TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君の笑顔を本物に

一覧ページ

「君の笑顔を本物に」のメインビジュアル

君の笑顔を本物に

5 - 仲直り

♥

800

2024年06月01日

シェアするシェアする
報告する

続きです

どうぞ!

⚠太中⚠

⚠暴力表現⚠

⚠リスカ⚠


太宰 「中也に触るなッ!!」

僕は無意識に中也を抱きしめた。

中也 「ぉ…さむ……?」

遠目からではわからなかったが中也の躰はガタガタと震えていた。

太宰 「ッ…!」

なにが何もしてくれないだよ…

中也は今まで僕の為にずっと行動してたんじゃないかッ!!

先輩 「なんだ?お前…」

太宰 「僕の名前は太宰治だよ、この子が自分を犠牲にして守っていた人物だよ」

先輩 「そうかよ、じゃあそこどけ」

太宰 「退くわけないじゃないか…」

そう言うと僕は中也を抱えて保健室へ向かった。




中也 「おさ……太宰下ろしてくれ…」

太宰 「……」

中也 「太宰?」

僕は決めたのだ…

中也が僕の名前を呼ぶまで僕は返事をしてやらないと。

そして、願いも聞いてあげない。

太宰 「帰るよ…」

中也 「なんで!?やだよ…帰ったら……俺は…」

太宰 「?」

中也の躰はまたガタガタと震え始めた。

太宰 「(はぁ…これはダメだな……)」

太宰 「じゃあ帰らないであげるから、保健室だけでも行こ?」

僕が優しく声をかけると中也は何故か不思議なものを見るかのような目をして僕のことを眺めた。

太宰 「中也?」

中也 「あ…うん……」



保健室に着いてからは僕と中也は教室に戻る気などは無く、保健室の大きめの机で各自自習をし始めた。

そして先生が生徒の首席確認に行くと言って保健室を出ていった。

太宰 「(今がチャンスか……)」

太宰 「中也、脱いで」

中也 「は……?なんでだよ…」

太宰 「消毒しなきゃ化膿してもっと酷いことに…」

中也 「…いんだよ」

太宰 「は?」

中也は僕が怒っているのがわかったのか、少し怯えながら言葉を続けた。

中也 「お…お前も見ただろ?俺の躰……」

中也 「もう、俺の躰は手遅れなんだよ…今更消毒しようが傷の跡は残るし……」

確かに昨日見た中也の躰には古傷が沢山あった。

でも……

太宰 「それでも新しい傷が残らないために…」

中也 「だからもういいんだってッ!!」

僕は中也が弱いから怒ることなどないと思っていた。

だから中也が声を荒げた瞬間に少しビクついてしまった。

中也 「なんでそんなに俺のことが知りたいのかわからないが、知りたいなら教えてやるよ!」

中也 「俺は昔から孤児院を出ては戻されてを繰り返してた、理由は簡単だ…」

中也 「俺の反応に飽きたり、思ってたのと違うという理由だった。」

太宰 「反応に飽きる?」

中也 「…俺はよく男に引き取られてた……」

そこまで中也が言って僕は全てを察した。

中也 「俺は引き取られたら毎日のように酷く抱かれてたんだよ……」

過去を語る中也の瞳は何も見ていなかった。

中也 「引き取られたらずっと性処理をするだけ、ストレス発散する為に毎日酷く俺を抱いて、毎日暴力をふるってくる…」

そこまで聞いて僕は中也に駆け寄って強く抱きしめた。

中也 「?…おい……何して…」

太宰 「ごめん……」

中也 「お前が謝ることじゃねぇよ……」

中也は強がっているが躰は小刻みに震えていた。

きっと、今になってもトラウマになって昔のことを思い出すだけで情緒が可笑しくなってしまうんだ。

過呼吸になるのを必死に抑えて、震えを止めようとしている。

太宰 「ねぇ、中也……僕さ中也と仲直りしたい…」

中也 「仲直り?」

太宰 「僕は昔中也に酷いことを言って中也を突き放した、僕から近ずいたのに……」

太宰 「中也は許してくれないかもしれない…でも、僕は中也を大切にしたい!今までのこと本当にごめんね……」

僕が顔を歪めながら謝っていたら中也の目が大きく見開かれていった。

そして、中也の蒼い瞳に涙が溜まっていった。

太宰 「え、あ、中也…?」

中也 「いや、違くてこれは…その……」

中也は俯いて、泣いているのを隠すような形になってしまった。

中也 「俺…太宰が……」

太宰 「中也、僕は治って呼んでって言ったはずなんだけど……」

中也 「……俺が治になにかしちゃったんだって思ってたから…だから、謝ることねぇよ……」

太宰 「!」

中也 「俺が悪いと思ってたから……」

太宰 「じゃあ許してくれるってこと!?」

中也 「……コクッ」

太宰 「~~~~~♡」

なんで可愛らしいのだろうか…

きっとこの世に存在する言葉だけでは言い表せないくらい中也は美しく、可愛らしかった。

太宰 「中也…」

中也 「?」

もうこの気持ちに気がついてしまっては中也の1つ1つの行動が愛おしくなってしまう。

太宰 「今度は僕が中也を守ってあげる」

中也の瞳は大きく見開かれそれから

中也 「おう!」

と笑顔で言ってくれた。



今回はここまでです。

次回をお楽しみに!!


君の笑顔を本物に

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

800

コメント

4

ユーザー

最っ高ぅぅぅぅぅぅぅぅ!

ユーザー

仲直り出来て良かったです!!!! 太中はこのまま幸せで… 中也を抱いたり殴ったやつは許しませんですけどね((

ユーザー

仲直りできてよかったね! 太宰さん、中也を頑張って守ってね!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚