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こんな神作なぜ今まで読まなかったのか,,,!!ショタ鬼良いですよね!!

イラストの二人ともかわいすぎる…設定も面白くて続きが楽しみです!!
最っ高です !! ショタ って 良いですよね ! 分かります !
♦☕×🍝🍷
ご本人様には関係ありません。
地雷さん等自衛よろしくお願いします。
メモで書いたやつコピペです、読みにくかったらすいません。
セイラママ出てきます、モブも出ます。
最後にイラスト通過します。
甘ーい話が書きたくなりまして
 
 ショタおにってよくてぇ…
 
 
 「奏斗〜ッ!!みてぇ〜〜!!!」
『ふふ、雲雀は凄いねぇ』
 …あの小さくて可愛かった頃から早十数年。僕は大学の単位落としそうな3回生、近所に住んでいた弟みたいな可愛いやつ、渡会雲雀は今は多分高校1年とか。
僕が大学に入るまでは近所同士でも絡みがあったけど、今は僕は一人暮らし、雲雀は寮生活。住んでいる場所が近いらしく、場所も親から聞いたが急に押しかけても迷惑だろう。
そんなことは置いといて、単位がやばい。そして彼氏が欲しい。このことを行きつけのバーのママに愚痴る。
 『せいらママ〜ッ、単位やべぇよぉぉ…』
「あんたねぇ、こんなとこ来てる暇あったら勉強しなさいよ」
『いやだってさ、新しい彼氏欲しいんだもん』
「それは私もそうよ!!」
『せいらママ、僕はダメw?』
「アンタも私もリードされたい側だし、そもそもガキんちょはタイプじゃないのでダメでーす」
『ちぇー、まぁママ僕の趣味じゃないから僕の方から願い下げだけどさぁ、…ごめんねママ』
「なんで私が振られた側になってんだよ、…てかちょっと聞いてくれない?!ウチのバイトがさぁ、…」
 黒いピチッとしたドレスともふもふのスカーフに身を包んだSeiLaママ。勿論ここはゲイバーだからママも男。ここで出会いを探しつつママに愚痴を零す日々。このバーは未成年も来るし、ちょっと辺鄙な場所にあるから酒を提供していない。そこだけ残念。でもママの作るノンアルカクテルはめちゃ美味い。
 『ご馳走様ー、また来るね〜』
「はいはい、単位取れたら1杯奢るわよ〜」
『やった、がんばるわ』
 そう手を振って店を後にする。路地裏を通り、繁華街にでる。車を停めてある表へ行く…何か揉め事か?背の高いヤンキー達が屯している。若気の至りだなぁ。無視してすすもうとすると、リンチでもされているのか、単身で戦うボロボロの紫の髪の長身の男とすれ違いざまに目が合う。まだあどけなさを残したその顔に、思わず声が出た。
 『…ッ雲雀?!』
「……ぇ、奏斗?!ダメだッ、来んな!!」
 綺麗な顔してるくせに絆創膏と打撲跡ばっかで、見てるこっちが痛くなる。雲雀をリンチしてる奴らは僕を見て何やら話しかけてくる。
 mb「アンタ誰だァ?殴られてェのか?」
mb『渡会の相手も飽きてきたしコイツもやってやろうぜ』
「おいお前ら、奏斗にだけは手ェだすな」
 え、キュンなんですけどぉ〜。雲雀がブチ切れたの見たこと無かったな。あの頃と違って僕より背が高いし、なんならくそイケメンだ。確かに今の僕は雲雀よりもチビだし弱く見られるか、そこそこ鍛えてんのになぁ〜。そんなことを呑気に考えていると、目の前に拳が飛んできた。
 「奏斗ッ!!」
『…おっと、危ないじゃん』
mb「はぁッ?!んだとテメェ!!」
『あのねぇ、揉めるのは百歩譲って良しとして、相手がダメ。』
 こんな見え見えのパンチ、合気道の有段者の僕に効きやしない。カッコつけれるだけつけよう。
 『お前らみたいなカスが雲雀に触んな』
 ボッコボコに打ちのめした後言ってやった。カッコよくね、僕。
 「え…奏斗…キュンなんですけど…」
 流石雲雀。思考回路がそっくりだ。
 『雲雀車乗って。手当てしたげる』
「え、いーの?!奏斗ん家行けんのラッキー〜」
 僕の愛車のプリウスちゃん。助手席に雲雀を乗っける。よく見たら全身ボロボロでよく動いていたな、と思う。
 「ていうか奏斗飲酒運転じゃねぇの?」
『馬鹿か呑んでねぇよ、ノンアルだけのバーがあんの』
「え、じゃあ今度一緒にいこーよ!奏斗運転で」
『いいじゃん行くか』
「バーなんてとこ?」
『んーとね、確か…ローマ字でArc-en-SeiLaとかだったっけ…?』
「ん??w」
 ん…?やべぇな、僕がゲイなのがバレる。昔から仲良くしてた兄ちゃんの恋愛対象が男だって知ったら絶対引かれる。せめて友達のままでいたかったのに。
ていうか僕のストライクゾーン?性癖?が変わったのは真横にいるこの渡会雲雀のせいだ。何故かって?覚えてないだろうけど、こいつは幼い頃に僕のファーストキスを奪ったから。
 『雲雀!!ちょっと待てっ…』
 そんな願いも虚しく、僕の秘密の隠れ家が正に今暴かれようとしている。
大焦りの僕と打って変わって、雲雀はというと鳩が豆鉄砲食らったような顔をしている。
 「…あのー…奏斗ぉ…そこ俺のバ先…」
『…ん??バ先って、バイト先…?』
 混乱しすぎて変な質問をしてしまう。
 「お…おん、土曜だけバイトしてる…」
 絶妙な空気が漂う。確かに僕いつもは土曜日行かないな。
 『なんも聞かないの…?』
「えーと…、奏斗ってさ…男の人に入れたいの?入れられたいの…?」
『え”?!』
 そこ聞く?!聞くとしても1番最後だろ、
 「ぁああ!!奏斗!!信号赤ッ!!」
間一髪、焦った。でもこれ雲雀が悪いだろ。
 『…雲雀はなんでセイラママのとこでバイトしてんの?』
「俺の質問答えてよ」
 何コイツ急にグイグイ来るじゃん。プクーっと顔を膨らせてなんか可愛い。
まぁ答えてもいいか。ゲイバーで働いてる時点で雲雀も恋愛対象は男なわけだし。あとそんな整った顔で見つめられると困る。
 『まぁ…入れられたい側…だけど』
やっぱはずい。
 「まじ?!彼氏はおる?!」
『僕の質問もとりあえず答えろよ、お前はどっち側なんだよ』
「ぇ…引かない?」
『引くわけねぇだろ僕の最大の秘密暴かれてんだぞ、2択だし』
「入れたい側…小遣い少ないから寮から近いゲイバーで土曜だけバイトしてる…んだけど!奏斗!彼氏いる?!」
『いねぇよ、だからあのバー行ってんだわ』
「じゃあ!…あのさ、俺じゃダメ…?」
『は?』
 これには流石の僕もびっくり。齢6歳にして小6の僕を落とした雲雀に、10年ぶりに再び告白された。
 『確かに雲雀はめちゃカッコイイし、…なんならストライクに僕のタイプの顔してるけど、ダメ』
「なんでよ?!今のOKの流れやん?!」
『雲雀はイケメンだし、もっと他のいい人いるよ。久しぶりに会った幼なじみを今更彼氏に出来ない』
「いちいち俺の顔褒めるのやめてくれん?じゃあ分かった、奏斗を落とすから、精一杯彼氏みたいに振る舞うから、その後振ってよ」
 何がわかったんだか。僕はもうとっくに、小6から雲雀に堕ちてんのにさ。今まで付き合った彼氏はみんな雲雀の空似、だけどすぐ僕が振った。求めていたものと違ったから。
僕は雲雀が可哀想だから今振ってあげたのに。だって高1でしょ?雲雀のスペックなら女の子でも男の子でも取っかえ引っ変えできるのに、大学生の男だなんて。
 『でもなー、僕に今さっき助けられた男の子かぁ〜笑』
「っそれはッ!!違くてぇ…w」
 
 僕にYesって言わせてみろよ、雲雀。ずっと大好きだからさ。
 
 
 
 
 
 オマケ
幼少期の告白
 
 
 雲雀が小1、僕が小5くらいの頃。事件は起こった。当時の雲雀のクラスでは男女問わずおままごとが流行っていた。ご多分に漏れず雲雀の中でも大ブーム。
 「奏斗かなと!!おままごと一緒にする!」
『いいよ〜、雲雀何するの?』
 ここまでは良かった。だが配役が問題だ。
 「オレがぱぱで、奏斗がオレの嫁!!」
『…ん?ヨメ??』
 その頃別に世間で騒がれているLGBTQやらトランスジェンダーやらは全くと言っていいほど知らなかったんだ。
 「そ!」
『僕男だよ、雲雀?』
「えぇ〜、だって奏斗可愛いよ?おめめキラキラしてるし」
 この天然人たらしめ。これ以上雲雀が道を踏み外してはいけないという謎の義務感が生まれ、優しく諭す。
 『…んんん??あのね、雲雀、そういうのは好きな女の子に言ってあげるんだよ』
「オレ、奏斗大好きだもん!!」
『…そうだね、知ってるよ』
 雲雀の好き、は絶対恋愛の好きではなく友人としての好きだと思っていた。でも、そこまで直球に言われると何故か照れてしまった。
 「よかった!!ねね、奏斗、じっとしててね」
『ん?』
…ちゅ♡
『……?!ひっ、ひばり?!』
 これ、僕のファーストキス。なんで幼なじみの男子に奪われるんだよ。雲雀は僕の頬から手を退けて上目遣いで、自信満々に言う。
 「これで、奏斗オレのお嫁さん!!」
 この一連の行動と俺の嫁宣言で僕のストライクゾーンはぶっ壊れた。というか小1の雲雀に堕ちた。
 
 
 
 
 
 
 (間)
ショタ×ショタ
苦手な方ご注意
 
 
 
 
 
 
 いいよね…ショタって…
 
 
 まーだまだ続ける予定です、
私の端末がいいね反映されるの遅いので、いいね連打しまくって主を喜ばせてあげてください笑
コメントもバシバシどうぞ
 最後まて閲覧頂きありがとうございます〜