「石井、出た」
「ぷっ、うん、わかった。中でびくびくしてた」
「わかるんだ?」
「ん。なんとなくね」
少しずつ抜いていく。体が離れると石井の穴はぽっと口を開けたままだ。
紅い血の跡がお尻の穴まで垂れて乾いている。
「あ、ごめ!痛かったよな?」
「初めてはそういうものだからさ。気にしないでよ」
「そ、そうか。石井は?その…気持ちよかった?」
「ん~正直まだそこまでじゃないかな?でも痛さがなくなったらわかってくるんじゃない?」
「次は…」はっ!思わず言いかけちまった…なんだ次はって…俺たちは友…
「ん?うん、次は気持ちよくなるといいな♪」
「あぁ、俺、頑張るよ!」
「よろしく!」くぅ~!
俺は外したコンドームを結び、燃え尽きた感じでうなだれているムスコをティッシュで拭いている。
一足先に拭き終わっていた石井は、結んだゴムを手に取りしげしげと観察している。
「あんたとは仲良しの友達だと思ってたのにな」
「えっ!?違うの?俺は石井のことは特別仲がいい友達の1人だと思ってるぜ?」
「今も変わらず?」
「今も変わらず」
「そっか(笑)じゃあ明日からも変わらずよろしくね!」
「当たり前だろ?俺たちはずっ友?ってーの?あれだよ」
「あんたの口からそんなワードが出るとはね(笑)うん、ずっ友!」
そうして笑い、どうでもいいことを話し、日が暮れた頃に石井の家から帰った。
次の日、登校するといつものように俺の席には石井がいた。
「うーっす。お前は毎日毎日 人の席でパンツ見せてからに」
「うっさ!だから言わずに見とけばいいのに」
「だから…」「はいはい、チラリズムね」
いつもと変わらない。安心する。
「邪魔邪魔!」
「なんだよ、あたしの上に座る?(笑)」
「じゃあそうすっかな?」
勢いを殺し、でも自然な動きで石井の太ももに座る。
「あらら、本当に座るんだ」
大原さんが驚く。
「石井本人がいいって言うならね」
うん、何割かは空気椅子で軽減してるし。
「あ~やっぱりダメ!重くないけどあんたがそこにいるとめいが見えないじゃん!」
はいはい、と腰を上げると俺は男友達の方へ話しに行く。
「あい、なんか中田との距離感が近くなってない?」
「えっ?そうかな…前からだよ?だってあいつはあたしのこと男友達って思ってるみたいだし(笑)」
「そうかなぁ…?」
「ところで昨日のドラマ見た?」
「もち見た!あいが言ってた通りの展開になったじゃん!」
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二時間目の後、石井がまた大原さんの所へやってくる。
いつもならそこに立ったままか、失礼にも俺の机に座るとこだが…
「毎度毎度よく来るな」
「しょうがないじゃない、あんたがめいの後ろだから悪い」
「いや悪くはないだろ?そうだ、じゃあお詫びに俺の上に座っていいぜ?」と言ってみる。
「ふ~ん?お詫びとはいい心掛けじゃん。じゃ、座らせてもらうわ」
俺は椅子を引き、少しのけ反る。
よっと石井がまたがる。
「うんうん、悪くない座り心地じゃん」
教室でこんなに密着するなんてなんかいけない気分…やべっ勃っ…
「ちょっと~人の後ろでいちゃつかないでくださ~い(笑)」
「はい!俺トイレ行くから石井、座っていいぜ」
「ん、借りる。あんたの座り心地も悪くなかったぜ!」石井はばちっとウインクした。
…気付かれた…のか?
こんな感じで俺たちの関係は壊れずに済んだ(笑)







