テラーノベル
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夜を統べる君の配下に置かれた話
「ここが俺の店。そして…
今日からお前が働くとこだよ。」
いやでっっっっっか。
なんだよここ、ホワイトハウス???
ほんっとーにでかい。
「ここが…店??」
「そーだよ。俺のじいちゃんがつくった。」
「おっきくない??」
「いや言ったじゃんw
この二番街で一番大きいよって。」
「いやいってたけど…
正直ここまでとは思ってなかった。」
「だろ?w
あ、看板読める??」
「よめるわ!!!
あか、つきよるや?でしょ。」
「読めてねーじゃんw。赤月夜屋(あかづきよや)な?」
ほぼあっとるやんけ💢
細かいやつだ、とか思ってるとあいつは中に入っていった。
え、私置いてけぼり?外で待ち?
「はやくはいってこいよ!」
少し遠くから声がする。
いやいや、勝手に入ったら不法侵入だろうが、先に言っとけよ!と思ったが、ここには詐欺も脅しも関係ないしな、と考え直し、中に入る。
やっぱり、という表現が正しいのか分からないが、中も広かった。
すぐ入ったところの中央には、小上がりがあって、そこから四方八方の廊下につながっている。あいつによると、この造りが4階分あるらしい…。でけぇ。
そして、人もたくさんいた。
みんなさっき街でみていた着物よりも豪華なものを身に着けている人が多い。
あいつの後ろにつきながら、周りをきょろきょろ見渡していると、
「あぁっ!!やっと帰ってきた!!」
突然、後ろのふすまを開けた音と共に、可愛い声が聞こえた。
「はぁっ!?おい!客の相手してる途中じゃないよな?! rn!!」
rn、とよばれた水色の髪の少女はほっぺをふくらませて、
「そんなことしないですから〜!!
yaくんっ!!」
と、少し怒ったような声で言った。
「とかなんとか適当いって…。お前、1回あの
人が来たとき仕事すっぽかしたろ。
あと、ここでは楼主って呼べ!」
「別にいーじゃないですか、ケチ。
それに、その件はしょうがないじゃない
ですか!!
rnのお友達のほうが大切です!!」
「また、そんなことばっかいいやがって…。
仕事出来るからいいけどな。お前、これで
仕事できてなかったらとっくにクビだぞ。」
「そんなこと知りません〜。それより、
次はいつ来るんですか!!er……。」
話についてけない……。
すると、急に言葉が止まったかと思うと、水色の子がこっちを見ながら、だんだん近寄ってきて、
「あっ、おい!!」
あいつが止めたけど遅かった。
手をぎゅっとにぎられて、
「め〜っちゃ可愛い!!誰ですか、この子!」
私!?!?
急に握られてびっくりしてると、
「はぁぁ〜、だからrnには見せたくなかった
んだよ。こいつなんかに見惚れて仕事放棄
すんなよ?」
こいつなんかって…。
つくづく失礼だなあんたは。
「しません!!!で!この子は誰ですか!!」
「こいつの名前は、…………」
「この子の名前は……??」
「……おいお前……自己紹介しろ」
そうじゃん、私名前言ってないわ。
けど、毎回なんで上から目線なんだよ…。
「ちょっとぉ!?yaくんがつれてきたんじゃ
ないの!?なんで名前知らないの!!」
「しょーがないだろ。連れてくんので精一杯
なの。ほら、名前言えって。」
「………。夕橙et。」
「et!!素敵な名前です!!etちゃんって呼
びますね!!!
いや〜、ほんっと可愛い〜♪」
「え〜っと、r、rnさん??」
「はい!rnさんです!!でも!rnのことは呼
びすてがいいなぁ〜?」
「…rn?」
「はい!!✨️」
可愛い…。あいつとは大違いだ…。
「仲良くなるのはぇーわ。こいつ。
ほら、こっちこいよ。ここについて説明す
るからよ。et。」
「えぇっ!?rnのetちゃん連れてかないで!」
「こうなるから会わせたくなかったんだよ…
。ほら行くぞ。」
「うわっ!?」
そういって、また手首をぐいっと引っ張られて、こんどは奥に連れてかれた。
#えとさん愛され
コメント
1件
みぅ🤍🥀です📖 4話読了…「赤月夜屋」ってすごい店だね!中入ってからの広さとか造りの描写で一気に世界観に入り込めたよ。 rnちゃんがめっちゃ可愛くて「etちゃん!」って呼んで手を握るところ、一瞬で仲良くなれてほっこりした🧸💕 あいつ(楼主)のツンデレっぽい口調と、主人公のツッコミ心のバランスが絶妙で楽しかった!次も読みたいです✨