ステ『あ!リアムさん!』
ステ『お帰りなさい!』
リ『ステイサム君、ただいま。』
ステ『今日は早いね!』
リ『おう、今日は特別な日だからな、!』
ステ『とくべつ…?』
俺は手にしていた紙袋の中から、
可愛くラッピングされた大きな袋を取り出した
リ『ステイサム君…』
リ『誕生日おめでとう、!』
ステ『ええっ⁉︎』
ステ『こ…これ、おれに?』
リ『おう、そうだ。』
ステイサム君は両手でプレゼンを受け取ると、驚いたように驚いたように目をパチパチさせている
リ『今日で11歳だな、!』
ステ『そっか…今日だっけ…、』
ステ『…ありがとう、リアムさん、!』
嬉しそうに笑うステイサム君の様子を見て、俺も嬉しくなる
リ『さぁ、ご飯を作ろうか、何が食べたい?』
リ『ステイサム君の好きなもの作ってやるぞ。』
ステ『じゃあ…おれ、ハンバーグが食べたいな。』
リ『わかった、』
リ『あ、あと、今日は何でも言うこと聞いてあげるぞ?』
リ『誕生日だからな、!何かして欲しい事はあるか?』
ステ『なんでも…?本当に…?』
リ『おう、』
ステ『本当に本当?』
リ『もちろんだ、!』
ステ『じゃあおれ…、』
ジャラッ【鎖の音】
ステ『外に…出たいなッ…、』ニコッ
リ『………、』
リ『……は?』
ステ『ぁ、ご、ごめんなさいッ、!』
ステ『う、嘘だよ…?』ビクッ
ステ『ご、ごめんね、リアムさん…』
リ『………、』
ステ『あのッ…』
リ『………、』
バチンッ【リアムがステイサムの顔を殴る】
ステ『い゛…ッ!』
ステ『ごめ…ごめんなさい…!』
ステ『外になんか出たく無いよ…、』
ステ『ほんとだよ…、!』
ステ『ごめんなさい…ごめんなさい…』
ステ『だいすきだよッ、!リアムさん、』
ステ『だから…』
ステ『だから、痛い事しないでッ…?』ポロポロポロポロッ
リ『………、』
リ『………♡』
リ『…おう、』
リ『俺も大好きだよ、』
リ『ステイサム君♡』
ステ『ッ………、』ポロポロッ
ステ『うんッ…、ありがとう…ッ、』ポロポロッ
ステ『ッ………、』
ステ『だいじょうぶッ…だいじょッ…、』
ステ『ッ………、』
ステ『もういやだッ…、』ポロポロッ
ステ『だれかたすけてッッ…、』ポロポロッ
ステ『おれのそばにはッ、』ポロポロッ
ステ『悪魔がいるッッ、!』ポロポロッ
ステ『おうちにかえしてッッ…、!』ポロポロッ
ステ『うぅッッ……、』ポロポロッ
ステ『お父さん、お母さん…ッッ』ポロポロッ
ステ『スティーブッッ…、!』ポロポロッ
行方不明
名前、ステイサム
年齢、11歳
性別、男の子
特徴、黒髪の長髪目で茶色い目の黒いパーカーを着ている明るい男の子
何か小さな事でもいいので情報があれば是非警察に連絡下さい。
リ『………、』
リ『…あ〜あ、』
リ『またやってんな、このニュース。』
リ『…そろそろ、』
リ『”また”引っ越すか…、』
リ『………、』
リ『ハハッ…、』
リ『誰が返すかよバーカ…w』
リ『アハハハッ…w』
リ『………、』
リ『…大好きだよ、』
リ『ステイサム♡』
最終回 END4『大好き(?)』
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