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こんにちは、みじんこです。


最近クロコダイルさんのフィギュアをハードオフで見つけまして。

それが4000円ぐらいだったですよ。

その時の手持ちが14円。

ふざけてます。

なんでこれから貯金してお迎えに行きます。

待っててください、クロコダイルさん…!!

先に買われてたら世界を恨みます。



さて今回は、何のお話にしようかなーってボケーっとしてたら思いついた、

副シャンを書いていきます。

ホストパロ?というんでしょうか。

そんなものを書きます。

しっかり現パロ、🔞あり。

苦手な方はお控えください。










俺の名前はシャンクス!

絶賛ホスト通い中だ!

いやぁ、初めて来たときは男だから少し不安だったが、

なんと!とんでもねぇイケメンと出会っちまった!

そいつの名前はベックと言って、男も惚れる男って感じでやばい。

一つ一つの仕草に色気があふれててほんとにやばい。

単純だが、俺はベックのそんなところが好きになった。

俗にいう一目ぼれってやつだ!

そこで俺はベックを落とすべく、ここ最近かなりの頻度で通っている・

けど、全然振り向いてくれねぇ。

好きだといっても軽くあしらわれるし、アフターに行ってはくれるけど何もしてこねぇし。

一向に落ちる気配がねぇ。

正直無理な気がしてもいる。



だけど俺は諦めねぇ!

今日こそ!

今日こそ絶対に落として見せる!!






カランカラン。

「いらっしゃいませ。」

「あぁ、シャンクスさん。こんばんは。」

「こんばんは!今日ってベックいますかね?」

「えぇ、先ほどちょうど来られましたよ。本日もご指名で?」

「はい!お願いします!」

「かしこまりました。それではこちらに」

顔なじみのスタッフさんに連れられ、ホールに向かう。

何度も来たせいかルートは完全に覚えているが、スタッフさんとの会話を楽しむため少しゆっくり歩く。

「最近どうですか?何か進展ありましたか?」

「ははっ。そうだとよかったんですけどねー。相変わらずなんもないです。」

「そうですか。でも…」

「?なんですか?」

「いえ、なんでもありません。」

「今日こそ進展、あるといいですね。では、こちらの席で少々お待ちください。」

「はい、ありがとうございます」

そう言ってスタッフさんが立ち去る。

さっきなにか言いかけていたがなんだったんだろうか。

うーん、気になる…。


そう考えていると。


「また来たのか、シャンクス。」


少しかすれた、心地のいい低音が上から降ってくる。

待ち望んだ俺の大好きな人。

「!ベック!」

「あんまりでかい声を出さないでくれ。他のやつの迷惑になる。」

「あ、わりぃ。」

そうやって少し呆れた表情でこちらを見つめてくるベック。

今日はいつも通りひとつにまとめた髪に、ブラックのスーツというオーソドックスな格好だった。

でもベックが着るとほかのやつと違って大人っぽさが増してかっこいいんだよなぁ。

「何をじろじろ見てるんだ?」

「今日もかっこいいなって思って!」

「そうか、ありがとう。」

そういうが眉一つ動かさない。

まぁ、いつも通りだけど。

「今日は何飲む?」

「アンタが好きなもんで。」

「ほんとベックは欲がねぇよなー。」

「ほかのやつは高いの頼ませようとするのに。」

「アンタのために言ってるんだ。」

「最近ほぼ毎日来て」

「金は大事にするもんだぜ?」

「うっ…」

痛いところを突いてくるなぁ…。

でもそんな細かい気遣いに俺はまた惚れる。

ホストなのに売り上げじゃなく客を気遣い、酒を純粋に楽しむ。

そんなベックのやり方に俺は惹かれたんだ。

「じゃ、じゃあ、これでいいか?」

「ああ。ありがとう。」

注意されてしまったので比較的安めの酒を選んだ。

注文が決まったので近くのスタッフにオーダーする。

ここは一般的なホストクラブと違いコールがない、落ち着いた店なので居心地がいい。

「なぁ、ベック!」

「なんだ。」

「俺と付き合ってくれ!」

「すまねぇが、俺は今そんなもんをつくる気分じゃねぇんだ。」

「もー、またかよー。」

「いつになったらつくる気になるんだ?」

「さあな。」

相変わらずうまくかわされる。

やっぱり俺に興味がないのだろうか。

最近は名前も呼んでくれるようになったし、敬語も取れたから近づいてると思ったんだが。

俺の勘違いだろうか。

やはり好きな人に振られ続けるのはきついもので、少し不安になる。

「?どうした?」

「あ、いや、なんでもねぇ!」

「相変わらずそっけないなー、ベックは」

「すまねぇなそっけなくて」

そういって笑うベック。

たったそれだけのことなのに本当に様になる。

はぁー、かっこいいー…。

また見とれていると、頼んだ酒が来た。

「お待たせしました。」

「おっ!来た!ありがとうございます!」

「いえ、それではごゆっくり。」

スタッフさんが立ち去る。

「よしベック!乾杯しようぜ!」

「あぁ。俺にも酒を注いでくれるか?」

「おいおい客に注がせるんじゃねぇよ」

「すまねえな」

そうはいうがまんざらでもない俺。

基本ベックは人から注がれるのを好まない。

それなのに俺には任せてくれる。

そんな小さなことだが、俺はそれが心底嬉しい。

「?なんだか今日はえらくご機嫌だな?」

「んー?そうかー?」

「たぶんベックと居るからだな!」

「ははっ、そりゃあどうも」

そうして静かに乾杯する。

俺はこの瞬間が一番好きだ。

何でかって?

ベックの大人っぽさが際立つからだよ!

グラスを傾け、静かながらも豪快に飲み干す。

たったそれだけのことなのにぐっと色気が増す。

ほんとにどうなってんだ。

やはりこいつは俺を惚れさせる天才なのかもしれない。

「あ!そうだベック!今日このあと…」

「あーいたぁ!ベックマーン!」

俺がアフターに誘おうと声をかけようとしたその時。

ベックの後ろから女が現れた。


金髪のよく似合う美女が。


「…お前か…」

「もう、探したのよー?」

「おい、俺は今仕事中だ。」

どうやらベックの知り合いらしい。

しかも口調からしてかなり親しい。


どくんっ。


…な、なんだ、いきなり…?

胸が、苦しい。

「仕方ないでしょ?私も来たくて来たわけじゃないの!」

「じゃあなんで来たんだ。」

やめろ、やめてくれ。

そんな風に話さないでくれ。

ベックが、俺には向けたことのない、優しい目をしている。

嫌だ、嫌だ。

そんなベックは見たくない。

「言わなきゃいけないことがあるの!」

「だからちょっと来て!」

「…はー、分かった」

「すまねぇシャンクス、少し席外す。」


え、な、んで…

俺と今飲んでるだろ…?

それなのになんで女なんかと…


「…わかった!でも早く戻って来いよー?」

「あぁ」

そういって女とどこかへ行く。



「…ははっ…」


分かってた。

俺のこの気持ちは報われないって。

ベックが振り向いてくれることはないって。

だけどやっぱり諦められなくて。

どうしても結ばれたくて。

通い続ければいつかはと、そう願って。


でも。


「…やっぱり、こんな男よりかわいい女の子のほうがいいよなぁ…」

「…っ、ベック…っ!」

どうしよう、涙が全然止まらねぇ。

さっきまでの幸せな気持ちから一転、地獄に突き落とされた気分だ。

こんなに胸が苦しいのに、ベックは気づかない。




…もう、いいか。

なんだか疲れちまった。

どうせはぐらかされるだけだったしな!

それによく思うと意地でやってたところもあるし!

「…そうだな…」

いい機会だ。

これをきっかけに終わりにしよう。

ここへ来るのも、ベックへの恋心も。

そのほうがきっと、ベックのためにもなる。

俺のエゴに付き合わせるわけにはいかねぇ。



「…じゃあな、ベック…」





その日から俺がベックのもとに通うことはなくなった。








はい、どうでしたでしょうか。

なんかシャンクスの感情の変化が激しすぎましたね。

ちょっとメンヘラっぽくなってたし。

すみません…。


副シャン見るのは大好きなんですけど、自分で書くとなるとうまくできなくて…。

うーん…。もっと研究が必要なようだ。


あ!次回はベック目線から始まりますのでお楽しみに!

いやぁ、どうなるんでしょうねー。

乞うご期待。


それでは今回も読んでくださりありがとうございました!

よかったらフォロー、♡、コメントなどよろしくお願いします!

またお会いしましょう!

ばいばい👋

あなたの心を私にください。

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コメント

1

ユーザー

ホ、ホスト…!!!あまり見ないのでめっちゃ嬉しいです😭💗すぐ嫉妬しちゃうシャン可愛いです…絶対両片想いですよねこれ!?✨✨次も凄く楽しみです!!🥹

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