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それではスタート
僕はひたすら走って図書館に着いた。
平坦な道だったからと言っても、なかなかの距離があったから疲れるには疲れてしまった。
疲れていても、やることは同じ。
もう一度、友理奈…”本物の”友理奈に会いたい。
僕は図書館を端から端まで調べた。
大体3日くらいはかかったと思う。
手がかりとしては、”ラクエン”に来た…いわゆる、死んだ人が綴った日記?みたいな物がいくつか探すことが出来た。
その一部には『地面が歪んだ』『突然意識を失った』など僕と似ている現象が書かれていた。
みんな同じなんだ。ここで働いてる人たちももとは死んだ人間。
帰りたい時にはいつでも帰れるのだろうか。
「キミ~ここ3日くらいいるけど…大丈夫?何か探してる?」
そこにはまたまた綺麗な女の人が立っていた。
これはまずい。今までの友理奈の人生を変えてしまうかもしれない。
または本物の友理奈もこの人に会っているのか?でもきっかけがない。
僕は北斗に戻るために図書館にいる。友理奈が同じタイミングで図書館に行く理由がないかもしれない。
「あ~、ごめんね?急に話しかけちゃって…」
「あ、いえいえ…全然大丈夫です」
こんな2分の1の確立だ。
どっちに懸けるか…、そんなの運試しだ。
僕は自己チューだからとにかく北斗に戻りたい。
だから僕は彼女と話すことを選んだ。
「私の名前は奈津!よろしくね!」
「奈津…さん……」
季節とかそれにまつわる名前が多いな。
わかんなくなりそうだ。
「ぼ__あ…わ、私は友理奈!友理奈です…」
「友理奈ね~よろしく!」
「わ、私…どうしても現実に帰りたくて…、”ラクエン”って死んだ人が来るところだからつまり…生き返りたいんです」
「ほほーん、なるほど~」
奈津さん、ごめんなさい。
この身体は僕のじゃないですとか言っても信じてもらえないと思ったので少し嘘つきました。
いつかこの罪は償いますのでどうかお許しください。
「生き返りたい、かぁ…、特例だね、君は!」
「みんな生き返りたいとか思わないんですか…?」
「うーん、こっちに居る方が楽っていう人が多いからね~、なんとも言えないんだけど…笑」
「そうゆう奈津さんはどうなんですか?」
「私?どうでもいいよそんな、だって生きるのもめんどくさいんだもん!」
…聞く人間違えたかもしれない。
奈津さん…病んでる…。
これは神様が与えた試練だ。
『自分で考えて答えを導き出せ』って言っているようなもんだ。
そんなもんならやってやる…!!!
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