10話 「テスト」
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月曜日 朝
しに「あ!ぺいんとさん!!おはようございます」
『しにがみ、おはよ』
しに「ぺいんとさん!ぺいんとさん!」
『なに?』
しに「テス勉しましたか?」
『は?』
『え、今日テストだっけ?』
しに「え、今日からじゃなかったですか?」
『うそ、、だろ?全く勉強してないわ』
ポン
しに「補習、一緒に頑張りましょう」
『嘘だああああああああぁぁぁ!!!!!』
『ちなみに今日はなんの教科?』
しに「今日は 国・社・英 ですね」
『うわっ、、、てかなんでテスト期間なのに遊んだんだよ』
しに「だってぇ、ともさぁん、その日しかぁ、遊べないってぇ」
『きもっ』
しに「きもっはシプルに傷つく」
『じゃあ、なんて言えばいいんだよ』
しに「やばっとか?」
『変わんねぇじゃねぇかよ』
とも「あ!しにーとぺんちゃん!」
しに「ともさん!!おはようございます!」
『おはよぉ』
とも「ぺんちゃんめっちゃ眠そうww」
しに「ねね!ともさん!テス勉しましたか?」
とも「んー、全然できてないかも」
『とかいっつも言ってるけどいっつも高得点じゃないですか』
『一緒に補習、しませんか?』
しに「うんうん、ともさんもどうですか?」
とも「えっ!2人ともそんなに勉強してないの?」
「〜〜ーー!」
そんな会話をしながら学校に向かった
しに「おはようございますぅ」
『おはよ』
ともさんとバイバイして自分たちの教室に入る
いつものように席について外を眺めるつもりだった
今日はテスト
ちょっとでも点を取れるように勉強をする
隣を見れば教科書をぱらぱらぁとみているしにがみ
あいつ絶対勉強する気ないじゃん
そう思いながら
少しでも補習を逃れるために得意な教科の点を伸ばして
補習の時間を減らす努力しようと教科書を見つめた
キーンコーンカーンコーン
らだ「おーいおまえらー席つけー」
チャイムと同時に教室に入ってくる先生
あぁ、テストが始まる
テストの前にホームルームだけど
てか補習、らっだぁ先生教えてくれるのかな?
いや、流石に無いか
テスト嫌だあああああああああ!!
キーンコーンカーンコーン
らだ「よーし!ホームルーム終わり!テスト頑張れよー」
『あー、テストとかむりぃ』
しに「なんでテストなんかあるんですかね?」
『それな』
しに「あ!ぺいんとさん!テスト期間終わったら2人で遊びませんか?」
『また遊ぶの?ともさんいなくていいの?』
しに「2人がいいんです!ちょっと相談事とかあったので、、、ダメでしたか?」
『いや、全然大丈夫だけど』
しに「やった!!じゃあテスト頑張りましょ!!」
『よく月曜から元気でるよな、すげーわ』
1時間目 数学
うわー、わかんねぇ
これ絶対赤点だわ
こんなの無理無理
しにがみどうせ寝てるな
あいつ始めから諦めてそうだったし
俺も諦めようかなぁ
でもこれでしにがみより点低かったらやだわ
ギリギリまで粘るか
は?なんだよこの問題
意味わかんねーわ
2時間目 英語
英語とか無理ーーーー
なんて書いてんだ?これ
読めん読めん無理無理
これもしにがみ寝るだろうなー
らっだぁ先生今にやってんだろ
だらけてんのかなぁ
いいなぁ俺もだらけたいわ
これも赤点だな
もうわかんねぇから先生のこと考えとこ
3時間目 理科
今日はこれでテスト終わりだぞぉぉ!!!
あとちょっと
理科はいける
まぁギリギリな気がするけど
何となくで書いとくか
補習やだなぁ
テストとかガチやる意味なに?
次のテストはちゃんと頑張ろ
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次回「昼休み」
コメント
9件
待ってましたぁ!
今回早めに投稿されて嬉しみ。 テスト🖕