💛side
ご飯を食べなかったせいでフラフラしながら約束の場所まで向かった。身バレしないように帽子を深く被り駅まで向かった。空が綺麗だった。いつもと変わらない。駅に着くとふたりが楽しそうに話していた。ふたりだけの世界がとても楽しそうだった。僕はいつもの笑顔を無理矢理作ってそばに近ずいた。
「おはよう!!」
♥️「あっおはようりょうちゃん!
今日遅かったね」
💙「おはよう!」
♥️「ねぇーりょうちゃん、聞いて昨日さ
若井めっちゃ酔って大変だったの」
💙「あれー?そんな酔ったつもりなかったんだけどな?」
💛「そうなんだ、元貴お疲れ様😊」
3人で軽く話したあと電車に乗った。行先はフェーズ1の思い出の場所。結成10年目になった僕たちはフェーズ1の思い出を大事にしている。最初ほ心を打ち明けてくれなかった若井。
今では仲良くできているのだろうか。ふたりは楽しそうに話している。話に混ざりたいがレコで迷惑ばかりかけている僕には話す資格がないと思い。窓を眺める。外の景色がだんだんと変わり始める。建物が少なくなり、広い空がさらに広くなる。
♥️「りょうちゃん大丈夫?」
💛「えっ何で」
♥️「なんか、ボートしてたから」
💙「具合悪いの?」
💛「大丈夫だよ、ごめんね
心配かけちゃって」
♥️「なら、いいんだけど 」
💙「…。」
そうか、僕がふたりの会話に入らなかったから心配してくれたのかな?ふたりが僕の顔を覗き込むように見てきたから僕は慌てて窓をもう一度眺めた。そして電車に揺られること数十分目的地に着いた。
そこはフェーズ1の一番の思い出の場所。高さ20~30メートルの崖。ここは皆で気持ちをリセットするのによく来ていた。悲しいこと嬉しいことなんでもここで吐き出していた。二人は楽しそうで写真を撮っていた。僕は1人崖の端に立って風を浴びた。気持ちいい。体ご軽くなるようだった。すると元貴が1人だった僕をきずかったのか写真を取ろうと言ってきた。沢山写真を撮ったなか僕が写ったのは数枚。僕は必要なのか。きっとスタッフなどの目を気遣って元貴は僕に話しかけたのだろう。この崖は僕にとっても気が晴れる場所。僕はあることを決意した…。
限界が来たら僕はここで死ぬ、、
必要とされなくなるまで
コメント
3件
うぅ…切ない… 「空が綺麗だった」っていう表現で、なんかうるっときました… 涼ちゃん死なないでね… 書き方がほんと丁寧で泣きそうになります… 続き楽しみにしてます✨
切な、、、、