下の設定「大丈夫やでぇ〜 」って方だけお読みください。
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・ストーカー行為あり
・大森さん、若井さんより高身長
・若井さん、怖がり泣き虫でよわよわ
○ご本人様の印象を変えてしまったら申し訳ない
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hlt side
最近、誰かにつけられてるような気がする。
後ろから物音だったり足音だったり…
考えすぎ、と思うかもしれないが絶対違う。
あの感じは絶対人がいる。
俺の勘違いなんかじゃない。
今日も残業で帰るのが深夜になってしまった。
俺の帰り道は一本道で、街灯は等間隔で置いてあり特に裏道のようなものはない。
けど、歩いてきた道や今から歩く道の奥行きが見えない。
怖くて落ち着かなくてスーツの裾を握る。
さっきから後ろから足音が聞こえる。
振り返るのは怖い、でも振り返らなくても怖い。
勇気を振り絞って、後ろを向いた。
すると、そこには
m「こんばんは。深夜は冷えますね」
長身で黒いコートのようなものを身に纏う、
赤の他人がいた。
でも軽快な口調だからこの人はストーカーじゃないのか、と安堵した。
h「そうですね。もう手が悴んじゃって…笑」
m「本当ですか?…うわっ、若井冷たすぎ笑」
さりげなく俺の手を取って両手で握ってきた。
あたたかい。気持ちいい。
h「なんでそんなに温かいんですか?」
m「両ポケットにカイロ入れてるんですよ」
「あ、よければ一つあげます」
h「いやッ!申し訳ないですよ!」
m「ダメです。貴方の綺麗な手を守らねばいけないんですよ」
そう言ってカイロを一つくれた。
くれたからには使わせてもらおうと思う。
たまたま同じマンションに住んでいた。
階数も同じだし、なんて奇遇なんだろう。
h「と、隣なんですか…!?」
m「あぁ…はい笑」
奇遇や偶然では済まされないような出来事。
なんでこんなに同じなんだろう…?
m「あ…鍵ない…」
この人は鍵を無くしてしまったようだ。
別に悪い人ではないし、夜道を怖がりながら帰ることも今日はなかったから…
h「よければ、泊まって行きますか?」
m「え…いいんですか、?」
h「ちょっと僕の話も聞いて欲しいので…ぜひ」
m「お風呂、ありがとうございます」
この人は俺より高身長だから俺の服は小さい。
袖が短く手首は丸見えでズボンも脛が少し見えるほど短くなっていた。
俺だってそんなに身長小さくはないはずだけど…
h「てか、貴方の名前は?」
m「ぁ、元貴って言います。貴方は?」
h「僕、若井滉斗って言います」
その後、誕生日とか好きな食べ物だったりを言い合っていたら同い年ってことがわかった。
m「なんか親近感湧きますね」
h「同い年ならタメ口でいいよ!」
m「まぁ…突然タメ口は…」
h「笑、だよね…あ、もうこんな時間…元貴はベッドで寝なよ」
m「いや、申し訳ないって!」
そう言う元貴を無理やり寝室へと案内する。
昨日洗濯したばっかだけど、匂いが心配…。
だけど少しでも快適に過ごしてもらいたい。
元貴をベッドに座らせた時、腕を引っ張られた。
そして元貴が上に覆い被さった。
m「そんな初めて会う人を家に上げちゃダメでしょ?」
h「元貴…?」
元貴の口元は笑っているのに目が笑っていない。
怖い。
なんで?
m「可愛いよ…若井♡」
h「な、なんで…元貴ッ?やめてよ…」
m「俺はずっと若井を見てたよ。朝も昼も夜も」
元貴に両手を押さえられ、顎を触られる。
そして顎を下に動かし口を開けさせられる。
m「はぁ♡やっと若井に触れた…やっと若井の口内を犯せる…♡」
h「やめへッ…もふぉき…」
m「怖くて泣いちゃった?僕を怖いって思って泣いちゃったの?可愛いね♡」
元貴は一体…何者なの?
次の話→♡200
コメント
9件
めっちゃ最高です‼️大森さんが始めらへんに若井って言っていたのも若井さんをずっとストーカーしていたから名前を知っていたのかな🤔こういう展開大好物です。
本当に元貴何者!?