お母さんは毎日僕を殴った。
何度叫んでも気絶してもお母さんは僕のことを殴ったり蹴ったりした。
「お母さん!お母さん!」
怒号の飛び交うこの部屋に笑顔なんてない。
お父さんはアル中で気絶したようにお酒を飲んでいた。
「ねぇ!母さんもうやめてよ!」
お姉ちゃんはいつもお母さんを止めに来るけど
諦めてその場で大泣きする。
僕は何も言えずに毎日毎日殴られ続ける
次の日小学校から帰るとお姉ちゃんがお父さんにレイプされていた。
僕はその場で立ちすくして何も言えなかった
お父さんはニィッて笑って腰を動かした
「お姉ちゃん…?お姉ちゃん?」
「しょぅ、、、た」
そうお姉ちゃんは言った途端声も息も聞こえなくなった。ガタンガタンと洗濯機の音と隣の部屋の笑い声だけが部屋に響いた。
「高橋さーん!家賃払ってくださいよー
もう5ヶ月も払ってないですよー!」
バンバンと玄関の扉の音の後にギギっと開いた
大家さんの悲鳴の後お父さんは死んだ目をして
飲みかけのビールを飲んだ
「お姉ちゃん?ねぇ、お姉ちゃんってば」
そう体を揺らしながらお姉ちゃんと何度も読んだ。
少し汗をかいて火照ったお姉ちゃんは気絶していた。
僕達は正しい家族になりたかった
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