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花沢くん海瀬ニキがお誕生日…
1日違って尊過ぎぃ…ッ
うみはなが…好き…ッッッ(語彙消失)
ベッタベタ甘々なお誕生日ネタうみはなです…
事後っぽい雰囲気なので⚠️
『あのね、将ちゃん』
頭ん中ふっわふわ、
軽過ぎて緩い口から漏れるのは甘い甘い…
甘ったるいほどの言葉。
『俺ね、誕生日プレゼントはさぁーーー』
歳下の情夫が強請ってきたのは、
『今日の夜から朝まで、
将ちゃんの時間ください』
まるで商売女が使うような口説き文句。
記念日には死ぬほど興味が湧かない俺も、
流石に誕生日くらいは…なんて。
らしくないことを当日昼間頃に考え始めていた。
甘々に育てられたボンボンは、
パーティーだのなんだの…自分と関係を持つ前までは喧しく騒いでいたのが印象に残る。
そんなあいつは今組内でも温厚な奴等に祝いの言葉、律儀な兄貴らからにはちょっとした祝い物も貰っている。
あざーすッという軽い声にいよいよ俺は頭を抱えた。
何も用意は無い。
強いて言えば食いかけのカップ麺。
面倒臭さよりも、
単純にあいつの寂しそうな顔を想像した時の方が頭を痛めた。
おい海瀬、お前いつからそんな女々しいんだよ。
『将ちゃ…海瀬の兄貴ぃ〜』
痛い頭に、
さらに甘ったるい声が浸透する。
『馬鹿おまえッ、将ちゃんって呼ぶな事務所で』
『だから言い直しましたってー
海瀬の兄貴♡』
『ちッ…』
『あのですね海瀬の兄貴
俺今日誕生日なんです』
知ってるわ馬鹿。
『俺と兄貴、今日は早番で明日遅番じゃないですかっ』
『……だからなんだよ』
『だからぁ、』
俺に近寄ってあいつは耳元でこれまた砂糖の塊のような声で冒頭のことを強請ってきやがった。
まぁそっからは早かった。
物理的な話じゃなくて精神的に、だ。
……ホテルに速攻連れ込んだら、
『えぇ⁉︎////お、俺別におうちで過ごして良かったのに…っ』なんて乳クセェガキみたいなことを言ってきた。
馬鹿だなほんと。
あんな壁が薄いアパートで【お祝い】ができるわけない。
そのうち苦情で追い出されるぞおまえ。
……俺のせいだが。
まぁ可愛い情夫に強請られたから、
それはそれは日付けが変わる瞬間まであいつをベットに縛り付けてやった。
何回戦か【プレゼント】をくれてやって休憩してた時。
『…っ、わ…今何時っ…』
生まれた姿のままの花沢は動かない腰に鞭打ちながらスマホを探してるようだ。
喘ぎ過ぎて声が枯れかかってる奴を抱き寄せる。
『まだチェックアウトじゃねぇだろ…』
延長するかなんて呑気に考える。
『違うってぇ……あ!』
スマホを見て花沢はそれはそれは満面の笑みでヒビがはいった画面をみせる。
8月3日0時
『将ちゃんっ、誕生日おめでとぉっ』
『………あ?』
『やったぁッ、一番に将ちゃんをお祝いできたぁ ちょー嬉しい』
抱きついてくるその白くて柔らかい身体。
俺の跡がこれでもかと付いてる。
『俺さぁ、恋人には一番乗りでお祝いしたいんだぁ 今までで最高の誕生日プレゼントだったよ
ありがと将ちゃん』
誕生日が終わった男は、
なんとまぁ幸せそうに微笑む。
『…………おまえなぁ”…』
『?なーにぃ?』
ヤクザの情夫…いや、ヤクザの癖に脳内花畑のような事を言ってきた。
頭大丈夫かとか、
おまえもうちょいなんか欲張れよとか。
そんなもんでいいなら毎年くれてやるとか寒い事俺に言わせんなよ。
『ふざけんなよ伊織ぃ…っ』
『将ちゃん…っ?』
ベットに押し倒してやれば、
俺の下半身の金砕棒を見て赤くなった。
『っ//////ま、またスるの…?////』
『あぁ”? ……俺の誕生日だろ
俺は現物主義だからな
貰えるもんはしっかり貰う』
『現物主義の使い方違くない?』
『うるせぇ!花沢のくせに
いいから黙って俺に食われてろッ』
『ひっどーい!……でも、』
好きなだけどーぞ…♡
おしまい!
大遅刻だし自己満です