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※この話はフィクションです。
奇病の設定はアレンジしています。
今日は体育祭当日。
でも私達は遊園地デート(?)の日だ。
私は星海と駅で待ち合わせをしている。
場所は駅の前にある噴水に9時30分集合だ、集合時間までまだ2時間ある、私はクローゼットを開けて服を選んでいた。
「うーん……遊びに行くの初めてだから何着て いけばいいか分からないなぁ……。」
「やっぱり黒色のかっこいい服かな。」
「でも白色のフリルの方が星海は好きかな……」
(ってなんか私デートに浮かれる彼女みたいになってるじゃん。)
「あっ、フリルのワンピースの上に黒のかっこいい上着着ればいいじゃん!!」
(私、天才かもしれない。)
そんな事がありながらも私は襟がフリルのシャツと黒のキュロットスカートを着て家を出る時だった。
「おい、お前どこに行く気だ。」
後ろからお父さんの声がした、声からして怒っているのだろうか私は恐る恐る振り返って答えた。
「今日は大事な人と会う約束をしていて……。」
そう言うとお父さんは顔を真っ赤にして怒鳴り始めた。
「勉強もしないで遊び回るつもりか!!顔がいいから親権を奪ったのにこれじゃあ意味が無いじゃないか!!」
「お前は本当に一家の恥だ」
「お前なんて生まれてこなくても良かったの
に。」
「……。」
そう言い終わると私の手首を掴んで引っ張ってきた。
「遊びに行く暇があるなら勉強でもしろ!!」
「やッ…やめてッ…!!」
《ガチャッ》
「何してるんですか?」
ドアが空く音がした、それと同時に星海の声もした。
「星海!?」
「誰だお前、これは家族の問題だ。」
「邪魔をするな!!」
そう言いとお父さんは私の手をさらに強く引っ張った。
「イタッ…!!」
「!?」
「家族の問題でも愛華羽は嫌がってます、実の娘にそんな乱暴なことしていいと思ってるんですか?」
「チッ」
そう言うとお父さんは舌打ちをして部屋に戻っていった。
「なんで私の家に?」
「だって集合時間過ぎてたから。」
そう言われてスマホを開いてみると、画面には10時と表示されていた。
「あっ……」
「ごめんね……。」
「別にいいよ。」
「それじゃ駅に急ごう!!
早くついた方が長く遊べるからね!!」
そう言って私達は駅に向かった。
✂————— キ リ ト リ —————✂
ここまで読んでくれてありがとうございます!!
今回は星海ちゃんの奇病について説明しようと思います!!
『ハート病』
愛情が普通の人より3倍強い、失恋すると徐々に消えてしまう。
治療法 星病に触る
『天死病』
死が近ずく度に天使みたいな羽が生えてくる奇病。
治療法は無い
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