(短編集)

私は昨日この高校に入学したばかりの一年生

『一年生から各自教室に戻って下さい』

ー全校集会を終えぞろぞろと生徒達が動き出す

『なぁなぁテヒョン、新入生可愛い子いたっ？』

『は？興味ねぇよ』

『テヒョン見ろよ、

あの子可愛い！俺タイプかも♡』

『はいはい、勝手にやってろ』

『あっ…』

すると突然、

テヒョンが一年生の方に向かって歩きだした…

『え？あっ、オイどこ行くんだよ…』

『おい』

『そこのちっちぇーの』

『おい！お前だよ』

『え…？あっ私ですか……？』

(わぁ…何この人…めちゃめちゃイケメン…

名札が赤だから…三年生かな…？)

『あ、あの…私に何か…』

『名前は？』

『●●です…』

『お前彼氏いんの？』

『…？いえ…』

『じゃあお前、俺と付き合え』

『え………？はっ…?!』

すると彼が突然

みんながいる体育館の中で大きな声で叫んだ

『オイ！みんな聞け！こいつ今から俺の女だから』

『こいつに手出した奴はぶっ殺す、以上』

彼はそう言い終えると

私の前に立ち頭をポンポンした…

『お前の高校生活、俺が絶対楽しくしてやる』

『だから俺についてこい』

『っつーことで今日からよろしくな●●♡』

END