誕生日配信やばかったね、殺されるかとおもった。公式からの供給えぐ!
……ていう 勢いとテンションでの書きなぐりです。実際の配信内容と言い回しなど間違ってるのはご了承ください。
そこそこ長いです。
台詞名前表記
サムライ翔→翔(エセ関西弁)
KAITO→カ(文頭揃えたいので1文字でごめん)
✂ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔視点
誕生日配信中
サプライズでメンバーからのボイスメッセージが届いた。
打ち合わとかない本気のサプライズ!驚きと嬉しさで舞い上がって、ほんまは先に内容確認すべきなのに配信で翔軍にもめろりすにも野次馬にも聞かせたい!!って気持ちが先行してしまう。
誰から再生しようか悩みカイくん式ルーレットを採用しようとキャプチャーを出す。
メンバーからのメッセージ
もちろん全員嬉しいけど、その中でも1番聴きたいのはもちろんカイくんなわけで
無意識なのかノリなのかも分からないテンションでルーレットにカイくんの名前を3つ入れる。
コメ欄でも言われとるけど、これくらいの匂わせ?wwwくらいしてもええやろ?誕生日やし。なんて思いながら ほかのメンバーの名前も打ち込みいざ回すぞ思った瞬間。
ピロン
プライベート用のスマホにグループではないLINE通知が一通。
配信中やし1度は無視しようかと思たけど、間髪入れずに画面に映し出される着信の文字。
(カイくんから電話?)
これもサプライズかと思たけど、もしかしてなんかあったんかなと不安がよぎる。
配信に載っていい内容かもわからんし、とりあえず一旦配信切る。
心の中で見にきてくれていた皆に謝罪をし、
スマホを手に取り通話ボタンを押す。
翔『カイくん?どないしたん』
カ『サムライ!!え……?あれ?配信落ちてる?』
翔『おん、こっちのスマホに連絡きたから配信のせたらあかんのかな思って』
カ『ほんっっっっとにごめん!!』
翔『何?』
カ『せっかく誕生日配信中なのに中断させて……』
翔『それはええからはよ要件言え』
カ『さっきボイスメッセージ、配信載せようとしてたろ?』
翔『うん、あかんかった?』
カ『いや、それはいいんだけど…その……俺送るやつ間違えてさ。今、本当のやつ送ったからそっちで頼む!!』
翔『ほんまポンコツやな』
カ『ぐうの音も出ねえ……さ、最初に送ったやつはなんの関係もないから消しとけよ!』
翔『はいはい、じゃあもう配信戻るから』
カ『大切な日にごめん。けどホント消しとけよ!!』
そう言うプツっと通話画切れた。
(なんやねん。 せっかく通話したならおめでとうくらい言えや)
pc画面に向き直し機材トラブルと称し再びツイキャスを開き配信を再開する。
ルーレットはもういいや。
トリはリーダーのなろっちにするにして、他メンを己の手で手動ルーレット
のっきたんからツッコミまちのオレオレ詐欺風メッセージ
そらくんからの弾き語りの叙々苑…じゃなくてバースデーソング
かもめんからの本物宛のボケと俺への褒めちぎりメッセージ
そして次は
カイくんの番や
(あーっと、後から送られてきた方やんな)
DLするとボイスではなく動画が流れる。
気合いの入り方えぐ!
慌てて再び画面をキャプチャーし動画を流す。
魔王軍と闘って、そんで俺との関係やめろぱかについて語ってくれて感動して
終わるかな思ったら
カ【最後にサプライズでお前の家の手前にお前に送るもの置いといたわ】
は?は?なんて?こんなの行くしかねぇだろ!!
多分これは声にも出てしまっていたと思う。
BGMを残しマイクをミュートにしてから席を立つ。
何?なんなん?プレゼント!?え?冗談でなんも無いとかいうオチちゃうよな??
深夜にも関わらずついドタドタと音を立て玄関に向かう。
ガチャ
翔『へ?』
玄関を開けると
カ『サムライおめでとう!!じゃあな!』
そこにはカイトがおった。
翔『ちょ、ちょちょ』
直ぐに帰ろうとするカイくんの手を掴む。
冷たく冷えきった手。
一体いつからここで待ってたんやろ。
振り向いた顔は鼻まで赤くて、長い間待っていてくれた事は安易に想像がつく。
カ『ん?どうした?配信もどれよ』
翔『いやいやいやいや!!カイくん!何しとんねん!』
カ『何って、プレゼント渡しにきたに決まってんだろ?』
翔『いやいやいやいやいや!!そうじゃなくて!別に昼間でもよかったやん!』
カ『……から……』
翔『なんて?』
カ『俺が…1番に渡したかったから//』
はーーーーっっ!聞きました?皆さん
何この可愛い生きものは!!
寒さで赤くなっていたカイくんの顔が更に赤く染まるのを見て思わず抱き寄せる。
カ『ちょっっ//早く配信もどれよ//』
翔『無理…ちょっとの間まってもらお?とにかく寒いから中入り?』
カ『配信中じゃねえか』
翔『うん…だから配信終わるまで部屋で待っててくれへん?』
カ『……分かった』
カイくんを部屋に招き入れ、とにかく温かいものをとココアをいれる。
翔『カイくん寒かったやろ?ほんとありがとう。俺一旦配信戻るけど、待っててな?』
カ『う、うん。わかった』
相当寒かったのかココアの入ったマグカップを両手で持ち暖をとるカイくんを横目に配信に戻る。
カイくんからのプレゼント開封に徐々に配信のテンションに戻っていく。
スヌーピーの可愛いトート、タオル、マグカップ……
そして
翔『ボラギノールなんで入ってんの!?』
俺は切れ痔でもいぼ痔でもちゃうねん!
KAITO【いつか使ってくれ】
隣の部屋にいるカイくんからのコメントが目につく。
何!?いるのにまだ俺の配信みてくれてんの?可愛すぎん!?
あ、まてよ
ボラギノール……
痔……
全てが繋がったわ!
サムライ翔 改めて名探偵サム屋爆誕や!
これはカイくんが使うんやな!?
確かに俺のせいで切れる事ありそうやもんな?!それで悩んでるんやったら俺がボラギノール塗ったるわ。俺が指に付けて塗布してあげるよ。
つまりもっと優しく抱いてくれサインやろこれは!
(……)
あれ、今1部声出てなかった俺?大丈夫か?
コメ欄に目をやるとどうやら声に出てた部分と出てなかった部分があるっぽい。よかった。
誕生日配信がやらかし配信になるとこやった。
気持ちを落ち着かせ最後のなろっちのボイスを再生し俺から皆への手紙を読み上げ色んな告知をし、無事配信を終える。
椅子に持たれかかり大きく伸びをすると背後に気配を感じる。
カ『……おつかれ』
翔『カイくん!プレゼントほんとありがとぅ!』
カ『どう、いたしまして……じゃなくて!配信で変なこと言うな!!』
あ、そやった。カイくん配信見とったんや……
翔『すまん!けど別に大丈夫やろ!皆笑ってたし!』
カ『〜っっそうだけど!』
不満そうにムスッとしかカイくん。
そんな顔すら可愛いと感じてしまう俺はカイくんの厨二病なんかよりずっと重症で
サッとカイくんをお姫様抱っこする。
カ『な!離せ!!///』
翔『いや。このままベッドまで行くに決まっとるやろ』
カ『〜っっ///』
翔『お?珍しく暴れんな?遂にツンデレ卒業か?』
カ『ツンデレ!?違…その』
翔『?』
カ『今日は誕生日だから……えっと』
モゴモゴ話すカイくんをゆっくりとベッドにおろす。
カ『しょおの好きにして、いい……ょ』
その言葉を聞いてドサッと勢いよくカイトをベッドに押し倒す。
カ『へ、そんな急にっっんん//』
乾燥で少しカサついた唇が次第にお互いの唾液で潤いを取り戻す。
空気を取り込もうと開くカイくんの口に舌をねじ込めば今度は閉じることが出来なくなった唇から声がもれる。
カ『ふっ///んんっっ//』
苦しそうにパタパタと叩いてくるので仕方なく唇を話すと2人の間に糸が引いた。
カ『いきなりすぎだろ!//』
翔『いまのはカイくんが悪いやろ』
カ『〜っっ誕生日おめでと!!』
相変わらずの照れ隠しでツンツンした口調でそう言うとふいっと顔を背けるカイくん。
今年は人生で最高の誕生日やな
有難くいただくとしよう。
のっきたん、さっきはケーキ食べてないって言ったけど今から美味しくいただきます。
✄——————-‐✄
あとがき
はい。いかがだったでしょうか。
主はえっちな文章は書けないのでここで終わります。感想もらえたらまた書くかもしれません。
次、ちょっとだけおまけあります→
コメント
2件
本当にあの配信ヤバかったですよね!!もう「KAITOがおった」って翔くんが言った時真夜中なのに叫ぶところでしたw