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エネアと魔族たちは三層の深部に到達した。そこには奇妙な静寂が漂い、周囲の岩壁には無数の彫像が並んでいる。それらは全て、かつてメドゥーサの呪いによって石化された冒険者や魔物たちだった。


「気をつけて。メドゥーサは石化の視線と毒の矢を操る。この層で最も厄介な敵だ」と、魔族のリーダーが低い声で警告する。


エネアは短剣を握りしめながら周囲を見渡した。「石化の視線…目を合わせたら終わり、ってことだね。でも、ここまで来たんだ。絶対に負けない!」


彼女が気を引き締めた瞬間、洞窟の奥から低い笑い声が響いた。霧の中から現れたのは、蛇のようにうごめく髪と冷たい瞳を持つメドゥーサだった。その目は青白く光り、見る者を石に変える力を宿している。


「また新しい挑戦者が来たのね。でも、みんな石の彫像になる運命よ」

メドゥーサの冷たい声が洞窟内に響き渡ると同時に、彼女は鋭い毒の矢を放ってきた。


エネアと魔族たちは矢を避けながら、メドゥーサの視線を直視しないよう細心の注意を払った。弱気そうな魔族の一人が素早く動き、闇の魔法を使ってエネアに周囲を探知できる力を与える。


「視線に注意しろ。目を合わせたら終わりだ」と強気そうな魔族が声を飛ばした。


「了解!」エネアは素早く応じ、鏡の欠片を取り出して反射的に周囲を見渡す。これは、二層で拾った小道具だ。


一方で、魔族たちはそれぞれの役割を果たしていた。一人は防御壁を張り、もう一人は火の魔法でメドゥーサの矢を焼き払う。だが、メドゥーサは素早い動きで翻弄しながら毒矢を次々と放ち、攻撃をかわす彼らを追い詰めていく。


「これじゃあ、持久戦になっちゃう!」エネアが焦りを口にする。



「エネア僕たちが陽動します!君は隙をついて接近戦を仕掛けてください!」

弱気そうな魔族がそう叫ぶと、彼らは一斉に分散し、メドゥーサを囲む形で攻撃を仕掛け始めた。


火の魔法がメドゥーサの髪を焼き払い、闇の魔法が視界を遮る。メドゥーサは苛立ちの声を上げるが、その矢は魔族たちの防御魔法に弾かれる。


「今だ!」

エリナは魔族たちの作った隙を突き、メドゥーサの背後に回り込む。しかし、メドゥーサはすぐにエリナの存在を察知し、振り返ろうとする。


「くっ…!」エリナは視線を避けながら、持っていた鏡の欠片をメドゥーサの顔に向けて突き出した。



メドゥーサは自分の姿が鏡に映るのを見た瞬間、怯んだ。「その手は効かないわ!」と叫びながら矢を放とうとしたが、その動きは一瞬だけ遅れた。その隙を逃さず、強気そうな魔族が強力な光魔法を放ち、メドゥーサの動きを止める。


「今しかない!」


エネアは跳躍し、全力で短剣を振り下ろした。それはメドゥーサの心臓に深々と突き刺さり、彼女の体から毒の霧が吹き出す。


「これで終わりよ!」


メドゥーサは悲鳴を上げ、その体は徐々に崩れ落ち、最後にはただの石の塊となった。


戦いの後


静寂が戻った洞窟で、エネアは短剣をゆっくりと鞘に収めた。息を整えながら魔族たちを見渡すと、彼らも疲れた表情を浮かべていたが、無事だった。


「みんな、ありがとう。あなたたちがいなかったら絶対に勝てなかった」


エネアは感謝の気持ちを込めて微笑むと、強気そうな魔族が穏やかに頷いた。


「いや、あんたの勇気と知恵がなければ、俺たちはあの視線にやられていただろう。本当に見事だったよ」


エリナと魔族たちは互いに感謝を伝え合いながら、次の層に進む決意を新たにした。メドゥーサとの戦いは厳しかったが、それはチームワークと信頼の強さを示すものだった。

「あ…これ…。ドロップアイテム…?」

確かメドゥーサのドロップアイテムは死者を蘇生させる回復薬と殆どの魔物が飲むと一撃で死んでしまう猛毒だったはず…。

「垢抜けには使えないね…」

一応鞄に入れておこう…。

「あの…、こっちに落ちてるのは使わないのですか?」

魔族達が顔色悪く私の手のひらに差し出して来たものは…。カラコンだった。

どう見ても。カラコンだった。

落ちてた物を使うの怖いなー。ご都合主義で丁寧にケースまでついてるし。

まあ、激安サイトのカラコンつけても目が痛くなったこと無いし…行けるはず…!


「あの、これつけてみてもいい?」

「…。使い方は分からないが、大丈夫か?」

「大丈夫です!」

エネアはカラコンを入れても目が痛くならず、むしろ視力が良くなって、可愛らしい目を手に入れたのだった。

これで、鋭い目付きは改善することが出来た!

最高だ…!

彼らは次なる試練に向けて一歩踏み出したのだった。



「…か、かわ…いえ、何でも無いです!」

「…。…!おい、しっかりしろ!見守るんだろ!死ぬな!」

え?二人とも大丈夫?

エネアは探究心と精神力とクラスにいたら、そこそこモテるくらいの美貌を手に入れた!


「それにしても、目に落ちてた物を入れてはいけませんよ!」

「…?失明したって、回復薬もあるし、二人

もいるし、大丈夫だよ。」

その言葉を言われて若干、魔族達は許しそうになったが、エネアを説教したのだった。

「一応、回復魔法かけときますからね。」

「ありがとう!」

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