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ポートマフィア＿＿
『ふ～、疲れた～。ん？』
「大丈夫でしたか、紗雪さん！」
「紗雪、怪我はしておらぬか？」
「紗雪、何もされてねぇか？」
ン？ﾝﾝﾝ？後輩ちゃんはさて置き←
何で紅葉さんと中也まで…？
皆私の保護者やん しかも過保護←
『大丈夫ですよ。…一寸髪撃ち抜かれたくらいですし….。』
「…そやつ、紗雪の綺麗な髪を切り負ったのか…。」
あれ、嫌な予感が…
「生け捕りにして殺してやるわ。」
「尾崎幹部！私も加勢します！」
『ちょちょちょ！？物騒だね！？』
「何言ってるんですか、先輩。此処、ポートマフィアですよ。非合法組織の。」
『…そうだね！←』
『って事があってさ。ねぇ、ひぐっちゃん。』
「…楽しそうですね。」
『え、何？ひぐっちゃんも混ざりたいって？』
「云ってません。そんな事。」
『まぁまぁ。で、上司とは？←ﾊﾞｸﾀﾞﾝﾄｰｶ』
「わｯ！私は芥川先輩を尊敬しているだけであってｯ…！」
『…芥川くんとはいってない。』
「か、揶揄わないでください…。」
『ん～？何のことかな？』
あ～今日も平和だったわ～
……..あ、実家のお見合いまであと3週間もないじゃん…どうしよ
いっその事ひぐっちゃんを…いや、同性愛を認めるほど柔軟な家庭じゃないし、何より…
やつがれ君がおるしね…はよくっつけリア充め
付き合ったら盛大に祝ってやるわ、この野郎目←
『…という事なんですよ。なので、彼氏役お願いします！』
「…は？いや、全く分からねぇわ。如何いう事だよ。それにお前許嫁が居るんだろ？良いじゃねぇかよ。」
『甘いですね、中原幹部。じゃあ質問しますが。顔も知らない奴と結婚できますか？それもいきなり。』
「…無理だな。」
『ですよね！ですよね！と云う訳でお願いします！』
「…良いのか俺で？他にも居るだろ。芥川とか、立原とか。お前の部下とか。」
『芥川君はひぐっちゃんとくっつくので駄目です。立原君は色々NG。私の部下は女だけです。
はい、決定ですね。選択肢、私にも中原幹部にも無いんですよ。』
「おう…ん？何で芥川が樋口と…」
『あ、そこは掘り下げないでください。』
別にさ、立原君でも良いんよ 普通に推しだし
でもさぁ～…….あれじゃん 猟犬じゃん
つまりこう云う事よ
立原と結婚(仮)
↓
親に立原君が猟犬だとバレる
↓
私は知らない設定だから色々ヤバい
↓
猟犬に捕まる(まぁ、条野さんに会えるから良いけど)←
↓
親に私がポトマバレする
↓
＼(^o^)／ｵﾜﾀ
ってなるんだよね
つ～ま～り～、中也しか居ないって事！
まぁ、元から中也だったけど←
「…分かったよ。何時からだ？」
『えーっと…丁度2週間後ですね。家は私が案内するので。では、失礼しました。』
私はこの時、甘かったかもしれない 不用心だったかもしれない
真逆、あんな事になるとは….←
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