なんで?帰ったんじゃなかったの?
「おかえり、若井」
落ちてきた前髪を気にすることもなく静かにそう言いこちらをじっと眺めてくる。
何がしたいのか分からない。元貴の気持ちが不明瞭だ。
「…元貴?どうしたの、」
刺激しないように宥めるような口調を心掛けてみるけど唇が微かに震えてしまう。
元貴から返事はない。
「ん…っふ」
何か言わなければとはくはくしていた唇を奪われ、舌を忍ばされる。
脳がふわふわして溶けそ
元貴とのキスは気持ちよくて頭が回らなくなってくる。
「ッん…あぅ」
息をしようとグッと肩を押しても全く離してくれない。
仕舞いには頭の後ろに手を伸ばされて離れられなくなってしまった。
苦し……
元貴の背中をドンドンと叩くと名残惜しそうにチュッと軽いキスを落としながら手を緩めてくれた。
「息継ぎ苦手なの?かわい」
「な!そんなことないし!」
突然発された言葉があまりにも心外でつい言い返してしまう。
少し空気が和らいだ気がして、
「ねぇ、どうしたの?元貴」
いつものようになるべく自然に問いかける。
だけど、その言葉がなにか元貴の気に触ったようで、一瞬にして冷めきった目を向けられる。
「何?そんなこともわかんないの?」
「へ?…ッん、……へぁ、やだ」
服の中に手を入れられ腰回りをすーっと撫でられなだらまた舌を絡められる。
ただくすぐったいだけのはずなのに、相手が元貴だからか其れすら気持ちよく感じてしまう自分が怖かった。
「あッ、なんで…泣」
「なんでだろうね…笑 考えてみて」
「わかんなッ、ん。…ッ!」
腰回りにあった手がいつの間にか下半身に置かれていた。
「キスだけでこんななってんの?」
「うっ、言わないで…」
ズボン越しでもわかるほど主張している僕のそれを見せつけるかのようになでてくる。
恥ずかしさで生理的な涙が止まらない。
「あーあ、泣いちゃった笑 顔真っ赤だし。」
意地悪な口調とは裏腹に優しい顔で目を細めてこちらを眺めてくる元貴に胸がキュッと締め付けられる。
あぁ、好きだなぁ。
夢でもいいから、このずっとこのままがいいのに。
「なに?余所見してんの?」
「ごめっなさァ!…ッン!や……」
上の空な俺が気に食わなかったのか膝を押し付けてくる。
いつの間にかズボンは脱がされていた。
「うわ、キツそ…笑1回ぬこーか」
そう言うと手早く下着も脱がされ下半身が丸出しになる。
「あ、ッんん……//そこッ、やだぁ」
「ここ?いーの?」
やばい、自分で触る時とは段違いの快感に自分のものとは思えない甲高い声が聞こえてくる。
やだ、聞かれたくない。
「ん、ふっ…は…ぅん」
「かわい。ね、声我慢しないでよ」
「や、だぁ、ぁう…きもちッ悪いってぇ…ッおもわれたくなぁ」
「何それ可愛すぎでしょ」
その言葉と同時に元貴の手の動きが早くなる。
頭がバチバチとし、腰もかくんと動いて止まらない。
「あ、やだッきもちぃ…くる」
「ん、いーよ」
「あ、ん~~~、、!」
イったあとの余韻の快楽の中、息を整える。
「気持ちよかった?気づいてる?今も腰振っちゃってんの♡」
「え…?あぅ//」
あまりの恥ずかしさに顔を手で覆う。
「その反応たまんな、けど可愛いお顔見せて欲しいなぁ」
そう言うと元貴は俺の手首をひとつに束ねて頭の上で押さえつけた。
それと同時に後ろに異物感がする。
慣れない感覚に背中がゾワゾワして落ち着かない。
「あ、…ふ……ん」
「さすがにキツいね。しんどいと思うけど若井のためだから頑張って」
「…う、ぁうん」
始めたのそっちなのに。なんて細かいことは考えないでおこ。
なんて考えていると突然先程とは比べ物にならない程の快感が襲ってくる。
「あ”ッ!!まぁっ…て、なんかへんッ」
「あは、いいとこ当たった?可愛い」
指増やすね
と静かに告げて俺の中に元貴の指がまた入ってくる。バラバラと動く指が「いいとこ」に当たったりかすれたりして気持ちいい
気持ちよくされる度に元貴が離れてしまうのが怖くて焦りを感じる。
「あ…ッんン!もときぃ…泣 」
「ん?どうしたの」
「くるしッ…んぁ」
「きつい?抜こうか?」
違う、、そうじゃない。
中の動きが止まる。
「や、違うの…きもちッけどっ」
「けど?」
「俺だけきもちいのやだぁ泣」
それを聞いた途端元貴の口が三日月の形をつくる。その顔も好きだなぁ
「ねぇ、それ煽ってんのわかってる?」
熱くなっている顔に知らんぷりをしてこくんと頷く。
「わかってる。お願い」
「…ッわかった。けど痛くしたくないの、だからもうちょっと頑張って」
先程とは少し違う柔らかい顔で笑った元貴の目はぎらついていて思わず唾を飲み込む。
俺のことが好きなんじゃないかと勘違いしてしまいそうだ。
「じゃあ、いれるよ。大丈夫? 」
こくこくと頷くとふっと笑いながら
「痛かったら言って」
と優しく言われる。
その直後先程までとは比べ物にならない質量が俺の中に入ってくる。
「あ…ぅん//きったぁ……」
圧迫感に耐えながらも元貴が俺の中にいる事実に胸が熱くなる。
気付くと目には涙が浮かんでいた。
「若井、大丈夫?痛い?」
そんな様子を見てか苦しそうに眉をひそめながらも元貴がこちらを心配してくれる。
「ッぁあ、ちがっ…嬉しくて」
「…何、それ。ごめんちょっと我慢できないかも。」
「…へ?あ”ッ??~~~~っ」
長めのストロークで一気に奥を突かれる。
唐突にきた強すぎる快感に声が出ない。
頭がぱちぱちと音を立てている。
気持ちい。
ずっとこうしてたいのに
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
以上です。
ここ書いたの保存できてなかったです…笑
初めてこういうシーン書いたので変なとこもあると思いますが、温かい目で見てください🍀
続き書くの大変そうだぁ
コメント
2件
ひろぱ〜〜〜😭よかったねぇ✨ 今日はお祝いだ🎂大森さんの目的は何なんだろう👀✨ アレシーンって書くの難しいですよね…!