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れむside
いつも見てるアルさんとはほど遠い。アルさんだけどアルさんじゃなくて、「大神さん」って感じの雰囲気と服装。一目見た時感じた違和感は多分目なんだろうな。中にある星もオッドアイもまるでない漆黒の目。
いつも付けている赤の十字架…エーテルスターは付いてなくて赤い薔薇の髪飾りを付けている。前髪はセンター分けにされていておそらく根本を固めているからか崩れず堅苦しい。 漆黒の綺麗な服の中に少しある赤と白。絵の具のような肌にほのかに赤い鼻、口元から出る白いモヤ。刺激しても崩れなさそうなコンクリートのような顔。
「れむからしたら貴方の方がよっぽどだけど。いつまで黙ってんの?話した方がいいでしょ」
隣にいる人を放っておくのが少し心苦しくて浅緑のハンカチに包んだカイロを渡す
「…」
なんとも言えない悲しそうな顔をして手元を見テイル
かなさんが自分に嘘をつき始めたのは学校生活がキッカケ。いじめも嫉妬もお世辞も何もかも見抜けるからこそそれが嫌で自分に嘘をつくことで押さえてきた。アルさんは…家庭の事情だよね。相手によく思われないといけないっていうプレッシャーから身についた本心を理解する力。…真逆っちゃ真逆だけど最高に相性が良くて羨ましいほどお互いを理解できる二人。
ちらっとアルさんの方を見る
え、泣いてる、⁈
「…⁈ちょ、どうし…」
そう言って少し彼女に近づく。れむが彼女の顔を覗き込む前にぎゅっと抱きしめられる。肩に顔を埋め込まれてどんな状況なのかが全く分からない。
「…このままでいさせなさい。」
少し震えた声が籠る
…そうだよな。アルさんだってあんなに大きく見えて引っ張ってて頼り甲斐があって…けど無邪気でドジで流行りのものには目を惹かれる。JK真っ只中なんだし、誰かに甘えたいでしょそりゃ
「…いいよ。しばらくそのままでいな?」
ぎゅっと抱きついたままれむの腕の中でさらに泣く女の子を撫でながられむの視界も滲み始めた
読んでいただきありがとうございます!
現時点、⌛️メンバー全員高校生ですからね。それを感じさせる二話にしました!
しゃるろさんゆっくり休んでください♪
それでは!また次回!