまんかったな。俺は、お前がもう亡くなったと思ってた。ほんと、先輩失格や。俺は、お前に殺されてもええよ。お前のために、命を捨てるなんて平気や。少しは先輩らしいか?…なあ。ci。お前は、俺の自慢の後輩や。」
彼は、少し硬直した後、もう一度tnの腹を殴った。
そして、tnはふらりと倒れ込んだ。
zm「ci止せ!!!!tnやぞ!?それに、shpとut…!!お前の先輩やぞ!?なあッ、悪かった…!!思い出してや!!!!」
sho「聞こえてないのか…!?」
zmの必死な叫びも届かず、1歩1歩近付いてくる。
後ろの男はにたりと笑いながら、tnの腕を掴んだ。
そして、引きずった。
否、引きずろうとした。
ザシュッ。
mb「…!?」
shp「…。」
shpが斧を振った。
utがにたりと笑った。
ゆっくりとtnは彼の首に腕を回した。
tn「ci。お前はもう頑張ったよ。休憩しよう。」
そう言い聞かせてやると、彼は気を失った。
────────────
荒れた土地を、ゆっくりと歩く。
背中に乗せた小さな呼吸音。
疲れきった呼吸音。
zm「俺ら、戦いに行ってくるわ。ciは頼んだ。」
sho「行くぞ!!zm!!」
2人と別れ、ゆっくりと帰る。
橙色の夕日に照らされながら帰る。
ut「よいしょ、shpとci。もうすぐやからね。」
tn「せやぞ。」
ヘルメットで隠れたshpの目からは、ぽつりと波が零れていた。
メガネで隠れたciの目からは、ぽろぽろと涙が溢れていた。
そして、ようやく国に着いた。
mb「ci様…!!!!」
tn「今すぐ手当を頼む!!」
sn「了解!!shpは!?」
ut「この子は、泣きすぎて寝とるだけ。寝かせとくわ。」
───────────
一般兵に問い詰めた。
皆、泣きながらこう言った。
「ci様の最後の頼みを聞いてやった」
ciはどうやら、自分がA国に連れ去られ、実験体にされることを分かっていたらしく、連れ去られる直前に、「自分は死んだことにしてくれ」と頼んだのだと。
卑怯なやつだとつくづく思う。
でも、やはり一般兵に詐欺師ほどの騙す能力はなく、皆バラバラな適当の理由を話していた。
完全に騙そうとしていないというのもあるが。
そんな皆のお陰で、ciを救出することも出来た。
いや、まだだが。
ciの怪我は治ったものの、精神面の怪我が酷く、今も誰かが隣にいないとパニックになってしまう。
逆に言えば、それほど寂しがり屋な子なんだ。
誰よりも懐きやすく、寂しがり屋。
だからこそ、今回自分を犠牲にしたのだろう。
それに負けないのがshpだった。
shpも、根は寂しがり屋で、仲間を人一倍大切にする。
shpは、一日中ciと過ごすことが多かった。
離れないように、ずっと一緒にいた。
ci「…」
shp「…ci、あれ見て。」
道にぽつりと咲いた花を指さす。
一輪の、寂しそうに咲く花を。
shpはその花を優しく指の先で撫でた。
shp「…。1人なのに、強いなあ。まるで、お前みたいや。」
ciは弱々しく首を振った。
shpは、くすりと笑ってciの頬を撫でた。
shp「俺は…弱い。お前が居なくなって、1人で酷く落ち込んで。まだお前が生きているという可能性すら見失って。」
ci「…。」
shp「…疑うことすら無かった。ciは亡くなったっていう夢みたいな事を、完全に信じ切るほど弱かった。情けなかった。兄さんにも、部長にも、助けられてなかったら俺は亡くなったと思われていたお前を追いかけて死んでいた。」
「本当に、弱いよなあ。」
shpの手がかたかたと震える。
ciは咄嗟に抱き締めた。
ci「…ッ。おれも、よわいよ。捕まった時、最初は助けを待ってた。でも、疑っちゃったんだ。一般兵の嘘を、俺が頼んだ嘘を信じきっていたらどうしようって。俺が亡くなったことになって、墓を建てられたらどうしようって。俺は生きてるのに。」
「嘘をつかなければ良かったって、後悔もした。でも、そうやってしないと皆は毒の回った弱い身体で戦いに来るだろうって思ったんや。新人で詐欺師で弱い俺を、皆大切にしてくれるから。皆、こんな俺でも大切にしてくれたから。そんな皆に死んで欲しくなかった。皆に生きて欲しかったんや。」
抱き締めたciだったが、次第に震えだし息も荒くなっていった。
shpは優しく撫でてやった。
お互いの涙が、お互いの手の甲にぽつりと落ちる。
tn「…2人は偉かったと思うで。お互い、道を間違えかけても、お互いで助け合えてまた同じ道に戻れたやん。凄いと思うで。俺は、何も出来なくてすまんかったなあ。先輩として、仲間として、謝ろうと思ってたんよ。」
ut「僕も。ciを助けることも、shpを落ち着かせることも出来んかった。ただただ、自分も勝手に傷ついて自分だけでも落ち着こうとして。ほんま、身勝手なやつだと思うわ。」
2人がやってきて、shpとciの頭をわしゃわしゃと撫でる。
ci「にいさん、tnさん…。」
shp「なあ、ci。約束しようや。」
shp「もう二度と、迷子になんかならんで。」
ドタドタと皆がやってくる。
泣いている者や、怒っている者、ケラケラと笑っている者までも。
そして、ciを中心とし、輪になって抱き合った。
オッサンが抱き合ってるのは見たくない?
見なくてもいいだろう。
今、彼らは彼らの世界の中だ。
周りなんて見えてないさ。
周りからどう見られているかも分からないさ。
オチが微妙なランキング1位かな??
なんか嫌ですね🙂
全然オチを持ってけなかったンゴ
今日体調不良で休んだよ😊
だからこんな長い小説書けた✌🏻
親に体調管理くらいしっかりしろってド叱られたけどね
お ま け
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ut「shp。」
扉を開けて入る。
ベットで寝ているciの隣に座るshpは、視線を動かした。
shp「兄さん。」
ut「どうや。調子は。」
shp「ciならだいぶ元気になりましたよ。今日も、1人で行動出来てたらしいっす。」
ut「ちゃう。」
嬉しそうに微笑むshpに煙草を差し出す。
ut「僕が聞いてるのはお前や。shp。」
煙草を受け取り、そのまま部屋を共に出る。
向かう先は喫煙所。
橙色のライトが光る喫煙所に入り、煙草を咥える。
shp「…まあ、ぼちぼちっすね。ciが生きてて嬉しいって言うのと、迷惑をかけて申し訳ないっていうの…と。」
ut「うん。」
shp「…、あの嘘を信じてしまった自分への吐き気がします。」
ut「そうなんやね。」
shpはヘルメットを脇に抱え、煙草を堪能する。
その目には、涙の膜が張っていた。
ut「でもね、shpは悪くないと思う。正直僕はこれに関しては、ciが悪いと思ってる。アイツ、僕らを守るために自分を殺した。あの嘘に騙されてたら…って思うと背筋が凍るわ。ほんまに亡くなったかもしれへんからね。」
「ciなりの優しさっちゅーのは分かってる。でも、それが僕らと違うんよね。難しい子やでほんま。」
だからね。
utはshpの目から溢れそうになる涙を指で拭う。
ut「だからね。僕らがしてやるのはあの子の心を理解してやることやと思う。それが、僕らなりの優しさちゃうかな?」
shp「…ッ。ぅ"っ、」
ut「shpは悪くないんやで。全体的に悪いのは敵さんやで。そりゃあんなん言われて、あんな状況やったら信じてまうよ。悪くない。でも、自分でそう思うのは別に良いんよ。反省してるってだけ。それだけでもうshpは偉いよ。」
「少なくとも、僕はshpのことを怒ってもない。偉いと思っとるよ。反省してて偉いなあ。自慢の後輩やで。寂しがり屋で、可愛ええなあ。」
崩れ落ちるshpの口から煙草を取り、灰皿に押し付ける。
そして、優しく抱き上げ、喫煙所を出る。
ut「ええ子。ええ子。大丈夫やで。僕はshpの心は理解しとる。分かってんねん。大丈夫。誰もお前を責めないよ。自分が自分を責めるのは悪いことちゃう。それは反省しとるっちゅうこと。でもな、それ悲しいやろ??」
「ほんなら、褒めやろうよ。ちゃんと反省できて偉いって。ちゃんと立ち直れて偉いって。ciを助けれて偉いって。」
shp「う"ッ…ぐすッ、ひぐッ。」
ut「偉い偉い。shpは偉い子。もう好きなだけ泣け。僕が全部聞いてやるよ。ciに隠したいなら隠せばいい。ciに相談したいなら相談すればいい。それが恥ずかしくても怖くても、shpには僕がいる。仲間がいるやろ?」
ぽんぽんと、紫色になっていく空に照らされながらutは慰めた。
shpはutの服をくしゃりと掴んで、泣いた。
うんうんと優しく相槌を打ってやると、shpは壊れたように本音は話し出した。
shp「はぁッ…ふッ…。ひぐッ。」
ut「よお喋ったなあ。分かったよ。全部分かった。良く話してくれたな。大丈夫。」
「眠いんやろ?寝ようか。ciんとこ行こうか。待っとるかもなあ。」
shpの背中を擦りながら、廊下を歩く。
部屋に着き、扉を開けるとciと目が合った。
ci「に、にいさん。」
ut「おう。起きてたんか。すまんな。」
ふるふると首を振るciの、隣にshpを寝かせる。
目元は赤くなっていた。
ci「shp、泣いてたん…?」
ut「…うん。内緒な。恥ずかしいと思うから。」
ci「うん。…、僕のせい?」
ut「え?」
ci「…僕が、なんかしちゃったんですか。shp、傷つけちゃった…?」
ciは、震えた手でshpの額を撫でた。
ut「ううん。ciは悪くないよ。ちょっと疲れちゃったんやって。そっとしたって。」
ci「…兄さん。僕は…。」
俯いたciを頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
全く、似たやつらだな。
ut「ええか?ciも、勝手に色々溜め込むんじゃなくて理解してやるんやで。shpの心を理解すること。そうすれば、もっと仲良くなれるで。」
ci「はい!!」
ut「おっ、ええ返事やねえ。」
「僕、部屋に戻ってもええかな?」
ci「はい!!大丈夫です。僕には、shpが居ますから!!」
ut「…そうか!!」
utはもう一度わしゃわしゃと撫でて、部屋から出た。
廊下で頬を微かに赤くし、人差し指で頬を掻いた。
ut「なんか…イキってもうた、/」
照れながら早足で部屋に戻って行った。
部屋の中では、2人が軽い顔つきで眠りについていた。
調子乗っておまけ書いてたら文字数10,000超えてて草