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コメント
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続きを、続きを恵んでください⸝⸝ʚ̴̶̷̆_ʚ̴̶̷̆⸝⸝ もっと色んな人に読んで欲しい
あの人…男性は流石に驚きました🫢途中まで心痛かったんですけどベックの告白によって全て解消(?)されました…🥹💕最高です、次も楽しみです〜!
こんにちは、みじんこです。
いやぁ、まったく案が思いつかなくて遅れました。
申し訳ない。
それとコメントもいただいていてすごく嬉しかったです!
ありがとうございます!
何回か言ったんですけど、自分、パソコンで書いてるので、見るのはできるんですけど、
返信ができないんですよ…
なので返せなくてすみません🙇
どうか嫌いにならないで…(切実に)
でもありがたく読ませていただいてるので、よかったらこれからもアドバイスとかリクエストとかなんでもいいんで書いてくださるとうれしいです😊
それでは見苦しい言い訳はこれくらいにして、さっそく行きましょう。
腐が苦手な方や地雷の方はお帰りください。
大丈夫だぜ!という方のみお進みください。
おかしい。
あれだけ来ていたシャンクスが全く来なくなった。
最初は忙しいのかと思っていたが、ここまで来ないとなるとさすがに心配になる。
なにかあったのだろうか。
非番の今日、タバコを吸いながら考える。
「…はーっ…」
思えばあの時から少しおかしかった。
俺が最後にシャンクスと会ったあの日。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「また来たのか、シャンクス」
指名が入ったのでフロアに行くと、やはりアイツが来ていた。
「!ベック!」
そう嬉しそうに笑う赤い髪のよく似合う男、シャンクス。
どうやら俺に惚れたようで最近ここに通い詰めている。
まぁ、ありがたいもんだ。
俺が席に着くとにこにこしながら何を頼むか聞いてくる。
好きなもんでいいと言われたが、正直こいつと飲めるんならなんでもいい。
そう思い、なんでもいいというと不服そうにこちらを見つめてくる。
「アンタのために言ってるんだ」
「金は大事にするもんだぜ?」
からかいと気遣いをこめて伝えると、少し苦々しそうながらもはにかむシャンクス。
俺はそんな顔を見てひそかにほほ笑む。
俺は最近、こいつのことが気になり始めている。
最初はこいつの勢いに戸惑ったが、俺が何回断ろうともあきらめずに通うひたむきさに、
段々と興味をひかれた。
きっと俺はこいつとの根競べに負けたんだろう。
だが俺は、素直になることができなかった。
告白してきたりアフターに誘ったりとあからさまなアプローチを受けながらも、適当に流してきた。
まぁ、好きな子はいじめたくなるってやつだ。
我ながらガキだと思うが、どうしてもやめられなかった。
こいつは俺以外見ないだろうと高をくくって。
だからだろう、俺がアイツの異変に気づけなかったのは。
「少し席を外してもいいか?」
話があるといわれたので、シャンクスに尋ねた。
すぐに戻るつもりだったし、このくらい許してくれるだろう。
そう思って。
だが、俺がそういうとなぜだかひどく悲しそうな顔をした。
いつもは見ない表情を見て一瞬戸惑う。
しかし、そんなことはなかったかのようにすぐに笑顔で送り出される。
なんだか引っかかるが、俺はお言葉に甘えて席を立った。
そして戻ると、アイツはいなくなっていた。
やはりわからない。
なぜアイツはいきなり帰ったりなんかしたのだろうか…。
実は俺のことが好きじゃなくなっていた?
…いや、それはない。
あの日も告白された。
断ったが、別にいつもと何ら変わりない。
なら何か、気に食わないことがあった?
俺が席を外しすぎたのだろうか。
だが、アイツはそんなことで怒るような奴じゃ…
考えれば考えるほどわからなくなる。
「…タバコねぇじゃねぇか」
いつのまにか吸い尽くしてしまったらしい。
空箱を手にして舌打ちをこぼす。
仕方ない、気分転換にコンビニにでも行くか。
軽く身だしなみを整え、外に出る。
そして、その時は突然訪れた。
コンビニで無事にタバコを買い終え、家に帰ろうと店を出ようとする。
すると。
どんっ。
「ぅおっ…」
「ん…すまねぇ」
「あ、いや、こちらこそ…?!」
「…?!シャンクス?!」
そこにはここ最近俺を悩ませた男、シャンクスがいた。
「っ…」
「あ、おい!」
俺と目を合わせるといきなり走り出した。
なぜ逃げるんだ?
久しぶりに会えたことへの喜びと、逃げられたことへの悲しみが頭の中でぐるぐると回る。
それよりもアイツを捕まえなければ。
俺は急いで追いかけ、なんとか腕を捕まえる。
「っ!離せよっ!」
「なんで逃げるんだ」
「関係ないだろ!もうお前とは会いたくねぇんだ!」
「なんでだ?」
「お前が好きじゃなくなったからだよ!」
「彼女がいるならいるで言ってくれればよかったのに!」
「さんざん俺のことフッたくせに今更なんだよ!」
「…は?」
何を言っているんだ?
彼女なんか俺にはいない。
こいつの言ってることの意味が分からなくて混乱する。
どうやらなにか勘違いしているらしい。
「…シャンクス、いったん俺の家へ来い」
「?!なんで…っ」
「いいから」
抵抗するシャンクスを連れて何とか家にたどり着いた。
逃げないように鍵を閉め、腕を解放してやる。
「…なんなんだよ!」
「さっきの話の続きだが、俺に彼女がいるってのはどういうことだ?」
「っ…、とぼけてんじゃねぇよ…」
「あの日、お前の所に来たじゃねぇか、金髪のきれいな美女が」
「?美女…?」
「それでお前一緒に裏に話に言ったろ、俺を置いて」
「…待てシャンクス、そいつは…」
やはりこいつは大きな勘違いをしているらしい。
あいつはそんなんじゃない。あいつは。
誤解を解こうと口を開きかける。
すると。
「っ…」
いきなりシャンクスが泣きだした。
「?!」
「なんなんだよぉ…」
「ベックのためにも諦めるって決めたのに…」
「邪魔にならねぇように行かないようにしてたのに…」
「なんで今更…」
「シャンクス…」
どうやら俺は、知らないうちにこいつを追い詰めていたみたいだ。
こいつは俺にフラれ続けて傷ついて、不安だったんだろう。
そんな簡単なことにも気づかずに俺は、ガキみたいなことを繰り返して…。
一気に罪悪感がわいてくる。
「うっ…、俺、やっぱ、ベックが好きだ…」
「ごめんな…、でもどうしても、お前がいいんだ…」
こんな状況にも関わらず、愛しさがこみあげてくる。
ごめんな、今まで。
そう気持ちを込めてシャンクスを抱き寄せる。
「ベ、ック…?」
「シャンクス、好きだ」
なぜ今まで言えなかったのか不思議なくらい、するりと出た本音。
よほど驚いたのか、ピタリと涙が止まった。
「え、でも、お前には彼女が…」
「何を勘違いしてんのか知らねぇが、俺には彼女なんかいねぇ」
「じゃ、あの女の人は…」
「あいつは俺の知り合いで、オーナーの息子だ」
「え…?」
「あいつは女じゃねぇ、男だ」
そう、こいつが女だと思ってたやつは、れっきとした男だ。
俺は慣れてて女になんざ見えないが、確かに、
始めてみるシャンクスにとっては女に見えたのだろう。
だから勘違いした。
俺の彼女だと。
「そ、そうだったのか…」
「あぁ、だから俺には今、おまえしかいねぇ」
「で、でも!俺の告白さんざん断ってたじゃねえか!」
「それはまぁあれだ、好きな子はいじめたくなるって言うだろ?」
「は?!なんだよそれ!」
「…すまない、ずっと傷つけて」
「だがこの気持ちに嘘はねぇ、本当にずっと好きだったんだ」
「ベック…」
今更かもしれないが、ずっと思っていたことを伝える。
こいつがまた、不安になって逃げないように。
「だから、虫がいいかもしれないが」
「シャンクス、俺と付き合ってくれないか?」
「…――」
はい、いいところですが切りたいと思います。
え?なんでかって?
そりゃあこのあと…ね?
このままその場面に入っちゃうと長くなるし、自分もたっぷり書きたいんでね。
いいとこだけど切っちゃいます。
まぁ、お楽しみお待ちくださいな!
ふふふふふ。
どういう感じにしてやろうか、楽しみですね♪
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!
ばいばい👋